『安倍晋三 100の言葉』6/14発売 ~国家の理念とビジョンを発信し続けた安倍元総理が残した言葉を掲載~

2024.06.04 10:00
株式会社 宝島社
「生き方」「家族」「仕事」「外交・人間関係」「政治・政策」の5つの章にわけて解説


株式会社宝島社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:関川誠)は、『安倍晋三 100の言葉』を6月14日(金)に発売します。
 2022年7月、凶弾に倒れ非業の死を遂げた安倍元総理は数々の言葉を残しています。これほど再チャレンジという言葉と実像が重なる人はおらず、64年ぶりとなった総理再登板は多くの人に希望を与えました。本書では、日本人に国家の理念とビジョンを発信し続けた稀代の宰相の100の言葉を「生き方」「家族」「仕事」「外交・人間関係」「政治・政策」の5つの章にわけて解説。安倍元総理の写真とともに振り返ります。




志なかばで凶弾に倒れた安倍元総理だが、その精神は多くの言葉として残されている。稀代の宰相・安倍晋三は何を語り、何を目指したのか。安倍晋三なき日本で生きる私たちは、今こそ安倍元総理が残した言葉から学ばなくてはならない。(はじめにより一部抜粋)       



「挫折は大いなるキャリアである」。私の確信です。
平成25年(2013)、安倍元総理は引きこもり、事故、破産といった挫折を経験し、再チャレンジに取り組んでいる人たちと会談し、Facebook で上記のように発信した。「再チャレンジ」は安倍元総理の政策のさまざまなところに反映されている。安倍元総理は、著書『新しい国へ 美しい国へ 完全版』で、まず競争は公平公正でフェアでなければいけないとしたうえで、「競争の結果、ときには勝つこともあれば負けることもあるが、それを負け組、勝ち組として固定化、あるいは階級化してはならない」とし、「一回の失敗で人生の決まる単線的社会から、働き方、学び方、暮らし方が複線化された社会に変えていきたい」と述べている。そして、人生のあらゆるシーンで再チャレンジができる社会を目指した。再チャレンジは安倍元総理が描いた日本の成長戦略にも深く関わっている。少子高齢化で人口が減少していくなかで経済成長していくためには、あらゆる人材が必要となってくるためだ。



私が特別優れていたわけではありません。私よりも優れた仲間たちがいたからであります。
亡くなる約4か月前の令和4年(2022)3月31日、安倍元総理は近畿大学東大阪キャンパスで卒業生に向けてスピーチを行っている。安倍元総理は、首相に返り咲いたことについて、「それは決して私が特別優れた人間だったからではありません。残念ながら特別強かったからでもない。ただ一点、決して諦めなかったからであります。そして、諦めない勇気をもらったからなんです」と語った。その勇気とは、東日本大震災の被災地を懸命に復興しようとする人々の姿だったという。さらにカムバックできたもう一つの理由として「私よりも優れた仲間たちがいたから」と語り、「その仲間の多くは第一次政権で同じように失敗をし、挫折をし、悔しい思いをし、唇を嚙んだ。それが生かされたんだと思います」と続けた。この年の卒業生の多くはコロナ禍における学生生活を強いられた。しかし、この苦しい思いを共有し培った絆こそが、未来への希望となると語ったのである。



目の前の敵を倒すのはある意味では簡単だけれど、自分の心の中にある敵を倒すのは難しい。
平成24年(2012)からスタートした第二次安倍政権では、いわゆる「アベノミクス」による経済政策によって経済は回復、株価は上昇した。これを受けて、平成26年(2014)の衆議院議員総選挙と平成28 年(2016)の参議院議員通常選挙で自民党は勝利した。政権基盤が安定するなか、平成29 年(2017)1月5日、安倍元総理は自民党の仕事始め式で、180年前に乱を起こした大塩平八郎の言葉を用いて、「『目の前の敵を倒すのはある意味では簡単だけれど、自分の心の中にある敵を倒すのは難しい』というこの言葉を私自身の戒めにしながら、常に緊張感をもって、国民の信頼があってこその我々、自民党、安倍政権なのだという気持ちで一歩一歩皆さまと共に進んでいきたいと思います」と語った。己の心の中の慢心や驕(おご)りに対して、常に向き合いながら、初心を忘れずに国民からの期待に応える姿勢がうかがえる。
『安倍晋三 100の言葉』
著者:別冊宝島編集部 編集
発売日:2024年6月14日
定価:1320円(税込)

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