東京国立近代美術館「美術館の春まつり」に展示されている桜の作品をモチーフにした「PENONタッチミー!アートマグネット」新発売

2024.03.29 16:32
株式会社ペノン
地球や社会の課題解決に繋がるものづくりを行う株式会社ペノン(本社:東京都千代田区)は、東京国立近代美術館で開催されているイベント「美術館の春まつり」にて、毎年桜の開花の頃に公開されている、川合玉堂《行く春》と、菊池芳文《小雨ふる吉野》をモチーフにした「PENONタッチミー!アートマグネット」を、東京国立近代美術館ミュージアムショップのオリジナルグッズとして発売いたします。
私たちPENONは、森林認証木材の活用、脱プラスチックの推進、リサイクルによる資源循環の取り組みを通して、持続可能な社会の実現を目指すサステナブルブランドです。未来につながる豊かなライフスタイルの実現を目指すアートプロジェクトを立ち上げ、独自開発したプリント技術を用いて凹凸をつけた新しい形のアートグッズを展開しています。

今回もPENON担当デザイナーが美術館に何度も足を運び、ご担当の方のお話を伺いながら作品を鑑賞してイメージを高め、トリミング箇所や凹凸のバランスを相談しながらブラッシュアップを重ねて制作しました。屏風の右隻と左隻を2つに分けて制作しているため、単品での購入も可能ですが、横に2つ並べて作品全体の世界観をお楽しみいただくこともできます。

菊池芳文《小雨ふる吉野》


菊池芳文(1862~1918)は、花鳥画を得意とした京都四条派の日本画家です。六曲一双の屏風に描かれた《小雨ふる吉野》には、奈良・吉野山の満開の桜に雨が降り注ぐ様子が繊細な筆致で描かれており、その叙情的な表現が大いに評価されて「桜の芳文」と称されるきっかけになった作品です。
溢れんばかりの満開の桜が描かれた左隻は、マグネットの枠の外へと想像がふくらむシーンを切り取り、花びら1枚1枚の手ざわりを感じさせる凹凸をつけることで、画面いっぱいに広がる桜の華やかさを高めています。吉野の山並みの奥深さを感じさせる右隻には、遠くにある桜と雲が混じり合う淡い景色のニュアンスを表現するために、柔らかく滑らかな立体感をつけています。PENON担当デザイナーが作品と対峙した時に感じた、小雨の中の桜の木々に包まれるようなしっとりとした空気感をそのままマグネットに閉じ込めました。

川合玉堂《行く春》


川合玉堂(1873~1957)は、日本の自然をこよなく愛し、数多くの風景画を遺しました。《行く春》は六曲一双屏風で横幅は7.8メートルあり、玉堂の代表作として重要文化財に指定されている作品です。埼玉・秩父の長瀞渓谷を舞台にした晩春の風景が描かれており、風に吹かれて舞う桜の花びらが温潤な情景を作り出しています。
左隻の手前にある桜の木と岩に凹凸をつけながら、背景の岩壁はフラットにすることで遠近感を演出し、風景の奥行きを深めています。右隻に描かれている岩肌と波立つ川面にはグラデーション状の凹凸を加え、小さな点のように描かれている花弁にも立体加工を施すことで、自然が見せる豊かな表情をプラスしました。色調整にも細心の注意を払い、原画に近い色味の再現にもこだわっています。季節が移りゆく儚いワンシーンの中に迷い込むような、不思議な感覚を体験できるマグネットです。

商品情報


商品名:PENON タッチミー!アートマグネット 
菊池芳文《小雨ふる吉野》、川合玉堂《行く春》
価格:各600円(税込)
販売店舗: 東京国立近代美術館ミュージアムショップ
※店頭販売のみでオンラインでの販売はございません

美術館の春まつり


皇居や千鳥ヶ淵、北の丸公園など桜の名所エリアに立地している東京国立近代美術館では、桜の開花に合わせて春にちなんだ催し「美術館の春まつり」を開催しています。水面に散る長瀞の桜を描いた川合玉堂《行く春》(重要文化財)や、菊池芳文《小雨ふる吉野》など、春にちなんだ作品を展示。さらに四季のうつろいを堪能できる、芹沢銈介の染色作品も見どころです。周辺に咲きほこる桜とともに、美術館で味わう春を、ぜひお楽しみください。
会場:東京国立近代美術館(東京都千代田区北の丸公園3-1)
開催期間:2024年3月15日(金)~4月7日(日)
開館時間:10:00~17:00(金・土曜は20:00まで)※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし3月25日は開館)
特設サイト:
【商品に関するお問い合わせ】
株式会社ぺノン
info@penon.co.jp

PENON 公式サイト:
PENON 公式インスタグラム:penon_japan

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