「へイジー」とはクラフトビールの一種です。HAZY LABOのへイジーは、地道な研究により、「ヘイジーは新鮮なうちに飲むべき」というビール業界の常識を覆す「常温保管で徐々に味がよくなる常温熟成」を可能にしました!そんなヘイジーをより多くの人に楽しんでいただくために、ご支援よろしくお願いいたします!
ヘイジー(「濁ったビール」という意味)というクラフトビールに特化した実験的醸造所HAZY LABO(ヘイジーラボ)所長の東里聡です。
40年間、映画や音楽などの音の仕上げをする専門家として働いていましたが、もともと興味のあったクラフトビールの世界に飛び込むことを決意。退職金を握りしめ、2023年、埼玉県新狭山に醸造所をオープンしました。
現在、オンラインショップとテイスティングルームで提供している他、東京のビアバーなど63軒の業務店に卸しています。
ヘイジーの最大の特徴は、パッションフルーツ、マンゴー、桃、グレープフルーツなどが混然一体となったようなトロピカルな香り。甘ったるくなくスッキリとした香り高いビールです。
フルーツを使っていないのに、香りでフルーツを感じるところに、ヘイジーの面白さと感動、不思議さからくる衝撃があります。
常識破りの「常温熟成ヘイジー」
ビール業界では、「ヘイジーは鮮度が落ちやすく、なるべく早く飲むべき」というのが常識です。しかし、ヘイジーラボのヘイジーは、独自の製法により、常温保管でトロピカルな香りが増していきます。常温で熟成されていくという、新しい概念のヘイジーなのです。
なぜ「常温熟成ヘイジー」が可能になった?
酸化防止剤を大量に入れているわけでもないのに、なぜこれまでの常識を覆す「常温熟成」が可能になったのか、 あくまでも推測ですが、HAZY LABOの缶には酸化されなかったポリフェノールがある程度含まれているのではないかと思っています。そのポリフェノールが抗酸化剤として働き、常温熟成を可能にしているように想像しています。
また、通常のビールは工場出荷時の味を美味しさのピークと考えています。 出荷以降なるべく味の変化を少なくしたいので冷蔵庫保管は必須です。 しかし、これまでの研究により、ヘイジーの味が、仕込みから1ヶ月後よりも2ヶ月後、3か月後、4ヶ月後とどんどん 良くなっていくことに気が付きました。
なぜ熟成する必要があるの?
実は熟成で出てくるアロマとフレーバーがあるのです。 アロマは飲む前、フレーバーは飲んだ後に鼻腔に立ち上ってくる香りです。
実際に、3ヶ月後からじわじわとパイナップルのフレーバーが増えてきました。ビールのもととなるホップのスペックを見てみると、パイナップルとはどこにも書いてません。このことから分かるように、熟成で出てくるアロマとフレーバーは未知の世界です。ホップのサプライヤーですら知らないことなのです。
現在、発酵タンク、ステンレス樽、ペット樹脂樽で成功している常温熟成ですが、缶ではまだ安定的に成功しているとは言えないのが実情です。
その原因は、簡易的な缶詰機で手作業で詰めていることではないかと推測しています。品質に大きな問題はないものの、多少の酸化が起きている可能性があります。
カンニングマシーン(缶詰め機)を導入したい
発酵タンクに直接つなぐカンニングマシーンを導入できれば、より酸化を防ぐことができ、缶での安定的な常温熟成ができるという仮説を立てています。
カンニングマシーンを購入したい。しかし、高額な導入費用が壁となっています。
今回のプロジェクトは、その資金難の壁を乗り越えるために立ち上げました。
ただ、カンニングマシーンの導入により、安定的な常温熟成ができる、というのはあくまでも仮説です。ヘイジーの常温熟成は、まだ謎が多く、本当に未知の世界なのです。
でも、確実に言えることがあります。
それは、カンニングマシーンがあれば、より質の高いヘイジー缶を、より多くの人に届けることができる、ということです。
そうすれば、たくさんの人にクラフトビールの魅力を知ってもらうことができ、クラフトビール文化の発展にもつながると考えています。
常温熟成のヘイジー缶を実現することで、お届けした当日、1ヶ月後、3ヶ月後と、ご自宅で飲むタイミングによって違う味わいを楽しめる「育てる常温熟成ヘイジー缶」をお届けしたいと考えています。
3本は冷蔵庫に、残り3本は常温熟成。1ヶ月ごとに冷蔵庫保管の缶と、常温熟成の缶の飲み比べを楽しめます。
リターン
実験的醸造によるヘイジーのフルーティーな味わいを、テイスティングルームで、ご自宅でお楽しみください。
※リターンは2024年10月から順次発送を開始予定
※20歳未満の者による飲酒は法令で禁止されています。
20歳未満の方は酒類を含むリターンは選択できません。
①3,000円:ヘイジーラボのウェブサイトにお名前記載+お礼のメッセージを掲載
②6,000円:クラファン限定醸造、自宅で育てるビール缶飲み比べ6本セット。3本は冷蔵庫に、残り3本は常温熟成。1ヶ月ごとに冷蔵庫保管の缶と、常温熟成の缶の飲み比べを楽しめます
③8,500円:テイスティングルームで使える300mlグラスビール券10枚。通常1杯950円が850円で楽しめます
④16,500円:テイスティングルームで使える300mlグラスビール券20枚。通常1杯950円が825円で楽しめます
⑤24,000円:テイスティングルームで使える300mlグラスビール券30枚。通常1杯950円が800円で楽しめます
⑥【先着40名】10000円:醸造所見学+HAZY LABO所長と語らう会。450mlグラスビール3杯サービス付き。(12月に1回あたり参加人数10名様、合計40名様)
⑦【先着10名】30,000円:クラファン限定醸造缶ラベルにお名前記載+クラファン限定醸造缶ビール12本セット
⑧【先着10名】50,000円:缶詰め機にあなたのお名前を刻印
⑨200,000円 : あなたの作りたいHazyを所長とコラボ!一般販売とビアバーにも樽出荷!(1グループ1バッチ、限定4グループ)醸造仕込み1日立ち合い+お疲れ様450mlグラスビール3杯+完成ビール缶12本セットを3ヶ月にわたり毎月発送
カンニングマシーン購入の費用の一部にあてたいと考えています。また、窓ガラスを外してカンニングマシーンを 搬入する工事費が発生します。 その費用にもあてられたら幸いです。
カンニングマシーンの稼働は12月上旬を目指しています。
【必要資金内訳】
カンニングマシーン:670万円(うち約363万円は補助金で賄う予定)
工事費:約40万円
【スケジュール】
2024年9月 クラウドファンディング終了
2024年9月 中国のメーカーにカンニングマシーン発注
2024年10月 リターンを順次発送開始
2024年11月 輸入・税関検査
2024年12月 醸造所へ搬入設置
今回のプロジェクトは、壮大な実験プロジェクトです。まだ謎の多いビールなので、成功するかどうかは未知の領域です。たくさんのビール好きな方々と、このワクワクドキドキを共有したいと考えています。
ぜひご支援よろしくお願いします!
日頃お世話になっている皆さまから応援メッセージをいただいていますので、ご紹介いたします。
作家・漫画原作者
阿羅本景様
ヘイジーIPAはホップの刺身だ、作りたてを産地に近いところで飲むのが美味い。ヘイジーIPAは足し算と掛け算のビールだ、だからアルコール度数と投入ホップの品種や量は、より大きい方がより美味しい――という考えがクラフトビール界にはあるかと思います。
ですがヘイジーラボさんは長期熟成の変化や、アルコール度数やホップの種類などを絞り込んだ、オルタネイティブかつ挑戦的なヘイジーIPAの道を歩んでいるので、私は一ビアギークとして注目しております。
時期を置いて同一銘柄を何度も飲むことで、真価を知ることの出来るヘイジーラボさんのビールは、缶で供給されることでより楽しみ方の幅が広がると思います。
このクラウドファウンドでヘイジーラボさんの世界を皆様により多く深く、味わってほしいと思いますので、どうかご賛同・ご参加をよろしくお願いします。
【富士麦酒醸造所/THE STADIUM BREWS NAGASAKI】
風間貴仁様
HAZY LABO代表の東里さんはHAZY IPAに特化した醸造家であり、実験と検証を繰り返す研究者だと思っています。
理論と検証をもってHAZY IPAの常識を覆すようなビールを作られています(常温保管、熟成のHAZYなんて普通考え付かない、、、)
そしてなにより一番大切なのがそのビールがおいしいということです!
このプロジェクトによって、HAZY LABOさんのビールを缶で気軽に飲めるなんて最高ですね。
楽しみにしております!
株式会社BET / 営業・醸造士
KUNITACHI BREWERY / Head Brewer
HOENBERG / Head Brewer
斯波 克幸様
東里さんは元々MAミキサーとして音響のプロフェッショナルであり、その卓越した音の配合技術をビールの醸造プロセスに応用しています。トライ・アンド・エラーを恐れない東里さんのホップへの並々ならぬ関心と実験的で挑戦的な姿勢は、HAZY IPAを濾過や熱処理せずに常温で熟成させ、そして流通させるという常識外れの試みにも表れています。
東里さんの独創的なアプローチにより、HAZY LABのビールは驚きと新しい発見に満ちており、多くの飲み手を魅了し、新作を心待ちにしているファンも。私は東里さんが匿名で活動していた頃からその存在を知っていましたが、今ではその情熱と努力を直接応援できることを嬉しく思います。皆さんもぜひ、この革新的なブルワリーを応援し、新たなビールの可能性を共に探求しましょう!
高田馬場ビール食堂店長
石黒俊輔様
東里(あいざと)さんは元々うちの店によく来てくださる常連さんでした。
とても専門知識に長けた人だったので、ブルワリーを立ち上げると聞いた時は妙に納得したものです。
東里さんが作るヘイジーIPAは、恐らく世界で唯一であろう『常温熟成』というテーマを掲げています。
ヘイジーIPAは出来たてのフレッシュさや冷蔵管理を徹底するのが当たり前のクラフトビールシーンにおいて、まさに前代未聞のテーマ。
その変態的な思考と独自の研究によって生み出される今後の展開に僕らもワクワクしています♪
それは今回のカンニングマシンによってより正確に、より多くの方に、東里さんのテーマが広がっていくことでしょう。
今からとても楽しみです!
Gooodbeer faucetsマネージャー
塩沢 啓太朗様
Hazy IPAは、クラフトビールの人気を高めた間違いなく革新的なスタイルで、今でも多くの方々に愛飲されております。濁った見た目と、豊かな柑橘の香り、高いアルコール度数という、大きなインパクトが好まれてきたスタイルですが、HAZY LABOのビールは、そこに一石を投じます。
香りと味わいの満足度はそのままに、飲み口を軽くし、そこに繊細な味わいの違いを生み出す。既に人気のあるスタイルのビールを、実験的なアプローチから更に多くの方々へ楽しんでいただけるよう発展させることができるブリュワリーがHAZY LABOです。
このクラウドファンディングを通して、HAZY LABOのビールがより多くの方の手に行き届き、クラフトビールファンを増やし、クラフトビール業界全体を盛り上げてくれることを楽しみにしています。
株式会社ステディワークス
立飲みビールボーイ 渋谷パルコ店 店長
寺口 圭様
初めてこのブルワリーのビールを飲んだ時、とても大切な宝物を1つ見つけたような気持ちになりました。
すぐに5液種揃えてのイベントを開催しましたが、結果閉店1時間以上前に全てのビールが無くなるという大盛況っぷりを発揮いたしました!
独自の切り口で「酸化」によるビールの劣化の恐れを排除することに成功したこのビールは、何と常温熟成が可能で、今後のクラフトビール作りを根底から変えてしまうかもしれません!
そして何よりも大事なこと、とても美味しい‼︎そのビールの味から、東里さんの真摯な姿が思い描かれるのです。
ぜひ今回のクラウドファンディングで、より多くの人にこのビールを味わってもらいたいと思います!
とにかく研究熱心な東里さんのビール、今後ますます目が離せません!
<酒類販売管理者標識>
1.販売場の名称及び所在地:HAZY LABO 埼玉県狭山市新狭山2-8-8瀬戸ビル1F
2.酒類販売管理者の氏名 :東里聡
3.酒類販売管理研修受講年月日:令和4年12月15日
4.次回研修の受講期限:令和7年12月14日
5.研修実施団体名:大宮小売酒販組合