食材を一から大切に育て、つくった人の思いを知った上で食べると、なぜかより一層おいしく感じるもの。人はモノを食べるとき、味覚はもちろん、視覚に嗅覚、触覚、そして聴覚と、五感をフルで働かせながら味わいますが、さらにつくった人の愛情や、食材・料理へのこだわりを“心”で感じることで、それがまるで素敵な調味料のように働きます。
それならば、ものを食べるとき、生産者の思いをできるだけ多く知りたいですよね。
新しい“食”のカタチ“北海道を読んで食べる”情報誌!
そんな生産者の思いやこだわりを知るのは限界があるものです。そこで、新しい“食”のカタチとして、情報誌と共に食べ物が届く新しいメディアが誕生しました。
その名も、「北海道食べる通信」。生産者の哲学や食材にかける思いがつまった情報誌と、その生産物が、セットになって定期購読会員へ2か月に1回届けられるというもの。
北海道を“読んで”食べる新しいスタイルが今、注目を集めています。
「食べる通信」のはじまりは東北から!
実はこの「食べる通信」がはじまったのは、東北から。東北大震災を機に東北でがんばる生産者を応援するプロジェクトによるものでした。そして、「東北食べる通信」が成し得たノウハウを他地域と共有し、「生産者と消費者をつなぐ」新しい“食”のスタイル「食べる通信リーグ」が誕生。現在は16の地域で、年内には全国21の地域で各地の「食べる通信」が作られ、新しい食の形として注目を集めています。
生産者の思いやこだわりを感じれば、北の食材がより一層おいしく!
情報誌では、毎号1人(もしくは1団体)の生産者を主役に取り上げ、その哲学やこだわり、生き様まで、あらゆる食のストーリーを展開。その他にも北海道の広大な景色の写真やイラスト、食育コラムやおいしくいただけるレシピがつづられています。何度も読み返したくなるこの情報誌と共に味わう北海道の厳選された食材のおいしさは格別。
これまで取り上げられた食材は、黒毛和牛やイタリアンナチュラルチーズ、新米(3種類食べ比べ)など。今後は北海道でもあまり知られていない隠れた生産者や食材も紹介されるそう。北海道民や北海道出身者にとっても、思わず取り寄せてみたくなる内容です。
生産者へ直接、感謝を伝えれば、もっとおいしく!
「北海道食べる通信」が新しいのは、生産者と消費者が密接につながり合えるところにもあります。なんと、Facebook上で生産者と直接コミュニケーションがとれる、定期購読者限定の場所が!
今までモノを買うだけだった消費者も、「北海道食べる通信」なら生産者と友達になり、このグループページで「ごちそう様」を伝えることができるのです。画期的なのは、生産者からも消費者の顔が見えること。互いのあたたかい交流が心に響けば、北の食材がさらにおいしく感じられそうです。
さらに驚きなのは、生産者に直接会いに行けるツアーを開催していること!「北海道食べる通信」のテーマ「会いに行きたくなる食物語」の通り、直接会いに行くことができる、「会いに行けるアイドル」ならぬ「会いに行ける生産者」という、食のAKBともいえるかも?!
生産者との距離が縮まり、おいしさと安全、信頼関係、そして、安定を享受できるこの「北海道食べる通信」。今後ますます活発なコミュニティが生まれ、たくさんの通信が行われることが目指されています。あなたもコミュニティに参加して、楽しくおいしい通信をしてみませんか?