青森県五所川原市出身の文豪 太宰治の小説に登場する「リンゴ酒」を、地元りんご農家率いる有志メンバーが再現!第3弾シリーズを先行販売

2024.03.29 10:00
合同会社トキあっぷる社
太宰治の小説「津輕」に登場する幻のリンゴ酒を再現した「太宰のリンゴ酒」。本日3/29(金)のブランドサイトオープンを記念し、4/3(水)よりシリーズ第3弾となる新商品の先行販売を行います。
(イメージ)第3弾シリーズ
「太宰のリンゴ酒」とは、太宰治が1944年に刊行した小説「津輕」に登場するお酒のこと。太宰の故郷 青森県五所川原市の有志メンバーが集う太宰が飲んだ?!幻のリンゴ酒再現プロジェクトが当時の調査研究を行い、忠実な再現を目指し活動しています。
これらを企画販売する合同会社トキあっぷる社(所在地:青森県五所川原市)は、シリーズ第3弾となる新商品「走れメロス」「富嶽百景」を含む5つの特別セットを、2024年4月3日(水) 昼12:00より太宰のリンゴ酒ブランドサイト(
)にて先行販売を開始します。

太宰のリンゴ酒 誕生の背景
1940年代に青森県津軽地方で飲まれていたとされるお酒
「リンゴ酒」という言葉自体は、広義の意味ではシードルなどのりんごを使用したお酒のことを指す日本語ですが、「太宰のリンゴ酒」は太宰治の小説 津輕に登場する“リンゴ酒”という固有名詞を指しています。
太平洋戦争の最中にビールや日本酒の代替品として実際に青森県津軽地方で飲まれていたもので、戦後、ビールや日本酒が手に入りやすくなり、この“リンゴ酒”が日常的に飲まれることは徐々に減っていったと考えられています。
地元に所縁のある人物とりんごを掛け合わせた商品を作れないか?
2021年、代表の土岐は『地元である青森県五所川原市に所縁のある人物と掛け合わせた商品をつくることはできないか?』と考え、五所川原市(旧金木町)出身の文豪 太宰治に着目。
同年に太宰が飲んだ?!幻のリンゴ酒再現プロジェクトを発足し、このプロジェクトは西北地域県民局のコミュニティ育成支援事業にて最優秀に採択されました。
これまでにクラウドファンディングを2回実施し、350名から約274万円の支援をいただき、忠実な再現を目指した「津輕」をはじめとする4種類が誕生しましたが、これらの再現には大きな困難がありました。

残っていない当時の文献、ゼロからの調査研究
“リンゴ酒”が作られていたのは戦時中。おそらく記録を残す余裕がなかったり、製造工場の各所で技師等が戦争に駆り出され、きちんと管理できていなかったことから、当時の “リンゴ酒”について詳細が記されている文献は残っていませんでした。
そのため、青森県内のりんご農家や太宰にまつわる機関・人物、歴史資料館や研究所といった方々に調査・協力をいただきながら、りんごの品種選定や味わい・アルコール度数の調整を行ってきました。

クラウドファンディング 第1弾:
クラウドファンディング 第2弾:
太宰のリンゴ酒「走れメロス」と津軽鉄道「走れメロス」

地元 五所川原市のソウルドリンクへ
商品の名称は太宰が著した小説タイトルや太宰にまつわるものから名付けており、りんごの品種やアルコール度数・酵母・香りにいたるまで、小説の内容や太宰のエピソードから着想を得ています。こだわりのストーリーが詰まった個性豊かな6種類に加え、現在も新作を企画中です。

時を経て再現された「太宰のリンゴ酒」は、青森県五所川原市の祭り立佞武多(たちねぷた)の成り立ちに通ずるところがあります。
立佞武多に倣い、「太宰のリンゴ酒」には、地元の人々に親しまれ愛飲されるものとなり、さらには市外の方々が五所川原市に関わるきっかけになってほしいという想いが込められています。

製品一覧
(イメージ)津輕津輕太宰の小説「津輕」に登場する、当時日本酒の代替品として飲まれていたリンゴ酒を忠実に再現。
りんごは当時の主流品種である国光のほか、強い酸味が特徴の紅玉と印度を用い、酵母には日本酒酵母を使用した。
(イメージ)RASHORASHO 太宰治に捧げるワイン好きとされる太宰が好むリンゴ酒を叶えるため、ワイン酵母を使用しフルーティな風味に仕上げたリンゴ酒。
名称は太宰が心酔していた芥川龍之介の作品名から。
(イメージ)人間失格人間失格当時の社会情勢を踏まえて再現した、強い酸味と度数10%の強いアルコールがパンチのあるリンゴ酒。
酵母には青森県で開発された清酒酵母 まほろば吟を使用し、桶や木樽をイメージした香り付けを行っている。
(イメージ)斜陽斜陽太宰の故郷 青森県五所川原市の特産品である、果肉まで赤いりんご 御所川原と栄紅を使用することで斜陽色のリンゴ酒に。酵母は斜陽に登場するバラから着想を得て、バラの花成分が入ったワイン酵母を使用。



【新商品】第3弾シリーズ
(イメージ)走れメロス走れメロス人気品種の王林にシークヮーサーを掛け合わせた、弾ける酸味とキレの良さが特徴。
走れメロスの舞台 シチリア島の景色や空気を感じさせる、新たな味わいのリンゴ酒。※画像の液色はイメージです。
(イメージ)富嶽百景富嶽百景「富士には、月見草がよく似合ふ。」という名文句から、主流品種のふじと、月見草に見立てた黄色品種のトキをブレンド。炭酸を効かせたフレッシュな飲み心地で、どんな食事にも寄り添う万能型リンゴ酒が誕生。



先行販売の詳細
商品ラインアップ
【先行限定セット】りんごの木のコースター1個付き第3弾セット
内容:走れメロス 1本・富嶽百景 1本・オリジナルコースター 1個
通常価格 ¥3,600(税込) →¥3,150(税込)

【先行限定セット】津軽金山焼のリンゴ酒専用カップ付き第3弾セット
内容:走れメロス 1本・富嶽百景 1本・リンゴ酒専用カップ 1個
通常価格 ¥4,400(税込)→ 特別価格 ¥3,750(税込)

【先行特別価格】第3弾セット
内容:走れメロス 1本・富嶽百景 1本
通常価格 ¥2,800(税込)→ 特別価格 ¥2,500(税込)

【先行特別価格】第3弾ボリュームセット
内容:走れメロス・富嶽百景 各2本
通常価格 ¥5,600(税込)→ 特別価格 ¥5,000(税込)

【先行特別価格】太宰のリンゴ酒コンプリートセット
内容:津軽・RASHO・人間失格・斜陽・走れメロス・富嶽百景 各1本
通常価格 ¥8,100(税込)→ 特別価格 ¥7,300(税込)

販売期間
4月3日(水) 昼12:00 ~ 4月9日(火) 23:59
※数量の上限に達した場合、上記期間よりも早く受付を締め切らせていただきます。
詳細はこちら:
りんごの木のコースター
津軽金山焼のリンゴ酒専用カップ
プロジェクトメンバー
土岐 彰寿(合同会社トキあっぷる社 代表)青森県五所川原市出身・在住
中国に本社のある大手通信技術会社に12年間務め、2019年にUターン。実家のりんご園に就農。生産から加工品の企画販売まで、りんごの6次産業に注力している。
五所川原市生まれの黄色いりんご「トキ」や果肉まで赤いりんご「御所川原」を使ったシードルを開発し、商品のラベルデザインを地元高校生とコラボして作成するなど、独自の発想と行動力を生かして、五所川原市の発展につながる活動を行う。
佐藤 文俊・明子(さとうりんご園)青森県五所川原市出身・在住。2017年に夫婦で新規就農し、りんご園を営む。『もっとりんごに親近感をもってほしい』という想いから、りんごの加工品開発にも注力。当プロジェクトでは取材調査や原料調達のほか、明子さんはリンゴ酒ラベルなどのデザインも手掛ける。
和田 史香(株式会社FoundingBase)青森県五所川原市出身、京都府宮津市在住。地方共創に取り組むまちづくり会社に所属し、現在はふるさと納税事業部に所属。当プロジェクトでは広報などを担当。(所属先と当プロジェクトは関係ありません)
青山 富士子(醸造家・Fujiko Aoyama Cidre Lab.)青森県弘前市出身・在住。テキカカシードル(ドルゴ・採香・ラガー)、Bramley Lab. 2023 Ciderなどを開発した。あらゆる分野の人々が集まり、弘前の街づくりと次世代の子どもたちへ100年先も弘前を愛し続けてもらいたいという願いから発足したAプロジェクト代表として活動。
山本 風花青森県五所川原市金木町出身・在住。当時高校生ながら独学で絵を学び、絵本を出版した経歴を持つ。当プロジェクトでは本人初の試みとなる商品ラベルのイラストを一部担当している。
江良 圭太(つ・な・がる 代表)青森県五所川原市出身・在住。首都圏でサラリーマンをしながら地域活動の実施や青森県関連イベントを開催していたが、2019年にUターン。現在は地元FMラジオや自身のSNSで青森県のPR活動を行っている。(所属先と当プロジェクトは関係ありません)
神 健祐青森県板柳町出身・在住。りんご農家になるため11年間勤めた会社を辞めて、2022年に実家のりんご園に就農。現在修行中。当プロジェクトでは、ジュースの企画・販売、原料栽培、りんごの木のコースター製作を担当。



取材・調査にご協力いただいた方々
太宰治記念館 斜陽館 館長 今幸樹 氏
リンゴ酒再現への期待値や、太宰を研究されている方々のご紹介、調査方法のアドバイスをいただきました。

太宰治まなびの家 解説員 鎌田龍 氏
太宰の旧制弘前高等学校時代の下宿先「藤田家」及び「藤田葡萄園」や、太宰のお酒事情の取材にご協力いただきました。

青森県りんご協会
昭和時代のりんごの品種や生産量、りんご加工業の歴史についての調査にご協力いただきました。

弘前工業研究所
1940年代のリンゴ酒のタイプや製法についてお伺いし、リンゴ酒の試作を実施いただきました。

りんご研究所
現代では幻とされ太宰のリンゴ酒の原料となる、1940年代のりんごの主流品種「国光(こっこう)」らしき木の発見にともない、正式な判断を行っていただきました。

※一部の団体・人物を抜粋しています。

本プレスリリースに関するお問い合わせ先
合同会社トキあっぷる社
代表:土岐 彰寿(とき あきなが)
所在地:青森県五所川原市神山牧原15ー1
電話番号:080-1078-4348
メールアドレス:dazai.ringoshu@gmail.com
事業内容:りんごの生産・販売、りんご加工品の企画・製造・販売
WEBサイト:
太宰のリンゴ酒 -TSUGARU SAKE-
WEBサイト:
公式Instagram:
公式Facebook:
公式X:

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