働き方の実験場「THE CAMPUS」が、「ともに、つくる」をコンセプトに大規模リニューアル!

2024.07.30 11:30
コクヨ株式会社
“コラボレーションの起点となる共創スペース”、“二人三脚でアウトプットを生み出すライブラリー”が誕生

コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長:黒田 英邦)は、働く・暮らす・学ぶの実験場として2021年にオープンした東京品川オフィス及び東京ショールーム「THE CAMPUS(ザ・キャンパス)」の大規模改装を2024年7月から2025年1月にかけて段階的に実施します。第1弾として、働きやすさと働きがいを両立し、社員と企業が相互に成長できる環境として北館の一部エリアを7月31日(水)にリニューアルオープンします。
「CREATION PLACE “BOXX”」のワークスペース


「THE CAMPUS」は、コクヨ東京品川オフィス及び東京ショールームの自社ビルをリニューアルし、2021年に“みんなのワーク&ライフ開放区”として開業しました。ライブオフィスとしての機能のほか、未来につながる価値を探究するために、様々な専門性や経験を持つ人々と働く・暮らす・学ぶの実験・実践をする場としての機能も持ちあわせています。さらに、オフィスの中にお客様や地域の皆さまにご利用いただけるラウンジやショップ等を併設することで、働く場所だったオフィスが、老若男女多くの方々が集まる場所に変化。新たな地域拠点として、グッドデザイン金賞をはじめ、国内外20のアワードを受賞しています。

「THE CAMPUS」では社員の出社率がコロナ禍前の水準まで回復したものの、オフィスにいながら一人でPCに向かい、Web会議に参加している社員が散見されました。そこから、リアルな場だからこそできる“感情や熱量を共有する人間らしい働き方”ができておらず、コクヨが目指す”共感・共創”が生まれにくくなっているという課題が見えてきました。この背景を踏まえ、オフィスに求められる役割を見直し、アフターコロナにおける“働きやすさと働きがいの両立”を目指して、「THE CAMPUS」の大規模リニューアルを実施しました。

「ともに、つくる」をコンセプトに、4つの働く幸せのかたち「CREATIVITY-共創する-」「FRIENDSHIP-仲を深める-」「HUMANITY-共感する-」「LEARNING-学び合う-」を表現する環境を新設することで、社員がいずれかの“幸せのかたち”に共感し、自分らしい働きがいを見出すことを目指しました。

第1弾として、北館1階、2階のリニューアルに着手。社内外のチームやユーザーと、「ともに、つくる」ための共創スペース「CREATION PLACE “BOXX”(クリエイションプレイス “ボックス”)」や、1人ではなく、誰かと「ともに、つくる」ライブラリー「HIVERARY(ハイブラリー)」を新設するなどのアップデートを行いました。

今後は、オフィスを拡張し、コクヨの人材育成機関「コクヨアカデミア」の教育拠点も新たに開設するなど、さらなるアップデートを図っていきます。

1.リニューアルの背景
「THE CAMPUS」における社員の出社率は、コロナ禍前の水準(約70%)まで回復したものの、Web会議の総数に変化はなく、オフィスにいながら一人でWeb会議をしているケースが多く見受けられました。オンラインの働きやすさを優先した結果、リアルな場だからこそできる感情や熱量が交差する機会が失われ、コクヨが大切にする“共感・共創”や”人間らしい働き方”ができていないのではという仮説を立てました。
2020年1月~2023年9月の「THE CAMPUS」における出社率とWeb会議数の推移

2.リニューアルのポイント
「ともに、つくる」をコンセプトに、リニューアルを実施します。第1弾では、北館1階、2階の大規模リニューアルを実施しました。
「THE CAMPUS」全体マップ


(1)「CREATION PLACE “BOXX”」の新設
コクヨらしいクリエイティビティを育み、社会と「ともに、つくる」ための拠点として、北館1階に「CREATION PLACE "BOXX"(以下、BOXX)」を新設しました。この施設は、地域住民やワーカーを巻き込んだ新商品のテストマーケティングやサステナブル活動を行うポップアップスペース、社会課題解決に向けて社内外のパートナーとワークショップやブレストなどを行う滞在型の共創スペースとして活用します。さらに、「BOXX」内では以下1.~4.の施策に取り組みました。

1.株式会社船場との協業により、工事現場におけるリサイクル率96.2%を達成
「捨てない社会」の実現に向けて、株式会社船場と協業し、「BOXX」の解体・施工時に出る廃棄物を8種類に分類することでリサイクルしやすい状態を目指す施工にチャレンジしました。その結果、コクヨが関わる工事において最高水準となるリサイクル率96.2%を達成しました。

2.オフィスを自分たちの手でつくる共創プロジェクトの実施
「BOXX」のポップアップスペースの什器は、社内の有志メンバーにより企画・デザインを実施。試作品の制作には、デジタルファブリケーション技術(*1)を活用しました。
(*1)デジタルデータをもとに製品などを制作する技術

3.コクヨのインクルーシブデザイン「HOWS DESIGN(ハウズ デザイン)」によるものづくり
社会のWell-being向上を目指して、多様な人との対話を重視したコクヨ流のインクルーシブデザインのプロセス「HOWS DESIGN」により生まれたホワイトボードを「BOXX」内に設置しました。

4.健康管理室のリニューアルとリフレッシュ専用スペースの新設
健康管理室とリフレッシュスペースを集約し、社員が必要なタイミングで心身のメンテナンスをしたり、同僚やチームでランチを取ったりすることができる場を新設しました。
(2)「HIVERARY」の新設
出社が前提だったコロナ禍前に、一人で没頭できる場としてつくられた「DIVERARY(ダイブラリー)」をアップデート。人との関わりからインスピレーションを得て、アウトプットを「ともに、つくる」ための場として、北館2階に「HIVERARY」を新設しました。施設内にある蔵書テーマも、過去や未来に想いを巡らす「マインドワンダリング」から「一歩踏み出す」に改め、領域拡張につながる個人の第一歩を応援する場になることを目指します。なお、蔵書は「文化を喫する、入場料のある本屋『文喫』」とのコラボレーションにより選書されました。さらに、「HIVERARY」内では以下1.~3.の施策に取り組みました。

1.二人三脚でアウトプットを生み出すタンデムワークの促進
ホワイトボードやモニターを使い、二人三脚で「Web会議以上、会議室未満」のワークが可能なエリアを新設。フラットな関係でアウトプットを「ともに、つくる」タンデムワークを促します。

2.「ともに、つくる」準備をするための集中ブースの新設
セミオープンタイプのソロワークブースが並び、必要なタイミングで集中ワークを行うための場を新設しました。

3.社内コミュニケーションを可視化するデジタルコンテンツの新設
「HIVERARY」の入口付近にモニターを設置し、社内のコミュニケーション状態を可視化するデジタルコンテンツを投影します。becappのログや、Slackの発信量・スタンプ量をビジュアライズすることで、コクヨのコミュニケーションの「今」を把握することができます。

(3)学びの新拠点の開設(2025年1月完成予定)
オフィスを拡張し、コクヨの人材育成機関「コクヨアカデミア」の新拠点を開設します。「コクヨアカデミア」が主催する人材育成プログラムから、社員の自発的な業務外活動、資格取得のための学習・副業・趣味などの個人活動まで、多様な「学び」の場になることを目指します。

3.その他のリニューアル概要
(1)席数の拡張
社員の生産性向上や業務効率化を目指し、北館1階、2階に席数を約80席追加しました。さらに、2025年1月にかけて追加で約60席増設する予定です。
(2)ビジネスサプライ事業本部とカウネットの統合
オフィス集約によるシナジー効果を狙い、これまで別拠点だったコクヨのオフィス通販や卸売を担うビジネスサプライ事業本部と、連結子会社の株式会社カウネットを「THE CAMPUS」に統合しました。今後は通販事業で培ってきたダイレクトマーケティング機能を活かして、提供商材のさらなる拡大に取り組みます。
【参考】
1.「THE CAMPUS」について

・オープン日:2021年2月15日
・所在地:東京都港区港南1丁目8番35号
・フロア構成:地上11階(南館)、地上5階(北館)
・URL:
2.株式会社船場について

空間づくりにおける調査・分析、コンセプトメイキング、企画・コンサルティング、デザイン・設計、制作・施工、デジタル技術を活かした空間演出、メンテナンスならびに施設運営。
大型商業施設や飲食店といった商空間から、オフィス、教育、ヘルスケア、ホテル、余暇施設など幅広い分野において、国内および海外5拠点で事業を展開。「未来にやさしい空間を」をミッションに、空間づくりの全プロセスを一貫してサポートしています。
・URL:
3.コクヨアカデミアについて

「“ヨコク”を持つ」、「リーダーシップ」、「クリエイティビティ」、「キャリアオーナーシップ」、「ビジネススキル・リテラシー」を主要5カテゴリとして設定。グローバルやデジタル、クリエイティブ領域をはじめ、さまざまな領域について学ぶことのできるプログラム(*2)で構成されています。第一線でビジネスや育成領域を経験されてきた有識者にもアドバイザーおよび講師として参画いただき、実践レベルを上げていきます。また、社内の講師を増やし、互いに経験や学びを伝え、教え合う「学び続ける組織」を目指します。
(*2)等級や職種に応じてプログラムの対象を設定


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