休刊した月刊誌『レコード芸術』が内容刷新のONLINEメディアとして生まれ変わる

2024.04.19 22:44
クラシック音楽の録音・録画メディアの専門誌として、高い評価をいただいていた月刊誌『レコード芸術』が2023年7月号で休刊。
発表以来、継続を希望する声を数多くいただいています。
そこで、内容をブラッシュアップし全く新しいONLINEメディアとして生まれ変わらせます!
支援してくださる方を募集します。『レコード芸術』から『レコード芸術ONLINE』へ
1952年に創刊された『レコード芸術』は、クラシック音楽の録音・録画メディアの情報を網羅した月刊誌でした。
他に類を見ない媒体として高い評価をいただいてきましたが、近年の当該雑誌をめぐる大きな状況変化などを受け、2023年7月号をもって休刊となりました。
休刊の発表以来、各方面から継続を希望する声をいただき、音楽之友社では、この『レコード芸術』が70余年にわたり培ってきた財産を次世代にいかに継承するか、探ってまいりました。
読者の方々からいただいた声のなかで圧倒的に多かったのが、発売された新譜の情報が的確に入手でき、購入の参考として有益な「新譜月評」を継続してほしいというものです。
月刊誌としての継続が叶わないなか、この『レコード芸術』の核といえる「新譜月評」を刷新して新たな柱とし、ビギナーからコア層まで幅広く対象とする、クラシック音楽の録音・録画メディアのポータルサイト『レコード芸術ONLINE』として生まれ変わらせることが、音楽之友社のたどりついた答えでした。
そして、先行投資が難しいなか、皆様のご支援をいただきながら、『レコード芸術』を次代に継承していくために、クラウドファンディングの実施をすることを決断しました。
ご支援をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。


『レコード芸術ONLINE』は有料会員制(月会費1,000円[税別])ですが、無料記事も充実し、幅広い読者の方にお楽しみいただけます。
多様化するクラシック音楽メディアを幅広く網羅し、音楽之友社だからできる信頼性の高い情報をお届けします。
また、ONLINEメディアの双方向性も生かした読者参加型のコンテンツも立ち上げ、コアなファンだけでなく、ビギナー層にもクラシック音楽の魅力を伝えます。
ご支援いただいた方には、1年間『レコード芸術ONLINE』の有料記事も含むすべての記事をお読みいただけます(2年目以降は、お申し出のない限り月会費1,000円[税別]で自動更新となります)。

『レコード芸術ONLINE』の特長
クラシック音楽メディアの「批評の場」を維持することを第一に、まずは以下のコンテンツを柱としてスタートします。


■中核となる新譜月評(有料記事)
「レコード芸術ONLINE」の中核となるクラシック音楽の録音・録画された演奏を対象とした批評です。
CD・レコード/ストリーミング、国内盤/海外盤を問わず、原則として、製品として作られたものから、毎月総計約100点を編集部が選定し、総勢約20名の評論家が、「推薦」「準推薦」「無印」の3種類の基準のもと批評します 。
推薦盤のタイトルリストは、「今月のレコ芸推薦盤」として無料公開いたします。


■新譜一覧表(有料記事)
「新譜月評」で取り上げたタイトルは新譜一覧表(データ資料館)にデータを蓄積し、アーカイヴ化します。


■アーカイヴ連載(有料記事)
創刊から70余年の月刊誌『レコード芸術』が蓄積した潤沢なアーカイヴから、いま読んでも新鮮な記事を発掘、再掲載していきます。
読者アンケートなどでリクエストも募る予定です。


■『レコ芸』執筆陣による「講座」の実施(有料)
『レコ芸』人気執筆陣を講師とした対面による講座を実施します。また、講座はオンラインでも実況中継し、オンライン参加者も質疑応答に参加できます。後日、講座の内容は記事として公開いたします(初年度はクラウドファンディングのリターンとして開催。2年目以降、一般会員も参加可能になります)。


■先取り最新盤レビュー(無料記事)
新譜発売日に合わせて掲載する、評論家による速報レビューです。


■アーティスト・インタヴュー(無料記事)
注目されるアーティストにインタヴュー取材を行います。
※画像は開発中の『レコード芸術ONLINE』のイメージです


目標金額の1500万円を達成したら、ストレッチゴールを2000万円に設定し、ストレッチゴールを達成した際には、下記をはじめとしたコンテンツを順次拡充していきます。


■ONLINEメディアならではの新連載(有料記事)
ONLINEメディアとして求められる「時代への即応性」を意識した連載をスタートさせます。
読者アンケートなどの結果も加味しフレキシブルに入れ替えを行う予定です。


■多彩なテーマで毎月更新する特集(有料記事)
毎月テーマを決めた特集を組み、徐々に規模の拡充を図ります(一部の記事は無料公開)
■「新・レコード・アカデミー賞(仮称)」の実施
これまでの「レコード・アカデミー賞」を発展的に解消し、CDだけでなく、あらゆるメディアを対象とした「新・レコード・アカデミー賞(仮称)」を創設します。

資金の使い道
皆様からいただいたご支援金は、原稿料や取材費、デザイン費、人件費など、『レコード芸術ONLINE』の1年間の制作費・運営費に充てさせていただきます(CAMPFIREの手数料も含みます)。

実施スケジュール
クラウドファンディングが目標額に到達次第、創刊に向けた準備に入り2024年9月に『レコード芸術ONLINE』を創刊いたします。

最後に
クラシック音楽の演奏録音を楽しむ手段が、CDというフィジカル・メディアからインターネット配信等へと多様になればなるほど、膨大な選択肢の中から何をたよりに感動体験にたどり着けるのか、その「道しるべ」となるものがますます求められるようになっています。
そして、自分とは異なる好みや意見との出会いもまた、音楽の未知なる領域を広げ、音楽を聴く喜びを深めてくれるはずです。
『レコード芸術ONLINE』を通して、多くの音楽愛好者の「道しるべ」を創出したいと思います。
この取り組みへのご支援を、重ねてよろしくお願い申し上げます。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、ご支援いただいた金額は支援者様に全額返金されます(送金手数料、キャンセル手数料はかかりません)。計画の実行及びリターンのお届けもございません。


<システム利用料について>
ご支援いただく際、支援金額と合わせて以下のシステム利用料が発生します。
■支援金額が1万円未満の場合:228円+消費税22円
■支援金額が1万円以上の場合:支援金額の2.27%+消費税
*1支援ごとにシステム利用料が発生いたします。
*システム利用料の決済は支援金の支払いと同時に行われます。
*プロジェクトが不成立の場合、システム利用料は返金されます。


<ご支援内容の確認方法について>
ご支援が完了すると、CAMPFIREから「支援完了」のメールが届きます。また、CAMPFIREの「マイページ」の「支援したプロジェクト」で、ご支援内容の詳細をご確認いただけます。

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