環境問題をモチーフとしたアート作品を発表するWORDS Galleryが、海洋ゴミをテーマにしたExhibition #04「Plastic Coast」を開催

2024.03.01 12:00
WORDS Gallery
日本で一番海洋ゴミの多い長崎県対馬市と連携。これまでのゴミアートのような形とは異なり、アートであることを主軸として、環境問題を表現します。
【展示概要】
環境問題をモチーフとした作品を発表するWORDS Galleryが、海洋ゴミをテーマにしたExhibition #04「Plastic Coast」を開催することが決定しました。本展は、場所を持たずにオンラインを起点に活動するWORDS Galleryが、WATOWA Galleryの協力の元、同ギャラリーの管理する渋谷のelephant STUDIOにて、2024年3月16日(土)~3月24日(日)に、作品展を開催します。

本展は、#03「Plastic Ocean」で広く取り上げた海洋汚染の問題から続き、プラスチックゴミや漁業ゴミが海洋汚染を深刻化させていること、そして、それらが島国である日本の海岸を埋め尽くす事態になっていることを取り上げます。開催にあたり、日本の自治体で最も海洋ゴミの漂着が多い長崎県対馬市が、実態の情報提供や視察、また、作品制作に取り入れた海洋ゴミの提供を協力しています。

【WORDS Gallery Website】
【参加アーティストと作品】
本展には、Keeenue、松原光、山本ユフィ、Pimlico Arts Japan×花井祐介(二者によるコラボレーション作品の制作)の5名が参加。どの作家も海の町に暮らすなどといった繋がりがあり、本展の参加に至りました。作品の売上の一部は、長崎県対馬市の漂着ゴミ撤去費用に寄付をします。

作品の一部には、実際に対馬に漂着したプラスチックゴミが使用されております。
Keeenue / Till We’re Blue in the FaceKeeenue1992年神奈川県藤沢市出身。壁画制作やペインティング作品の発表、アートワーク提供など国内外問わず様々な活動を展開。具象でありながら抽象絵画のような、独創的で鮮やかな世界観は鑑賞者のイマジネーションを誘発し、それぞれの捉え方や気づきを与える。NIKE、Facebook、SHAKE SHACK、ABC-MARTなど数多くのコラボレーションを手掛け、注目を集める。
松原光 / Gift from the Earth松原光1988年生まれ。漁師などを経て、アーティスト活動をスタートする。
グラフィカルな形とシンプルな線に少しのユーモアを交えた表現をするアーティスト。adidas、LACOSTE、POPEYE、BEAMS、SUNTORY等にアートワークを提供している。
山本ユフィ / About to Encounter山本ユフィ日本、韓国、ロシアにルーツを持つ気鋭のペインター。16歳で単身アメリカへ渡る。10年以上のカリフォルニア・ライフの中で培ったアートは、レトロスクールな色調、LAのストリート・サーフカルチャーからインスパイアされ、サイケデリックでポップかつアンニュイな雰囲気が特徴。
Pimlico Arts Japan x 花井祐介 / A Day in Muni
Pimlico Arts Japanさいとうとおる
リサイクラー。1979年神奈川県生まれ、葉山在住。2015年、ヨーガン・レールの展示と作品に感化され制作を開始。Pimlico Arts Japan名義で海に漂着した海洋プラスチックを素材にした作品づくりを行う。
花井祐介 / Yusuke Hanai
1978年神奈川県出まれ。50~60年代のカウンターカルチャーの影響を色濃く受けた作風で、日本の美的感覚とアメリカのレトロなイラストレーションを融合した独自のスタイルを形成している。アメリカ、フランス、オーストラリア、ブラジル、台湾、イギリス、中国、香港、シンガポールなどで作品を発表。また、VANS、NIXON、BEAMSといったブランドへのアートワークの提供など、国内外問わず活躍の場を広げている。
【会期及び場所】
<会期>
2024年3月16日(土)~3月24日(日)
12:00~19:00
入場無料

*オープニング・レセプション:2024年3月16日(土)17:00~19:00

<場所>
elephant STUDIO 2F
東京都渋谷区渋谷2-7-4

協力:WATOWA Gallery / 後援:長崎県対馬市

【WORDS Galleryについて】
WORDS Galleryは、コンセプトに社会問題(当面は環境問題)を掲げた作品を発表。アートから現実を想像し享受することのできる、鋭敏な感受性を与えることを目指します。

2021年より活動を開始し、これまで環境問題の中から、気候危機をテーマにした#01「Climate Crisis」、生物多様性をテーマにした#02「Biodiversity」、海洋汚染をテーマにした#03「Plastic Ocean」といった作品展を開催してきました。

■#01 “Climate Crisis” - MOTAS. / 町田ヒロチカ / 小磯竜也 / SUGI
■#02 “Biodiversity” - 長尾洋 / スズキエイミ / KURiO / 花梨
■#03 “Plastic Ocean” - 鷲尾友公 / 松原光 / Don Mak (Hong Kong) / Chou Yi (Taiwan)

また、2022年4月には、adidas Originalsフラッグシップストア原宿のリニューアルにて、店舗1FのインスタレーションをWORDS Galleryにて監修・プロデュースをしました。このリニューアルオープンは、adidas Originalsが海洋ゴミをアップサイクルして生まれた素材を使用した「adidas Originals by Parley」の発売と合わせたものです。
adidas Originalsフラッグシップストア原宿
adidas Originals by Parleyにペイント
【WORDS Gallery Website】

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