CHANNEL

東京の中心で、緑に癒される。日本茶ダイニング「SAKUU 茶空」

2024.03.01 12:01

「ひと」と「街」をあたらしい感性でつなぎ合うライフスタイルホテルとして生まれ変わった、「渋谷ストリームエクセルホテル東急」。

今特集ではホテルから街へ、街からひとへ。日常にあらたなスパイスを与えてくれるスポットをご紹介。

第三回は日本茶をメインに楽しめる、街のオールデイダイニング「SAKUU 茶空」を訪ねた。緑に囲まれた空間で、癒しのひとときを

2023年10月、神南から北参道へと移転オープンした複合施設「JINNAN HOUSE」。

スタイリッシュな建物にはセレクトショップ、オフィス、イベントスペースなどが入っており、中でも日本茶を中心としたカフェレストラン「SAKUU 茶空」は街のオールデイダイニングとして地域の人々に親しまれている。

元々生地を取り扱う会社だったというビルは、曲線が特徴的な建築。

茶寮出身である店長の佐藤さんとフレンチ出身のシェフにより、昼は食堂と喫茶、夜は酒場として一日中利用できるのが特徴の「SAKUU 茶空」。

お昼は数種類のメインからチョイスできる定食を。喫茶時間には季節の日本茶と、昭和スタイルのデザートを。夜はビストロに変わり、日本のワインや蒸留酒と、お酒に合う料理を楽しめる。

入口の緑に囲まれたテラスエリアは、ペットとの利用もOK。テイクアウト専門のフードトラックでは2種類の商品のテイクアウトが可能。懐かしいけど新しい、日本茶の体験

取り扱っているお茶は月ごとに変わる今月のお茶や、特製の「煎茶と梅ソーダ」など「SAKUU 茶空」ならではのセレクト。

中でもおすすめは、京都・宇治の名店「売茶中村」による特別なサーバーで抽出される、無糖の水出し茶「日本茶シルキーバブル」。

日本茶シルキーバブル ¥700(税込) きめ細やかでなめらかな泡の口当たりと、すっきりとした飲み口は、なんとも新しい日本茶の体験。一点ずつ手作りの吹きガラスのグラスでいただけるのも嬉しく、一口、また一口と飲み進めてしまう。

ビールサーバーとしても使用できる窒素ガス充填サーバー。「SAKUU 茶空」では、日本茶シルキーバブルを抽出するための専用サーバーとして使用している。

ほうじ茶ガトーショコラ ¥700(税込) 昭和喫茶スイーツの定番メニューは「ほうじ茶ガトーショコラ」と「お抹茶アフォガード」。

「ほうじ茶ガトーショコラ」の濃厚でしっとりとした食感と風味は、日本茶との相性も抜群だ。

季節限定のスイーツメニューも。写真は白木いちごとマスカルポーネムース ¥1200(税込)。“日常の中の一コマ”になるダイニング

「SAKUU 茶空」内には、JINNAN HOUSEで実際に使われている調理器具やインテリアグッズを販売する「JINNAN HOUSE STORE」もある。

バイヤーによってセレクトされた珍しくかわいいアイテムは、ギフトにもぴったり。平日は近くに住んでいる方や会社勤めの方、休日はファミリーまで幅広い層に愛されている「SAKUU 茶空」。

「SAKUUはオープンからクローズまで、一日中開いています。いつどんなときに来ていただいても楽しめるメニューを取りそろえているので、気兼ねなく足を運んでいただけたら嬉しいです」

急須でお茶を飲む楽しさも経験してもらいたい、と笑顔で話してくれた店長の佐藤さん。

おいしいお茶を飲みに、定食を食べに、仕事終わりの一杯を求め……好きなタイミングで、日常の中の一コマになってくれる「SAKUU 茶空」へ遊びに行ってみよう。