全国でセンスがよくなる人が急増中!? 千葉雅也さんの『センスの哲学』が6度目の重版決定!

2024.07.30 18:00
株式会社文藝春秋
累計発行部数が50,000部を突破!

 株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区紀尾井町 社長:飯窪成幸)から、今年4月に発売されて長く話題となっている千葉雅也さんの『センスの哲学』が、6度目の重版が決定しました。 
 累計発行部数は、50,000部を突破しました。
■著者・千葉雅也さんからのメッセージ
たくさんの方にお読みいただき、様々なご批評も拝見しております。誠にありがとうございます。アートでも映画でも、生活の一場面でも、面白く思えるものが広がったというご感想があり、それは本当に著者として嬉しいことです。
著者近影



■『センスの哲学』の概要
服選びや食事の店選び、インテリアのレイアウトや仕事の筋まで、さまざまなジャンルについて言われる「センスがいい」「悪い」という言葉。あるいは、「あの人はアートがわかる」「音楽がわかる」という芸術的センスを捉えた発言。何か自分の体質について言われているようで、どうにもできない部分に関わっているようで、気になって仕方がない。このいわく言い難い、因数分解の難しい「センス」とは何か? 果たしてセンスの良さは変えられるのか? 

音楽、絵画、小説、映画……芸術的諸ジャンルを横断しながら考える「センスの哲学」にして、芸術入門の書。

フォーマリスト的に形を捉え、そのリズムを楽しむために。
哲学・思想と小説・美術の両輪で活躍する著者による『勉強の哲学』『現代思想入門』に次ぐ、哲学三部作の最終作。

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 さて、実は、この本は「センスが良くなる本」です。
 と言うと、そんなバカな、「お前にセンスがわかるのか」と非難が飛んでくるんじゃないかと思うんですが……ひとまず、そう言ってみましょう。
「センスが良くなる」というのは、まあ、ハッタリだと思ってください。この本によって、皆さんが期待されている意味で「センスが良くなる」かどうかは、わかりません。ただ、ものを見るときの「ある感覚」が伝わってほしいと希望しています。
(本書「はじめに」より)
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■著者プロフィール
千葉雅也(ちば・まさや)
1978年栃木県生まれ。東京大学教養学部卒業。パリ第10大学および高等師範学校を経て、東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース博士課程修了。博士(学術)。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。『動きすぎてはいけない――ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』(第4回紀伊國屋じんぶん大賞、第5回表象文化論学会賞)、『勉強の哲学――来たるべきバカのために』、『アメリカ紀行』、『デッドライン』(第41回野間文芸新人賞)、「マジックミラー」(第45回川端康成文学賞、『オーバーヒート』所収)、『現代思想入門』(新書大賞2023)など著書多数。


■関連記事
・『お守りであり、呪いでもある…「センス」とはいったい何なのか? キーワードは「リズム」』
出典:文春オンライン

・『センスを良くするにはどうすればいいのか? 千葉雅也が語る「センスの哲学」』
出典 : 文春オンライン


■書誌情報
書 名:『センスの哲学』
発 売:2024年4月5日
定 価:1,760円(税込)
ISBN: 978-4-16-391827-3
書誌URL:

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