BEAMSのバーチャルワールドがVRChatに登場 「Tokyo Mood by BEAMS」

2024.07.05 13:33
株式会社ビームス
4年間の取り組みを経て見出したバーチャルライフの楽しみ方 -- BEAMSを育んだ東京の雑然とした魅力を詰め込んだ、フォトジェニックなバーチャルワールドが国内外のユーザーに好評
株式会社ビームス(東京都渋谷区、代表取締役社長:設楽洋)は、世界最大級のソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」(米国発、ブイアールチャット)に、バーチャル活動の拠点となる初のワールド「Tokyo Mood by BEAMS」(トーキョー ムード バイ ビームス)を公開しました。東京の繁華街と路地裏をイメージした街の一角をリアルな描写で3D空間に起こし、ソーシャルVRの醍醐味とも言えるバーチャル空間での交流を促す、心地良い実在感を演出するワールドです。2024年5月31日の公開より1か月で36,000を超える訪問数、6,700を超えるお気に入り登録数を記録し、日本企業による常設ワールドとして異例の好スタートを切りました。
▲ VRChat内「Tokyo Mood by BEAMS」ワールドで撮影されたイメージ動画。出演者もカメラマンも全員がVR機器を操作しながら撮影が行われた。(ワールド制作&動画制作:カデシュ・プロジェクト)

東京の繁華街の雑然とした美しさをリアリスティックな要素で構成し、バーチャル上の街としてユーザーに親しまれること、さらにユーザーによる写真やSNS投稿で映えるフォトジェニックなセッティングがソーシャルVRの魅力を広く伝えバーチャルコミュニティを拡げるきっかけになることを目指しました。

鉄道の高架下に並ぶ飲食店、ゲームセンター、ミュージックバーや、路地裏の居酒屋などは、どれもユーザーが自由に入店することができ、友人同士がバーチャルで会って話したり飲んだりしながら過ごす居場所としてデザインされています。街の奥に佇むBEAMS店舗では、販売中の3D衣装をウィンドウやマネキンに展示し、新商品の発売と共にディスプレイや街中の屋外広告が変化します。

季節の移ろいや町の営みまでも感じさせる、都会の片隅に息づくバーチャルワールド「Tokyo Mood by BEAMS」で、皆さまをお待ちしています。
映画のセットのような空間設計と演出
ワールド制作を手掛けたのは、VRで映画製作活動をする個人たちによる「QADESH PROJECT」(カデシュ・プロジェクト)です。映画セットさながらの細密な設計と作り込み、そしてVR空間ならではの仕掛けや演出を備えたこの街には、QADESH PROJECTのVR映画製作の叡智が込められています。コンビニエンスストアから漏れ出る灯りと放送音、路上の水たまりに映る電飾の反射、街に響き渡る電車の走行音と車窓の光、ガード下にひしめき合うように駐輪された自転車など、新旧が溶け合い街が息づくように感じさせる演出が国内外のユーザーから好評を得ています。
▲ VRChatワールド「Tokyo Mood by BEAMS」 数分に一度、鉄道が高架を走ると辺りには走行音が響き、ヘッドライトと車窓の光が街を照らす。ガード下には飲食店やゲームセンターが、裏路地には何軒もの居酒屋が並び、遠景には高層ビル郡が見える。(photo by suma)
▲ VRChatワールド「Tokyo Mood by BEAMS」 架空の町名「新光町」など、BEAMSの社史に由来する名称も(photo by suma)

BEAMSの店舗ではバーチャルファッションを紹介
路地の奥に佇むBEAMS店舗では、アバター用に販売中の3D衣装をウィンドウやマネキンに展示し、試着室ではユーザーが自身のアバターで3D衣装を試着できます。いずれもワンクリックで、ユーザーのPCブラウザでECサイト「BOOTH」の商品ページが開き、そのまま3Dデータ商品の詳細を確認し購入手続きへ進むことができます。
▲ VRChatワールド「Tokyo Mood by BEAMS」内、路地を進むと奥にBEAMSの店舗が。ウィンドウやマネキンに展示されたアバター用3D衣装は店内の試着室で試着可能。ワンクリックでBOOTHの商品購入ページが表示される。(photo by suma)

BEAMS店舗の内外装、及び店内に展示される衣装の制作を手掛けたのは、2022年よりBEAMSの3D商品の制作を担当する3Dモデラー、Cornet (SELECT SHOP -Cornet-)です。ワールド公開に合わせて発売したBEAMSロゴ入りの3D衣装は、これまでに発売したほとんどの3D衣装同様に、現実でも販売しているリアル商品をもとに企画しました。ユーザーは3D商品とリアル(物理的な)商品から選択できると同時に、自身とアバターで同じファッションを楽しむこともできます。(一部VR限定企画商品もあります。)

世界最大級の3Dデータ商品の取引件数を誇る創作物の総合マーケットプレイス「BOOTH」に、BEAMSは2023年7月より公式ショップを出店し、3D衣装をデータ販売しています。

・BEAMS公式BOOTHショップ:
(リアル商品は引き続きBEAMS公式オンラインショップで販売します)
▲「BEAMSベーシック フーディ」 左の3D商品はBEAMS公式BOOTHショップで販売、右のリアル商品はBEAMS公式オンラインショップで販売(アバター協力:水瀬 / mio3io)
▲「BEAMSロゴTシャツ」「Bロゴ スウェットパンツ」 左の3D商品はBEAMS公式BOOTHショップで販売、右のリアル商品はBEAMS公式オンラインショップで販売(アバター協力:森羅 / mio3io)

Tokyo Mood by BEAMSで開催される多種多様なコミュニティイベント
こけら落としライブ「Tokyo Mood by BEAMS Launch Party with Yamaha」
ワールド公開初日(5月31日)には、ヤマハ株式会社とのタイアップで、こけら落としライブ「Tokyo Mood by BEAMS Launch Party with Yamaha」を開催しました。同社が選出したのは、バーチャル音楽シーンで活躍する人気アーティスト、AMOKA、StrollZ、JOHNNY HENRYの3組。ワールド内BEAMS店舗前の路上で、約50名の先着枠を勝ち取った観客を前に熱いパフォーマンスを披露し、BEAMS公式YouTubeチャンネルでもこの様子を生配信でお届けしました。VRで音楽活動をするアーティストの多くは、同社が提供するSYNCROOM(読:シンクルーム)というソフトウェアを使い、遠く離れたメンバー同士でも、まるで同じ部屋にいるかのように、リモートセッションを楽しんでいます。

・アーカイブ配信:
▲ 5/31夜に開催したワールドのこけら落としライブイベント「Tokyo Mood by BEAMS Launch Party with Yamaha」ではバーチャル音楽シーンで活躍するアーティストAMOKA、StrollZ、JOHNNY HENRYの3組がライブパフォーマンスを披露した
▲ 5/31夜に開催したワールドのこけら落としライブイベント「Tokyo Mood by BEAMS Launch Party with Yamaha」パフォーマンス終了後、記念写真に収まる出演アーティストと観客の皆さま

初心者歓迎交流イベント「居酒屋 和み」
ユーザー同士がそれぞれ自宅にいながら、VRChatなどソーシャルVRプラットフォーム内で開催されるイベントに参加し、アバター同士で語らいながら交流を楽しむといった、バーチャルライフの入門編として開催される「居酒屋 和み」。6月8日の夜は「Tokyo Mood by BEAMS」のワールドの飲食店スペースなどを会場にしたコラボレーション回を開催しました。BEAMSスタッフも参加し、多くのユーザーと共に活気あふれる交流を楽しみました。
当日の様子:
モデル撮影イベント「MERGE」
バーチャルファッションモデルが新作の3D衣装を身にまとい、バーチャル撮影に興味のあるユーザーが参加する形で開催される撮影会イベント「MERGE」。6月16日の夜に開催したコラボレーション回では、バーチャルモデルとして活躍するKawasaki SilviaがBEAMSの3D衣装を着用した男女のアバター姿で「Tokyo Mood by BEAMS」に登場し、街や衣装の魅力を引き出すプロの演技を披露しました。

VRヘッドセットと両手に持つコントローラーに加え、胸・肘・腰・膝・足などにもトラッカーを装着してアバターの動きを操作するフルボディトラッキングの技術を駆使したアクティングスキルと、VR空間でのカメラワークが存分に発揮された「MERGE」の動画を是非ご覧ください。
ファッション愛好家イベント「リアクロ集会」
リアル寄りのファッションをバーチャルで楽しむコミュニティに人気のイベント「リアクロ集会」とは2022年より続く4度目のタイアップで、6月22日の夜は「Tokyo Mood by BEAMS」を会場として開催しました。アバターをカスタマイズする、いわゆる「アバター改変」においてファッション愛好家たちはどのようなバーチャルブランドのアイテムを使ってスタイリングしているのか -- バーチャルファッションの楽しさに迫るべく、BEAMSスタッフがイベント中に実施した街頭インタビューを、クリップ動画シリーズとしてXに投稿しています。
■ VRChatワールド「Tokyo Mood by BEAMS」のアクセス方法
▶ワールド起動URL:
「Tokyo Mood by BEAMS」は、Windows PCにオンラインゲーミングプラットフォーム「Steam」のアプリをインストールした上で、ソーシャルVRアプリ「VRChat」をインストールし、そのままデスクトップモードでも、VRヘッドセットをPCに接続するVRモードでもアクセスできます。Meta Questのみ(PCに接続しない状態)やAndroidスマホ、並びにMac OS環境やiOSスマホではアクセスできません。2024年5月、アプリ内のユーザーインターフェースが日本語に対応しました。

■ VRChatについて
2014年にスタートしたVRChatは、ワールドやアバターを含む全てのコンテンツがユーザーによって創作されるソーシャルVRプラットフォームです。月面のバーで待ち合わせしたり、音楽イベントに参加して新しい友人ができたり、ジェット機を操縦したり、ミニゴルフを楽しんだり。ユーザーは想像し得る限りの空間やありたき姿を自由に創ることができます。VRChatの利用は無料で、Steam、Quest、Android、Viveport、Picoで利用可能です。2024年5月、アプリ内のユーザーインターフェースが日本語に対応し、日本のユーザーのさらなる増加が見込まれます。

■ BEAMSのバーチャル分野における取り組みについて
2008年に仮想の街への出店やアバター用衣装の販売などに初めて取り組んで以来、数々のゲームコンテンツやアニメーション作品などとのコラボレーションを通じて、実在する商品のデジタル化に関する実績を豊富に持ちます。2020年12月、VRChat上で開催される世界最大級のVRイベント「バーチャルマーケット」に初出店。半年に一度、毎回約40~50人の社員によるバーチャル接客を続け、以降2023年12月まで7回連続で参加し、企業による最多出展記録を更新しました。2022年9月から3か月間の期間限定でスマートフォン向けメタバース「REALITY」に参加、2023年2月にはアジア最大級のメタバースプラットフォーム「ZEPETO」に参入、2024年2月にはバーチャル旅行プラットフォーム「ANA GranWhale」に参加するなど、バーチャル分野において積極的に挑戦を続けています。

■ BEAMSについて
1976年、東京・原宿で創業。1号店「American Life Shop BEAMS」に続き、世界の様々なライフスタイルをコンセプトにした店舗を展開し、ファッション・雑貨・インテリア・音楽・アート・食品などにいたるまで、国内外のブランドや作品を多角的に紹介するセレクトショップの先駆けとして時代をリードしてきました。特にコラボレーションを通じて新たな価値を生み出す仕掛け役として豊富な実績を持ち、企業との協業や官民連携においてもクリエイティブなソリューションを提供しています。日本とアジア地域に約170店舗を擁し、モノ・コト・ヒトを軸にしたコミュニティが織り成すカルチャーは、各地で幅広い世代に支持されています。

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