荒川技研工業株式会社
50人のクリエイターとGRIPの関わりを探求できる、黄金のライブラリーがミラノに誕生!若手クリエイターをサポートするby arakawagrip始動!16組のクリエイターの大型展示を開催!!
荒川技研工業株式会社(以下、当社)は、2024年4月15日(月)から20日(土)にイタリア・ミラノで開催される世界最大規模のデザインの祭典「ミラノデザインウィーク 2024」に出展します。
当社は2023年9月に50周年を迎えました。
1975年に世界に先駆けてワイヤー金具の調整機構「ARAKAWA GRIP」を開発し、現在日本国内のみならず、世界中の美術館やギャラリー、ショップ等で愛用されています。
昨年から創業50周年プロジェクト「50 GRIPS」にて2023年にミラノデザインウィーク期間中に行った「Less,Light,Local (クリエイター:we+ )」、そして創立記念日を祝して、東京・表参道のTIERS GALLERY(ティアーズギャラリー)で「ubique(クリエイター:吉添裕人)」を開催してきました。また2月には、国内外の著名建築家やデザイナー、そしてこれからを担う若手クリエイターのインタビューをまとめた冊子「50GRIPS」が商店建築社より販売されています。(詳細は
)
今回のミラノデザインウイーク2024は、全体ディレクションを行ってきたSTUDIO BYCOLORの秋山かおりによるインスタレーション「biblioteca d’Oro」(読み方:ビブリオテカ・ドォーロ)がプロジェクト「50 GRIPS」を締めくくります。
2024年ミラノデザインウィークでの展示タイトルは’biblioteca d’Oro’
イタリア語で「黄金のライブラリー」を意味します。
今年のミラノデザインウィークでは、ARAKAWA GRIPで綴じられる「50GRIPS・特装版」を製作。ARAKAWA GRIP を体感しながら書籍をご覧いただけるライブラリー’biblioteca d’Oro (黄金のライブラリー)’が誕生します。様々なクリエーションを支えてきたARAKAWA GRIPの今までの取組みをご覧いただき、まだ見ぬクリエイターの方々との出会いを期待します。
Book design:Kaori Akiyama Graphic design: Azumi Mitsuboshi Photo: Shunsuke Watanabe
以下、秋山かおりよりコメント
50年に及ぶクリエイターとの取組みは、荒川技研工業の歴史そのものです。
いままで、建築家やデザイナー、アーティストは、ARAKAWA GRIPと出会い、なにを想像し、なにを創り上げてきたのでしょう。そこには紛れもなく、見たことのない世界を見たいという双方の強く熱い思いがありました。
今回、黄金のライブラリーにおいて、さまざまなクリエーションの結晶であるいくつものデザインワークとの出会いは偶発的で、黄金に輝く森の中を歩むことで生まれます。黄金の木々、黄金の繊維、黄金の帆布、そして黄金の金具(GRIP)。bibliotecad‘Oro(黄金のライブラリー)に訪れ、カラダを委ね、目を瞑り、見たことのない世界を思い描いてみてください。気持ちが高まり、引き上げられた先に、自らが支えられていることに気が付くはずです。
ARAKAWAは、あなたが思い描いた未来を共有すること、そして、具現化できることを楽しみに待ち望んでいます。
’50 GRIPS’を綴じるために作られた特別なARAKAWA GRIP design:Kaori Akiyama
■開催概要
タイトル:biblioteca d’Oro
サブタイトル:How are ARAKAWA GRIP and you connected?
会期:2024年4月15日(月)~20日(土) 11時~19時
入場:無料
会場:Zona K (Via Spalato, 11, 20124 Milan, Italy)
主催:荒川技研工業株式会社
ディレクター:STUDIO BYCOLOR
クリエイター:秋山かおり
空間デザイナー:浦田孝典、伊澤真紀
グラフィックデザイナー:Sdanley Shen
協賛:株式会社川島織物セルコン、帝人フロンティア株式会社、安多化粧合板株式会社、合同会社ELEMUS
■ディレクター&クリエイター:STUDIO BYCOLOR 秋山かおり
デザインの領域が拡がる今、当たり前を問い、私たちの目の前にあるものを一から見直すアプローチでSTUDIO BYCOLOR として活動。その足元に眠る時間を掘り起こしながら、そのものが生まれた過程を知り、「芯」を据えたうえで、色や素材により魅力を一層引き出し、存在の意味を強めていく。素材実験から導き出されたINHERENT:PATTERN は2022 年に世界3 大デザイン賞のひとつiF DESIGN AWARD を受賞。 iF DESIGN AWARD GOLD, DFA AWARD GOLD, DIA Top 100,他受賞。グッドデザイン賞審査員、タイ デザインエクセレンスアワード審査員、台湾国際学生デザインコンペティション審査員など国内外の審査員を務め、デザインの価値を見出す活動も行う。2022年荒川技研工業が運営するTIERS GALLERYにてAlmach Art Gallery共同主催のBLACK SERIESのディレクションを務め、50周年プロジェクト’ 50 GRIPS’のディレクターを務める。
桑沢デザイン研究所卒業。
TYD INC.を経て2010年TAKANORI URATA DESIGN INC.設立。
建築、インテリアデザイン及び、プロダクトデザインを手がける2014年、アウトドアギアブランド sunsetclimax を設立。ミニマルで美しく優雅なスタイルのデザインを提案している主な受賞歴として、
GOOD DESIGN AWARD(日本)、DFA Design for Asia Awards(香港)、
iF DESIGN AWARD 2019(ドイツ)Architecture MasterPrize(アメリカ)、
A'design AWARD (イタリア)、International Design Awards (アメリカ)などを受賞。
人の暮らしをデザインすること、空間やモノが人にどう作用するかを考え主にインテリア、プロダクト、パッケージのデザインを手がける。見た目の美しさだけではなく、人の心に響く、機能性と美学が融合したものを目指す。
大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒業。
設計施工会社デザイン室勤務後、デザイン事務所を経てm a k I i z a w a d e s i g n s t u d i o 設立。A'design AWARD Bronze受賞。
■「ミラノデザインウィーク 2024」特設サイト
日本語:
■7月に東京で展示会を開催予定
本展示会を7月に東京・表参道のTIERS GALLERY by arakawagripで開催予定です。
会場では当社サポートする2つの展示も同時開催。16組のクリエイターが関わる大型展示に!
同会場ではbiblioteca d’ Oroの他、併せて3つの展示を開催します。2つ目は、荒川技研工業がクリエイター支援としてコロナ禍に立ち上げたプロジェクト「NEW NORMAL, NEW STANDARD」の第4弾としてテーマをJapanese Maisonと掲げ、デザイナーと家業の継ぎ手とのクリエイションを展示します。そして3つ目の、関西在住の若手デザイナーの創造性を研鑽するプロジェクト「COMPOSITION」では、ARAKAWA GRIPを使用したさまざまなモビールの展示を行います。今回は3つの展示会の総称を「by arakawagrip(バイ アラカワグリップ)」とし、今後もクリエイターの支援を継続してまいります。
Graphic Design : Sdanley Shen(SDANLEY DESIGN WORKS)
荒川技研工業とは
1973年に創業。創業者であり、工学博士である荒川秀夫氏が「ないものを創る」を理念に会社を立ち上げ、1975年に世界に先駆けてワイヤー金具の調整機構「ARAKAWA GRIP」を開発。その後この技術を核とした用途製品を次々と開発し、製造、販売事業を展開、小さいながらも自社のブランド「ARAKAWA GRIP」を持つ。表参道に本社兼ショールーム「TIERS」を構え、西日本の営業拠点である大阪オフィス兼ショールーム、そして、製造(部品製造、設計、生産技術、資材、組立)及び出荷を行う東日本の営業拠点、所沢事業所、と、これら3拠点の緊密な連携をもとに、北海道から沖縄まで日本列島すべてをカバーしている。国外では「メイドインジャパン」のARAKAWA GRIPとして愛されており、日本のものづくりを世界に発信し続けている。
オフィシャルサイト: