リアル書店とネット通販との共存を実現　今井書店の公式会員アプリ「BookStore」にてEC(通販）機能・ポイントチャージ機能をリリース

株式会社今井書店グループ
BookStoreアプリのオンライン書店機能、ポイントチャージ機能を、8月5日より提供開始。

【BookStoreアプリ】ネットショップ機能・チャージ機能　今夏リリース！

BookStoreアプリダウンロード

山陰地域を中心に書店事業を展開する株式会社今井書店（本社：島根県松江市殿町、代表取締役社長 舟木徹、以下「当社」）は、当社公式の書店ポイントアプリ「BookStore」にて、株式会社トーハンが運営する「オンライン書店　e-hon」と連携したEC(通販）機能、株式会社PockectChangeと共同開発した、ポイントチャージ機能を8月5日にリリースいたします。EC（通販）機能の追加により、商品の在庫検索、注文、自宅発送までをワンストップで行い、お客様の利便性をより高く、よりお得に本をお買い求めいただくことを実現します。また、ポイントチャージ機能は、予めチャージしたポイントで決済を行うことができ、キャッシュレスでスムーズな決済を可能にします。

■オンライン書店 e-hon

今井書店公式アプリ「BookStore」展開開始4か月で6.7万ダウンロードを突破
今回リリースするEC（通販）機能、ポイントチャージ機能の基盤となる今井書店公式ポイントアプリ「BookStore」は、4月のリリース開始時から約1か月で3万ダウンロードを突破し、8月1日現在では6.7万ダウンロードを突破しました。同アプリの会員登録者数は5.5万人に上ります。これは、山陰地域の人口約120万人のうち、約５％がアプリを利用している計算になります。リリース後の短期間でアプリ利用者をこれほど急速に獲得できたことには、長らく当社が運営してきた会員基盤が大きな影響力をもっていると考えます。
当社の会員基盤はBookStoreアプリの前身である「今井書店カード」サービスにより培われてきました。当社では、今井書店カードによるポイントサービスを2003年より開始し、約20年間行ってきました。「今井書店カード」の会員登録者数は、累計で約50万人に上ります。
これまでリアル書店の良さを中心に展開してきた当社が、リアル書店とネット書店の良さを合わせてお客様に提供できる、複合的な小売を目指すうえで、BookStoreアプリの追加機能としてリリースするEC(通販）機能は意義のあるものと考えております。
EC（通販）機能追加の背景：お客様の声「なぜ何回も来んといけんのだ」
商品の「在庫検索」サービスについてはこれまでも、今井書店店頭で提供しており、お店に在庫がない場合、商品の客注・取り置きサービスをレジで行ってきました。レジでの注文の場合は商品がお店に届いた後、商品の受けとりのためにお客様には再度来店していただく手間が生じます。
遠方からわざわざ足を運んで下さるお客様に対し、ご自宅まで本をお届けしたいのはやまやまですが、昨今の書店業界をめぐる状況はますます厳しく、配送に人材を割くことが困難な中で一人ひとりのお客様のご希望に添えない場面が多々ありました。
「よその通販なら早く本が手に入るけど、安心感のある今井書店で本を買いたい。」（70代 女性）
そういったお客様の兼ねてからの希望や、また、当社に関わらずリアル書店が抱えている、ネット通販とどのように差別化していくかといった葛藤を経て長年試行錯誤した結果、当社は株式会社トーハンと連携したEC（通販）機能を自社の会員サービスの母体となるBookStoreアプリにて実現する方向に舵を取りました。
今、全国で、書店ゼロの自治体は約27％にも上ります。無書店地帯（自治体）が増えていく中で、今井書店は山陰地域での出版流通の要となり、約150年間、地域とともに歩んできました。ネット通販や電子書籍が普及していく中でも、書店のない地域からわざわざ足を運んで下さる理由は、リアル書店でしか味わえない、本の装丁や質感、自ら手に取って本を購入するという購買体験を得ることにありますが、そこには、当社が150年間に渡り培ってきた地域の皆様との信頼関係も大いに影響しています。

新機能の特徴
この度実装する「BookStore」のEC（通販）機能は、お客様に今までよりさらに多くの選択肢を与えることができると考えます。お客様は、直接店舗に行かなくてもアプリでの在庫検索機能によって今井書店全店の在庫をいつでも確認できます。また店頭に在庫がない場合でも通販機能を使って本を注文し直接自宅まで発送することができるので、遠方の地域に住んでいるお客様の利便性が向上します。また、EC（通販）では他人に相談しづらい悩みを抱えた方についても本の購入がしやすいというメリットがあります。
当社にとっても、今まで限りのあった在庫、つまり「店舗」の販売面積を超えた販売を行うことができるということ、さらには、時間や場所にとらわれずお客様に本を購入していただく、ネット通販という、新たな売り場を提供できるという利点があります。
また、BookStoreアプリのポイントチャージ機能は、決済の利便性を高め、アプリを通じたお買い物をよりお得に楽しんで頂けるサービスです。QRコード式決済サービスに代表されるキャッシュレスでのお買い物を、会員サービスを提供する公式アプリに一本化することで、来店のきっかけをつくり、シームレスでより豊かな顧客体験につなげます。
そして、このチャージ機能のご利用で常時0.5％のポイント還元が受けられる点は既存のポイントサービスと連携した特典であり、店頭購入でチャージしたポイントを利用することでよりお得になります。
新規性・独自性
BookStoreアプリに、ポイントチャージを利用した決済システム、EC（通販）機能が加わったことにより、今までのオフラインの店舗での購入に加え、オンラインでの本の購入という選択肢が加わりました。どちらの購買にも会員ランクシステムが適用されるため、会員を基盤としたリアル書店とネット通販との共存が可能になりました。これによって、今井書店のサービスを使うことでお客様にとっての利便性をさらに向上させることができます。
また、一般的に自社でEC(通販）を行うということは集客が難しく、売上がたちづらいと考えられますが、当社はBookStoreアプリにて5万人以上の会員基盤を確保したうえで自社ECをリリースしました。これは、今井書店カード時代から培ってきた強固な顧客基盤を有する当社だからできる挑戦と考えております。
こうした、会員、ポイント、リアル書店を結び付け、購買活動をワンストップで行えるアプリサービスは山陰地域の書店の中では、その品質を含めてトップクラスであると自負しております。また、店舗を介さない自社でのEC（通販）を取り入れているという点においても、書店業界の中では稀有な試みであると考えます。

EC（通販）機能のご利用方法

1.ホーム画面を下部にスクロールして商品検索の画面へ

２．検索でヒットした商品をタップ

３．本の紹介ページから「カートに追加」をタップ

4.配送先住所など必要事項を入力し、購入画面へ。

EC（通販）機能の利用手順は、次の通りです。
１.BookStoreアプリを開き、ホーム画面を下部にスクロールして商品検索画面へ。
２.検索窓でお求めの本を検索し、ヒットした商品の一覧からお求めの本をタップします。
３.商品紹介ページから「カートに追加」をタップすると、ショッピングカートに入ります。
４.配送先住所など必要事項を入力し、購入画面へ。
５.ポイント残高、４.で入力した必要事項の確認を経て、購入を確定します。購入が確定次第、発送手続きが開始されます。
※お手持ちのスマートフォン（iphone,Android等の端末)にて利用可能です。
※EC（通販）機能は、ポイントチャージ機能との併用にてご利用いただけます。

■【BookStoreアプリ新機能】ポイントチャージ・ネットショップ機能のご利用方法

■【BookStoreアプリ新機能】詳細について

今後の展望
この度のEC（通販）機能、ポイントチャージ機能の追加は、リアル書店の良さとオンライン書店の良さをかけ合わせた当社のアプリサービスの取り組みの第一歩と考えております。現在、EC（通販）機能の支払い手段は、チャージ又はポイントでの決済にとどまっていますが、今後はクレジットカード等でのチャージも可能になり、さらには決済手段としてはより一般的なQRコード決済機能についても順次追加していく方向です。また、EC（通販）においては、CD・DVDなど商材の拡大や、地域特産品などの通販も視野にいれ、お客様のさらなる利便性を追求していく所存です。
今後、BookStoreの機能拡大についても順次進めていき、例えば、アプリを紹介した側とされた側がお互いに特典を受けられる機能（=友達紹介機能）や、EC（通販）であらかじめ商品の予約をし店頭で受けとるといったサービスを導入することでオンライン書店を起点としたリアル書店での購買促進を図ることができると考えております。
また、この度のEC（通販）機能リリースに伴い、ウェブルーミングのさらなる促進として、自社スタッフによる本のレコメンド機能等もアプリにて今後展開していき、お客様の本との出会いをより質の高いものにし、お客様のライフスタイルに寄り添う充実した顧客体験を提供していく所存です。

BookStoreアプリの入手

ダウンロード

※iOs, Android共通
■登録手順

株式会社今井書店とは
明治5年創業の株式会社今井書店は、鳥取県や島根県を中心とした山陰地方にて書籍・雑誌だけでなく、文具・雑貨・食品やカフェ等幅広く事業を展開する13店舗を運営。

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BookStoreアプリ　共同開発
株式会社光和コンピューター　（

）
株式会社ポケットチェンジ　　（

）
株式会社トーハン　(

)

株式会社今井書店 広報担当
pr_info@imaibooks.co.jp