株式会社マッシュホールディングス
〈9月7日(土)発売〉アートに描かれる香水のフォルムを忠実にオリジナルで作製。
株式会社マッシュスタイルラボ(本社 東京都千代田区/代表取締役社長 近藤 広幸)が展開する、芸術家・ミュシャ財団による世界初の公認ブランド「MUCHA(ミュシャ)」は、ブランド誕生1周年を記念して、アルフォンス・ミュシャが初めてデザインした広告ポスター『ランスの香水:ロド』の世界観や当時の香水を120年ぶりに現代版として復刻した1st Anniversary Collection “Lance Parfum RODO”を、2024年9月7日(土)より MUCHA全店舗およびオフィシャルオンラインストアにて新発売いたします。
作品『ランスの香水:ロド(Lance Parfum “RODO”)』1896年について
メインのポスターは南仏リヨンの香水会社からの依頼で制作されました。このポスターの特徴は1896年に発売された最新かつ画期的な細長いスプレー式香水の使用方法をそのまま図案化している点です。ミュシャスタイルの要素となった髪の動き、背景の円、花、衣服やハンカチの襞などがその後のポスターに不可欠な要素で表現され、日本の浮世絵を思わせる斬新で効果的なポスターとなっています。髪の曲線や瓶から噴き出した香水が画面に動きをもたらし、ハンカチからポスターの右下へ見る人の視線を誘う視覚効果もミュシャならでは。「濡れたり染みになったりせず吹きかければすぐにスッキリいい香り」と書かれています。『ロド』が画期的なのは商品だけでなく、ミュシャ自身がシャンプノワ・リトグラフ工房で初めてデザインした商業ポスターでもあるという点です。ミュシャの描く優雅でエレガントな世紀末の女性たちは、当時の女性たちの間で大評判となり消費者に強い印象をアピールすることに成功し、商業としても多くの需要をもたらしました。ミュシャはこののち、いくつもの化粧品会社と契約することになります。
120年以上の時を超えて現代に蘇る“ロド”
「オードトワレ13mL ロド 1896」
13mL/¥6,490
ブランド「MUCHA」の1周年を記念し、当時ミュシャのポスターにより広告されていた香水『ロド』のボトル、パッケージ、ラベルを一から設計し、オリジナルで現代版として復刻することに成功。当時販売されていたものは先端を折って使用するタイプのアンプル管でできていたと推測されていますが、現代において使用しやすいポンプ式の設計と当時の外観との両立を、透明なポンプと特殊素材のノズル*を採用することで実現しています。その他、キャップの装飾やラベル裏面のプリントなど細部に至るまで120年前の仕様を緻密に再現するため、当時の製品の研究・試作を幾度も重ね、現代版の“ロド”として蘇りました。
*アルコールに満たされることにより反射によって見えにくくなる素材
フレグランスラインアップ
「ミニキャンドル マッチ ギフトボックス ロド」
35g/¥9,900
120年前、香水『ロド』が販売されていた時代のクラシカルなムードを添える、キャンドル×マッチのギフトボックス。ロドの香りとして初のキャンドルはハンドクラフトの温かみを感じる魅力的なグラスに満たされ、インテリアになじむゴールドラベルにエンボスのアートを讃えています。
マッチで火を灯せば、たちまち香りが空間へ甘美に漂い、温かみのあるグリーン帯びた光を放つ植物性のソイキャンドル。すすや煙が出にくいのも特徴です。当時の香水ラベルに描かれたクローバーの花言葉には希望や幸福という意味があり、ボックスを手に取った方すべてに幸せが訪れるよう願いを込めて、クローバーの柄をスリーブに施しています。キャンドルとマッチが収められた箱内側のアートには、かつて香水『ロド』のパッケージに使用されていたデザインを採用しました。
「シルキーボディミルク ロド」
280mL/¥6,270
肌寒く乾燥が気になるシーズンのためのボディミルクが誕生。2種類のセラミド、ビタミンC誘導体、香りのトップノートにも調香されているペアー(ナシ)の美容成分が夏のダメージを受けた肌にアプローチし、絵画のようにつややかで思わず触れたくなる肌へ。オードトワレを吹きつける前に塗布して香りの奥行きを楽しんだり、バスタイム後の保湿として香りの余韻を味わったり。秋の訪れとともにロドの優美な香りに酔いしれながら、ボディケアを楽しんで。
<美容成分*>
セラミドNP、セラミドAP、ビタミンC誘導体(3-O-エチルアスコルビン酸)、マンダリンオレンジ果皮エキス、カニナバラ果実エキス、乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液
*すべて保湿成分
「フレグランスバスソルト ロド」
450g/¥4,950
芳醇なロドの香りで全身を満たし、優雅なバスタイムを演出するバスソルトが登場。お湯を柔らかくする海塩とピンクヒマラヤ岩塩を主成分とし、アートからインスピレーションを受けたハイビスカス(ロゼル)、ツバキ、カミツレなど花由来の成分*が肌のキメを整え、バスタブから出た後もしっとりとしたうるおいのある肌へ。
リッチな香りと柔らかなお湯に包まれる至福のひとときを一日の終わりに。
<美容成分*>
海塩、ミネラル塩(ピンク岩塩)、炭酸水素Na、ロゼル花、マカデミア種子油、ホホバ種子油、ツバキ種子油、カニナバラ果実油、アルガンオイル(アルガニアスピノサ核油)、ローマカミツレ花油、トコフェロール、ヒアルロン酸Na、ローズマリー葉エキス、ソウハクヒエキス、水溶性コラーゲン、水溶性エラスチン、クズ根エキス、アロエベラ葉エキス、クロレラエキス、ビタミンC誘導体(アスコルビルリン酸Na)、セラミド3
*すべて保湿成分
ロドの香り
胸を柔らかに締めつける、甘くほろ苦い金木犀のノスタルジー
冷たくなりはじめた秋の空気をときめきで染める、金木犀の香りをフレグランスにできたなら――。
スプレー式の香水が描かれた『ロド』をイメージした調べは、まるで実りの季節からの贈りもの。
成熟してとろけるオレンジとペアーにはじまり、優美なオスマンサスが優しく語りかけるかのようにたゆたいます。その合間に立ちのぼるローズとフリージアの気配は、フルーティなフローラルで大人にふさわしい深みを。
ラストはパチュリとムスクがしっとりと燻り、触れた人の脳裏に忘れがたい面影を落とします。
トップ:オレンジ、ペアー
ミドル:ローズ、フリージア、オスマンサス
ラスト:パチュリ、ムスク
ノベルティについて
ブランド誕生一周年を記念して「アートアロマストーン ロド」を店頭にてご購入の方へプレゼント。
重厚感のあるストーンにミュシャが描いたアート『ランスの香水:ロド』を細やかに表現しました。オードトワレなどを吹きかけると柔らかな薫香が空間いっぱいに広がり、アートを鑑賞しながら香りをお楽しみいただけます。
■ご購入条件
税込10,000円以上お買い上げの方全員
※「アートアロマストーン ロド」はECでのお取り扱いはございません。
※同期間中はロドのアートを大胆にデザインしたヴィンテージ調のショッピングバッグもお買い上げの方全員に差し上げます。
■期間
9月7日(土)~無くなり次第終了
※全店舗で実施。
販売について
EC先行予約発売:2024年8月28日(水)正午
発売:2024年9月7日(土)
■MUCHA ショップリスト
■MUCHA 1st Anniversary Collection “Lance Parfum RODO” スペシャルサイト
MUCHA(ミュシャ)について
ー 蘇る情景を身に纏う。ー
ふと、すれ違いざまに感じた香水の薫りで昔の恋人がよみがえる。
帰り道に漂う金木犀の匂いで幼いころの情景が思い浮かぶ。
こうした特定の香りやデザインによって
記憶や情景が呼び起こされる「プルースト現象」のように、
感覚による記憶は一層豊かに心へ刻まれるようです。
ブランド「MUCHA」ではアールヌーヴォー様式を代表する芸術家・ミュシャによる
作品の数々からインスパイアされた香りやアートピースを通して
忘れられない記憶や大切に心へ留めておきたい時間を一層印象的なものへ導きます。
芸術家 アルフォンス・ミュシャ(1860-1939年)について
1860年、チェコの南モラヴィア地方に生まれ、アールヌーヴォーの頂点を極めた芸術家です。
パリに出て1894年にサラ・ベルナールのためのポスター「ジスモンダ」で一躍有名に。その後、演劇、美術展
商品広告のポスターや、装飾パネル、リトグラフ等の作品を発表、その独自の作風はグラフィックアートの分野を超えて宝飾品、家具、彫刻においても芸術性を高く評価されました。
晩年は、祖国のため「スラブ叙事詩」シリーズに精魂を傾け、フランスをはじめとするヨーロッパ、彼が一時期を過ごしたアメリカ、そして日本でも多くの人に愛され続けています。
本リリース内容ご掲載に関してのお願い
本プレスリリースにて使用している画像を転載いただく場合は、下記クレジットの表記をお願いいたします。
(C) Mucha Trust 2024
ブランドオフィシャルメディア
ブランドサイト