サウナ・スパ関連商品開発事業で新たな商品が誕生　人気の日帰り温泉 高崎京ヶ島天然温泉「湯都里」のサ飯に採用決定

群馬県 サウナ・スパ関連商品等開発支援事業事務局
3月1日から5月31日『トトノウガパオ』を提供

群馬県が行うサウナ・スパ関連商品等開発事業では、さまざまな分野の中小製造事業者や個人事業主が集まった全６チームが商品開発に励んでいます。その中の『チームどーんとぐんま』が考案したサウナ飯（通称：サ飯）が高崎京ヶ島天然温泉　湯都里（高崎市）にて2024年3月１日（金）から5月31日（金）までメニューとして提供されます。

■スパイシーで食物繊維たっぷり刺激あるサ飯『トトノウガパオ』誕生
当初、チームどーんとぐんまは、にんにくトマトパスタをサ飯として湯都里へ提案しましたが、インパクト不足で却下。そこで商品を変え改良を重ね、今までにない心地よい刺激のあるスパイシーさと体の中を整える食材を使用したメニュー『トトノウガパオ』を新たに開発しました。ガパオとは、タイ料理のメニューでひき肉と具材を炒めた物にホーリーバジルを加えご飯にのせて食べられています。日本では近年タイ料理店だけでなく、カフェメニューなどでも提供され、認知度が高まっています。
湯都里の岐津支配人は、「３月のサウナリニューアルに伴い、少し刺激のあるメニューを考えていたので、サ飯以外にも一般のお客様にも愛される商品になってもらえれば嬉しい。」と、『トトノウガパオ』に期待を寄せています。
『トトノウガパオ』考案者の親子カフェマカロニ岩脇代表は、「一回目は群馬県産鶏肉で作り、更に食べ応えを出すため群馬県産麦豚に変えて作り直しました。今後は県内温浴施設に販売を広げながら県外にも商品を通じて群馬県のサウナ・スパを宣伝していきたいです。」と意欲的です。今後は温浴施設のメニューとして幅広く導入してもらうほか、駅構内の土産店などでの販売も視野に入れ、拡販を目指しています。

『トトノウガパオ』提供情報


提供場所：京ヶ島天然温泉　湯都里（群馬県高崎市島野町890-3　TEL.027-350-8811）
提供期間：2024年3月1日（金）-5月31日（金）
価格：税込800円
内容：群馬県産の麦豚、ごぼう、きのこ、切干大根、にんにく、生姜、塩麴等の食物繊維や疲労回復食材を使用した体の中から整う（トトノウ）をコンセプトに商品を開発しました。
開発者：群馬県　サウナ・スパ関連商品等開発事業　『チームどーんとぐんま』
チーム名は、英語でDawn to GUNMA群馬の夜明け、というワードからサウナスパシーンにおける新しい文化の創造という意味が込められています。
＜チームメンバー＞
岡村 昌輝（株式会社 Splash Brothers 取締役）／岩脇真悟（親子カフェマカロニ代表／笠原章吾（株式会社テングッドクリエイティブ・ディレクター　コピーライター）／加藤美季（素肌美サロン代表）／小森美千代（タイ古式マッサージ SuayLom 代表）／兵藤武志（株式会社北毛久呂保代表取締役）／山上真毅（群馬県職員）／牧野麻美（縁結び相談所大吉マリアージュ代表）


高崎京ヶ島天然温泉　湯都里について　

地域に支えられ今年で18周年を迎えた朝5時から24時まで営業している日帰り温泉です。内湯が５つ、露天風呂が５つあり、露天風呂は全て源泉かけ流しです。また、家族に人気な貸し切り風呂は全9部屋用意。近隣に大学施設もあり、学生グループの利用から、子ども連れの家族など3世代など老若男女の年齢層に利用されています。サウナは男性、女性共に利用率が高く、昨今のサウナブームの期待に応えられるよう、2024年3月22日に男性シアターサウナを、4月19日には女性シアターサウナをリニューアルする予定で、30分に1度オートロウリュのサウナに生まれ変わります。

サウナ・スパ関連商品等開発支援事業について


群馬県が実施中の事業で、「リトリート」という新たな視点から県内地場産業を再編集し、従来とは一線を画する新たな県内地場産業の一面を発信することで、県内繊維産地及び地場産業の活性化を図ることを目的としています。本事業を通して、県内中小製造事業者、デザイナー、コーディネーター等の事業者連携による新商品の開発支援を行っています。昨年７月から開始して、参加事業者22社（個人事業主含む）が6チームに分かれ、繊維製品や食品などの開発を進めています。


＜本事業に関するお問い合わせ先＞
群馬県産業経済部地域企業支援課地場産業係
TEL.027-226-3358
E-mail jibasan@pref.gunma.lg.jp