頂点を争う現役F1ドライバーに友情は成立するのか？ トップと2位で接触したフェルスタッペンとノリスの場合

第11戦オーストリアGPのレース終盤、トップを走るマックス・フェルスタッペンと2番手のランド・ノリスが残り8周で接触。ノリスはガレージに戻ってレースを終え、フェルスタッペンはタイヤ交換してレースに復帰したものの5位に終わり、痛み分けとなった。レース直後のミックスゾーンで謝罪の言葉がなかったことから、禍根が残るだろうとだれもが想像した。ところが、そうならなかった。フェルスタッペンにとってノリスは、かけがえのない友人のひとりだったからだ。(photograph by Getty Images)