インターネットを、安全に快適に活用できる考え方について事例を通じて学べる、『ケーススタディ情報モラルAdvance』を、電子書籍でも発行します!

2024.02.28 13:00
株式会社第一学習社
旬の話題を通じて、SNSでの望ましいふるまいを考えられる1冊。情報社会を安全に快適に生きぬくための指針となる1冊。

株式会社第一学習社(代表取締役:松本洋介、本社:広島県広島市)は、2024年2月20日(火)に『ケーススタディ情報モラルAdvance』をKindleストアにて発売しました。


「ケーススタディ情報モラルAdvance」について
 SNSなどでの情報の収集や発信において、他人の権利を侵害したり、心を傷つけたりすることがないようにするための基盤となる考え方を、情報モラルといいます。この書籍では、23の事例を通じて、情報モラルの考え方を網羅できるようにしています。また、その背景にあるしくみや事情などにもふれています。

 とはいえ、小難しい内容ではありません。誰にも読みやすいように、コンパクトにまとめています。気になる事例から、お気軽にご覧ください。


発行の背景


 この本は、おもに高等学校を対象とした学校専売品「ケーススタディ情報モラル」として、2007年に初版を発行しました。

 その当時はまだ、スマートフォンは出回っていませんが、パソコンのほか携帯電話(いわゆるガラケー)によって、中学生、高校生でも7割以上がインターネットを使っていました。また、2003年度から高等学校で教科「情報」が新設され、高校生がインターネットにふれる機会が大幅に増えるようになりました。そのころすでに、掲示板やブログなどでのさまざまなトラブルが問題として注目されるようになっていましたが、法律や技術などの面から詳しく解説する書籍や、おもに小学生を対象にしたと思われる道徳的な教材などはいろいろあったものの、ちょうど高校生くらいの年代をターゲットにしたものがほとんどなかったことから、初版の発行にふみきったものです。

 「ケーススタディ情報モラル」はその後、数回にわたって内容の大幅な更新をしてきました。そして、全面的に内容を更新して2022年度に発行したのが、「ケーススタディ情報モラルAdvance」です。

なにが「Advance」なのか


 『ケーススタディ情報モラル』の発行以来、インターネットをとりまく環境や利用者の動向は、大きく変化してきました。関連する法律も改正が重ねられ、2003年当時にくらべると「著作権」「個人情報の保護」「誹謗・中傷」などに対する意識が広まってきた感があります。一方で、「店員さんの態度が気に入らなかったから、すぐにネットで晒す」「ネット上で口論になった相手を刺す」といった事件も起こるなど、実社会とネット上の社会との距離感が急激に接近してきたようなようすもうかがえます。

 そこで、「ケーススタディ情報モラルAdvance」として全面的に更新するにあたっては、ネット上の人間関係につながることを意識して、事例をつくりなおしました(18炎上、19まとめサイト、22ネットストーカー、23ネットでの人づきあい など)。もちろん、個人情報(14個人情報とプライバシー)、著作権(15~16著作権)など、これまで重要な内容としてきた「情報モラル」の内容は、かわらず網羅しています。
「ケーススタディ情報モラルAdvance」3つの特徴


■マンガ形式で導入した読みやすい紙面
 23の事例は、すべて見開き2ページ構成にしています。
 事例はマンガ形式で扱い、そこに出てくる用語や背景知識などは解説で説明しています。
 登場人物は高校生を設定しており、高校生はもちろん、どんな年代の人であっても、これらの事例を「自分の問題」として考えることができるようにしています。

■「べからず」集で終わらずその後のフォローも考える
 「こんなことに気をつけようね」「こんなことをしてはいけないよ」というお話では終わらず、この本では「どこに気をつければよかったのか」「これからはどうすればよいのか」というところまで考えることができるようにしています。

■「こんなときQ&A」でさらに詳しく
 23の事例のほかに、100の「こんなときQ&A」を設けて、さらに詳しく扱っています。
 現在のSNSには、もっともらしい怪しげな情報がたくさん出回っています。なかには、意図的にだれかを傷つけるようなものも含まれています。これらの情報にかかわることで、だれもが情報の「被害者」にも「加害者」にもなり得ます。
 モラルの話というと「こんなことに気をつけようね」「こんなことをしてはいけないよ」というお説教ばかりになりがちですが、この本では「自分の問題」として「どうすればよいのか自分で考える」ことができるようにしています。高校生あるいは彼らが大人になってから、情報にかかわる「被害者」にも「加害者」にもならないでもらいたい、これがこの本にこめた大きな願いです。

書籍概要


ケーススタディ情報モラルAdvance
編者:第一学習社編集部
定価:528円 (税込)
発売日:2024年2月20日(火)
ページ数:本体80ページ(問題の解答・解説14ページ付)
発行所:株式会社第一学習社

株式会社第一学習社について


・会社名:株式会社第一学習社
・所在地:〒733-8521 広島市西区横川新町7-14
・代表取締役:松本洋介
・設立:1960年
・URL:
・事業内容:文部科学省検定高等学校教科書(9教科:英語・国語・地理歴史・公民・数学・理科・保健体育・家庭・情報)、学習図書、学術図書の出版
小論文添削指導
小・中・高・成人用新体力テスト、幼児・高齢者・企業向け体力テストのデータ集計分析処理
進路適性診断テスト
【本書のご購入はコチラ】
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社第一学習社

あわせて読みたい

オンライン探究学習教材「ネスレ サステナビリティ プログラム」新年度の申し込み受付を開始
PR TIMES
大学生メンター達が作った新しい「情報I」の単語帳『TECHTAN やさしくたのしく学べる情報I単語帳[なるほどラボ]』刊行
PR TIMES
【想いが伝わる贈り物】希少なリベリカ種を使用した豊かな味わいのバラココーヒー
PR TIMES Topics
累計発行部数560万部突破の集英社の学習まんが「満点ゲットシリーズ」から、『ちびまる子ちゃんのお金の使いかた』が、3月5日(火)に発売!
PR TIMES
映画、パッケージ、動画配信のNo.1情報誌「DVD&動画配信でーた」5月号が本日発売!
PR TIMES
dアニメストアCMに須田景凪氏の新曲起用
antenna
旧日本軍の失敗から今こそ学ぶべき、現代日本企業の「失敗の本質」とは - 及川卓也のプロダクト視点
ダイヤモンド・オンライン
書籍『思考力アップ 大学入学共通テスト「情報I」[なるほどラボ]』を本日3月18日に翔泳社より発売
PR TIMES
東急の新しいデジタルチケットサービス「Q SKIP」の魅力
antenna
大学入学共通テスト「情報I」で高得点を取るには?『思考力アップ 大学入学共通テスト「情報I」[なるほどラボ]』刊行
PR TIMES
【新刊書籍】『重大事態化をどう防ぐ?事例とチェックリストでつかむ 学校のいじめ対応の重要ポイント』発刊!
PR TIMES
トマトジュースという枠を超えて心を豊に満たす、大人のドリンク
PR TIMES Topics
【東大生協の店長が語る】「コスパ重視」の若者にどんな本が売れるのか? - 独学大全
ダイヤモンド・オンライン
漫画『キングダム』屈指の名シーンは「王・将・兵」の鉄則が感動を生み出していた! - ニュースな本
ダイヤモンド・オンライン
焙煎所移転を機に併設されたSingle O Ryogoku Caféをグランドオープン
PR TIMES Topics
書店が街から消える……「要因は少子高齢化のほか、初版が行き渡らないから。万引き被害で1日の利益が飛ぶところも」辛坊治郎が解説
ニッポン放送 NEWS ONLINE
小学生の予習・復習・テスト対策にぴったりな、教科書に完全対応したワークブック『小学教科書ぴったりトレーニング』が令和6年(2024年)2月下旬から全国の書店で順次発売開始!
PR TIMES
dアニメストアが新テレビCMを公開!
antenna
エンタメ産業の産業構造と契約実務をわかりやすく解説! エンタメ業界関係者には必携のバイブル
PR TIMES
【化学物質管理者必携!】『改訂 化学物質管理者専門的講習テキスト 総合版 ―リスクアセスメント対象物製造事業場・取扱い事業場向け―』ご予約受付中!
PR TIMES
はちみつビューティーブランドHACCI「モイスト リップエッセンス BEE KISS」の新色登場
PR TIMES Topics