あずきの殻が用紙に~アップサイクル紙「小豆殻CoC」を使った印刷事例を公開~

2024.04.03 14:10
株式会社 高速オフセット
高速オフセットの紙研究所プロジェクト第9弾。1.廃棄されるはずだった小豆の殻を混抄した紙 2.色と柄模様が特徴 3.魔除けなど意味をもたせたいデザインにおすすめ
■小豆殻CoCを使った製品例 
■紙研究所ロゴ
大阪府大阪市で1986年より印刷サービスを提供している株式会社高速オフセット(本社:大阪市西区、代表:橋本 伸一、以下高速オフセット)では、2008年より環境に配慮した用紙・機械・インキでの印刷を取り扱っています。FSC(R)認証紙をはじめ、近年ではアップサイクル用紙やフェアトレード用紙での印刷サービスに力を入れ、紙製品の開発・研究プロジェクト「紙研究所」を立ち上げました。紙研究所のプロジェクト第9弾では、小豆殻CoCという用紙を使った商品開発を行いました。

対象の企業様
サステナブル紙に興味のある企業様
プロジェクト第9弾のコンセプト
~ユニークな用紙でデザインをワンランクアップ~

■小豆殻CoCの用紙の特徴
ほんのり小豆を思わせる色と殻が特徴小豆殻CoCとは、本来廃棄されるはずだった小豆の殻と紙の原料になる木材パルプを混ぜ合わせて作られた用紙です。
「いつも廃棄してしまっているこの小豆殻を何かに再利用できないか」という声からこの用紙がつくられたとのこと。



サステナブルな社会を目指して作られたこの用紙ですが、なんといっても特徴的なのがその見た目。紫色に小豆の殻がランダムに入り、まさに「小豆っぽい」用紙となっています。
また、少しふわっとした質感があり、どことなく和のイメージも連想します。

■印刷・製品事例
高速オフセットでは、小豆殻CoCを使用したオリジナル印刷のご注文を承っています。
このたび、サステナブル紙を使用したオリジナル印刷を考えている企業様に、ぜひこの小豆殻CoCも検討していただきたく、下記のような見本商品を作りました。
●帯巻/熨斗
薄めの紙厚なので、パッケージに+αで使えるような帯巻・熨斗を考えてみました。
紙自体に独特の模様があるので、ロゴなどシンプルなデザインとよく合います。
●包装紙
100g/平方メートル 及び65g/平方メートル の厚さがあり、包装紙としてもご利用いただけます。写真は100g/平方メートル を使用。包装紙としては少し厚みがあるので、高級なパッケージの包装紙にも活用できます。
●パンフレットやノート、一筆箋
用紙に色がついているので、シンプルなロゴや単色のイラストとよく合います。
ノートの場合、中の用紙は「書きやすさ・見やすさを重視するため白色が良い」ということであれば、表紙だけに小豆殻CoCを使用し、中の用紙をkome-kamiもしくはFSC(R)認証紙に変更するなどもおすすめです。
▶kome-kamiについて
▶FSC(R)認証紙について
●縁起物や魔除けを表す印刷商品にぴったりの用紙
小豆の赤い色は、古くから魔除けの力があるとされてきました。
例えばお祝いごとがあるときに食べる赤飯は、赤い色には邪気を払う力があるとされ、小豆が用いられました。また、春のお彼岸に食べるぼた餅も、小豆の赤い色に魔除けの力があるとされ、邪気を払って災難から身を守るために食べられてきました。

縁起物に添える印刷物に使用したり、または魔除けを表現したい際にこの紙を使った印刷物を使うことで、デザインの表現幅が広がりそうです。

■用紙の無料郵送を実施中
高速オフセットでは、小豆殻CoCを含む15種類のSDGs用紙を「無料用紙サンプル請求」として郵送しております。
小豆殻CoCを使用して印刷物を作りたいデザイナー様、または顧客に小豆殻CoCの用紙をご提案したいと考えている広告代理店様等、ぜひお気軽にご活用ください。

▶サンプル請求はこちら
※当社にて印刷サービスのご発注を考えている企業様に限ります

高速オフセットでは社内に70名のクリエイターが在籍しておりますので、デザインからのご発注も可能です。「この用紙を使いたいけど、まだ企画がかたまっていない」という場合でも、ぜひお気軽にご相談ください。当社営業及びクリエイターが、作りたいをカタチにしていくお手伝いをいたします。▶印刷見積りや制作ご相談のお問い合わせはこちら
紙研究所プロジェクトについて
高速オフセットでは、サステナブル紙の商品・サービスを通じて「SDGs17番:パートナーシップで目標を達成しよう」の達成を実現したいと思っております。
ざらざら、つるつる、でこぼこ、ふわふわ…。普段目にしたり、手に取ったりする紙製品。その見た目や手触りは1つ1つ異なり、アナログならではのあたたかみを私たちに届けてくれます。
SDGsへの取り組みが加速する昨今では、普段は捨てられる廃棄物を混ぜて作った用紙や、使うことで現地の支援につながる用紙など、フェアトレードやアップサイクルなどの観点に着目した用紙が増えています。
私たちは、用紙代理店様よりそれぞれの紙の想いやストーリーを聞き、企業様ともに新たな紙製品を作ることで、SDGsが掲げる様々な目標に貢献していきたいと思っています。「手に取る」というワクワクが生まれる紙製品だからこそ、作る人も、受け取る人も、みんなが楽しみながらSDGsを達成できるような仕組みを――。1つの紙製品から世の中を変えることができればと願い、紙製品を研究・開発する「紙研究所」プロジェクトを立ち上げました。紙から世界を変えていけるようなアクションの輪を広めていきたいと思います。
■紙研究所のプロジェクト活動内容
第1弾 2020年6月23日
第2弾 2022年6月15日
第3弾 2022年8月2日
第4弾 2022年9月29日
第5弾 2022年10月31日
第6弾 2023年6月12日
第7弾 2023年12月1日
SDGsに関心のあるすべての方へ。
第8弾 2024年2月27日
第9弾 2024年4月3日
あずきの殻が用紙に~アップサイクル紙「小豆殻CoC」を使った印刷事例を公開~


■その他 (特許・表彰など)
・2005年 大阪まちなみ賞「緑化賞」受賞(堺本工場)
・2006年 日本緑化センター会長奨励賞受賞(堺本工場)
・2012年 大阪ストップ温暖化賞 優秀賞を受賞
      優良高圧ガス関係事業所の知事表彰を受賞
・2013年 日本印刷産業連合会奨励賞を受賞(堺工場、商業印刷センター)、Japan Color 認証制度の標準印刷認証を取得(商業印刷センター)
・2021年 オフセット輪転機の抗菌加工印刷・抗菌剤入り静電除去液開発で特許取得


株式会社高速オフセットは、毎日新聞グループホールディングスを支える中核の総合印刷会社です。1986年設立、『発想から発送まで。伝えたいを伝わる形に』を合言葉に、主力の印刷事業はもちろん制作(紙面/WEB)事業、出版事業、ネット通販事業、自社商品の開発などをサービスとして取り扱っています。

安定した印刷技術
新聞印刷輪転機や商業輪転機を筆頭に多数の印刷機を保有し、安定した印刷パフォーマンスを実現。
SDGsを意識した商品提供
2008年4月2日にはFSC(R)-COC認証を取得。環境に配慮した印刷技術や用紙の活用に長年着目し、水なし印刷、ベジタブルオイルインキ、バイオマスインキ、バナナペーパー、バガス紙、タンザニアコットンペーパーなどSDGsに対応している商材を広く取り扱っています。
※2023年2月にワンプラネット・ペーパー(R)協議会に参画しました
メディアミックスを意識
紙とデジタルの共存にも注力し、従来の『印刷』の枠組みを越えた、更なる成長を目指した挑戦を続けています。
スマホでガチャやクーポンが発行できる「Qube」、インバウンド向けサービス「HAKO-BU.net」、好きな写真を組み合わせてオリジナルカレンダーが作れる「ひとこま」など、便利なサービスや自社開発商品を提供しています。

■ 会社概要
会社名:株式会社高速オフセット
本社所在地:大阪市西区北堀江2丁目5番24号 KOUSOKU堀江ビル
代表取締役:橋本伸一

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