光人社NF文庫が“メダル独占”広告 「復刻版 日本軍教本シリーズ」 アマゾンで1~3位

2024.07.29 10:10
産経新聞社
 産経新聞グループの潮書房光人新社は、開幕したパリ五輪での“表彰台独占”をイメージした書籍広告を7月29日付産経新聞朝刊に掲載しました。光人社NF文庫の「復刻版 日本軍教本シリーズ」がネットなどで話題となり、既刊3冊がネット書店大手「アマゾン」の軍事情勢ジャンルでこのほど1~3位を独占したことを受けたもの。同シリーズは今後も刊行される予定です。
【公式ホームページ】
 同シリーズは、来年8月の戦後80年に向けて今春から刊行を開始。このほど上位を占めた作品は1位が『密林戦ノ参考 迫撃 部外秘』(佐山二郎編、1080円)、2位が『山嶽地帯行動ノ参考 秘』(同編、980円)、3位が『海軍兵学校生徒心得』(潮書房光人新社編集部編、980円)です。
 この3冊はいずれも先の大戦終盤の1944(昭和19)年に作成されたパンフレットなどを元に編集。『密林戦~』は南方の密林地帯での戦闘マニュアルのほか、衛生面での注意点が簡潔に明記されています。とりわけ実践重視の記述が特徴で、「代用主食のタピオカなどは腹が張るため1日に3回食べるのは無理がある」などと記されています。
 『山嶽地帯~』は本土決戦を視野に、山岳地帯を行軍する際のさまざまな注意点を網羅した軍隊による登山の指南書。本書に推薦文を寄せた登山家の野口健氏は「内容は現在の“山屋の常識”とも大きなズレはない」と評しています。
 『海軍兵学校~』は、日々の生活での行動規範から学校行事、外出時の注意事項まで細かく記述。常に変化する海で生きる上で不可欠な動作やしつけなどシーマンシップの涵養(かんよう)に向けた必携ハンドブックとなっています。
 同編集部は「いずれも80年前に作成されたものだが、今読んでも参考になる部分は少なくない。今回の教本シリーズが日本軍や太平洋戦争に関心を抱くきっかけになればありがたい」としています。

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