日本で唯一の聴覚障害者向けの大学で聴覚障害を持つ学生が最大限に輝ける学園祭を開催したい!そのために、高品質な音響機器とステージの導入による情報保障の充実、模擬店規模の拡大などを通して、学生一人ひとりが自分らしく輝ける場所を実現していきたいです。ご支援よろしくお願いいたします。プロジェクトの実行者について
私たちは聴覚障害を持つ筑波技術大学の学園祭実行委員会です。筑波技術大学は日本で唯一である視覚障害者・聴覚障害者向けの大学です。主に聴覚障害の学生が学ぶ天久保キャンパスで学園祭を実施したいと、学園祭実行委員会を立ち上げました。様々な学部・学科から集まったメンバーで、「ツナグ」というテーマのもと、学園祭の開催を推進しています。皆、学園祭を通じて「聴覚障害を持つ学生が最大限に輝ける場所を作り出したい」という強い想いを持っています。このプロジェクトの目的
聴覚障害者にとって重要である手話が見やすいステージと明瞭な音響環境を確保することで、ろう・難聴の学生が最大限に輝ける学園祭にしたい!これがこのプロジェクトの目的です。
2023年度の学園祭で実施したステージ企画の1つ
聴覚障害者がステージ企画で自らを表現できるように、明瞭な音響環境を提供することは非常に重要となります。そのためには、ダンスや演奏などでステージから遠くにいる難聴者まで伝わる高品質なスピーカー、マイク音声や音楽、楽器音を違和感なくまとめて出力できる高品質なミキサーといった音響機器、が必要です。
高品質なスピーカーがあれば、横30m×縦17mある体育館全体まで音声やBGMなどを響かせることができます。また、高品質なミキサーがあれば、マイク音声やBGM、楽器音など複数の音響を難聴者にも伝わるように調整してスピーカー出力を行うことができます。
理想の音響環境のイメージ図
また、ステージに立つ人の手話を見やすくするためには、下の画像のように客席より高いステージを設備する必要があります。このステージがあれば、後ろの客席からでも手話が見やすくなります。すると、ろう・難聴者の学生が手話を用いてすべてのお客様に対して最大限に自らを表現して輝くことができます!
客席より高いステージなら手話やパフォーマンスが見やすい
もし今回のクラファンを達成することが出来たら、手話が見やすいステージと難聴者にも伝わる高品質な音響機器を用いて、学生が最大限に輝けるステージ企画を実施することができます。
また、模擬店の店舗を増やすことで、飲食のバリエーションが増え、それと共にゆっくりとコミュニケーションをとりながら楽しむ空間を創り出すことが出来ます。そのためには10個未満しかないブルーシート、消火器を補充する必要があります。もし、ブルーシート、消火器を補充できたら、学生たちは創意工夫をこらした飲食系模擬店を出せる機会が増えます。そして、ろう難聴や健聴者関係なくコミュニケーションできる場を充実させることが出来ます。このプロジェクトの背景
筑波技術大学では2017年度まで学園祭を実施しておりました。しかし、運営体制の限界やコロナ禍などで2022年度まで6年間、開催することは叶いませんでした。その間、先輩や後輩との交流はもちろん、卒業生と在学生との交流、視覚障害者との交流、様々な人との交流の機会が軽薄になっておりました。
その中で2023年度、やっと6年ぶりに学園祭が帰ってきました。これにより、先輩や後輩との交流、卒業生との交流、視覚障害者との交流、様々な人との交流の機会を得ることができました。
そして、2024年度も学園祭開催に向けて我々学園祭実行委員会は準備を進めているところです。しかし、学生が最大限に輝ける場所を作り出すという目的を達成するには、以下の2点の課題を解決する必要があります。
1つ目の課題は、低品質な音響機器でステージ企画をやらざるを得なく、聴覚障害者にとって重要な音響効果を確保しにくく、満足に情報を得ることができないというものです。
昨年度の学園祭で実施したステージでは、2つのスピーカーを用意しました。しかし、そのうち1つのスピーカーはノイズがひどく、音量をMAXにしても5メートル離れたら聞こえなくなってしまうという状態になっております。また、下の画像の通りコードが切断しかけているというボロボロの状態です。
筑波技術大学天久保キャンパスにあるスピーカー
既にボロボロな状態になっている
音響機器のコードが切断しそうな状態
そのため、昨年度はスピーカー1つのみでステージ企画を実施しました。しかし、参加してくださったお客様から「音が小さくて十分聞こえなかった」「BGMが大きすぎて声を聞き取りにくかった」という音響環境に対する不十分さを指摘されました。つまり、音響環境の整備不足によって、ステージ企画を実施した学生が最大限に表現して輝けたとは言えない状態にさせてしまいました。
現状の音響環境のイメージ図
今年も不十分な音響環境でステージ企画を実施してしまえば、ステージ企画を実施する学生が表現したいことを最大限に表現して輝くことは叶わない。お客様も不十分な音響環境で最大限に楽しめることができない状態になってしまいます。「そんなステージ企画を実施したくない、学生には最大限に輝いて欲しいし、お客様にも最大限楽しんでほしい。」そういう想いから、新品の音響機器を購入したいと考えております。
2つ目の課題は、安全に使えつつ手話が見やすいステージがないというものです。
昨年度までは下の画像のステージを用いていました。しかし、見て分かるように立ち方がデコボコで不安定な状態となっており、安全性が確保できない状態です。そのため、今年度の学園祭ではこのステージを使用しないことになっております。
2023年度まで使っていたステージ
そのため、現在使えるステージがないという状況になっています。ステージがない状態でステージ企画をやってしまうと、以下の画像のように後ろの客席からは手話が見づらいということが起きてしまいます。
お客様の頭が手話と被っていて見えない状態
その状態でやると、お客様がステージに立つ人の手話が見えない、学生はお客様に自分を最大限表現して輝くことができないということになってしまいます。やはり、「これも避けたい!」という想いからステージを設置する費用が必要と考えました。
上記の2つの課題を解決するためには、学生や先生方から募った実施金とは別に資金が必要となります。
これからも私達学生の筑波技術大学の学園祭を繋げたいという思いが高まっています。ぜひ、『繋げたい』という思いで動いている私達を応援してください!これまでの活動と準備状況
2023年度は、2023年10月21日(土)前夜祭と2023年10月22日(日)公開日の2日間に渡って学園祭を開催しました。出店された模擬店は20店舗で来客数は600人以上と、在学生同士だけではなくOBOGや外部の友達、視覚障害者など様々な人との交流を実現することができました。
2024年度学園祭の開催に向けて、我々は3月から動き始めました。具体的には、本部や部門体制の決定、学生や先生方から学園祭実施金の収集、目玉企画の考案、といった学園祭の開催に重要な体制や企画を考案してまいりました。学園祭実施金について、現在45万円程度集まっており、最低限開催できる状態になっております。10月19日前夜祭、20日本祭を開催すべく、鋭意準備中です。目標金額の算出根拠
聴覚障害者にとって重要である明瞭な音声を確保することで、ろう・難聴の学生が最大限に輝ける学園祭にすべく、必要な機材と予算は以下の通りとなっています。クラファンが成功した暁には、これら機材の購入とリターン仕入れなどに充てる予定です。
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:64,000円
・ステージ:100,000円
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:10,500円
・その他(手数料・税金・リターン):120,000円
計425,500円リターンについて
今回、我々が用意するリターンは7種類!
※リターン品のデザイン及びイメージ図は今後若干の変更がある場合がございます。ご了承ください。
お礼メール:支援していただいた皆様に、感謝の気持ちを込めてお礼メールを送らせていただきます。
学園祭本部の秘密データ:支援していただいた皆様に、学園祭本部の裏側を見せちゃいます!
ポストカード:1500円と4500円の支援をしていただいた皆様に、学園祭オリジナルのポストカードを贈らせていただきます。
オリジナルハンドタオル:3500円と4500円の支援をしていただいた皆様に、学園祭オリジナルのハンドタオルを贈らせていただきます。オリジナルハンドタオルのイメージ図は以下の画像になります。
オリジナルトートバッグ:6500円の支援をしていただいた皆様に、学園祭オリジナルトートバッグを贈らせていただきます。オリジナルトートバッグのイメージ図は以下の画像になります。
オリジナルTシャツ:10000円の支援をしていただいた皆様に、学園祭オリジナルTシャツを贈らせていただきます。サイズはSサイズ、Mサイズ、Lサイズからお選びいただけます。オリジナルTシャツのイメージ図は以下の画像になります。
広告掲載:50000円の支援をしていただいた法人向けのリターンとなります。A6サイズの学園祭パンフレット1ページにオールカラーで広告を掲載いたします。クラファンが成功した場合、お知らせいただいたメールアドレスに入稿のお願いメールを送信いたします。そのメールに返信する形でご入稿をお願いいたします。入稿締切は2024年8月31日といたします。
30000円の支援をしていただいた皆様には、広告掲載を除く6種類のリターン品をご用意いたします!
また、「リターン品は要らないから、出したお金をすべて学園祭に活かしてほしい!」という太っ腹な方向けに、「10000円(太っ腹な人向け)」というプランもご用意しております。
支援していただける金額とリターン品の一覧は以下の画像になります。
スケジュール
6月末:クラウドファンディング開始
7月31日:クラウドファンディング終了
10月19日:学園祭前夜祭
10月20日:学園祭本祭
11月以降:決算報告、リターン品発送開始最後に
このプロジェクトを通じて、筑波技術大学の学園祭は、ただのイベントではなく、学生一人ひとりが自分らしく輝ける特別な場所になると信じています。その場所を作り出していくために、あなたのお力を貸してください。