阿川家定番のクリームコロッケ、人生最高の「鰹節ごはん」…作家・阿川佐和子さんが語った「家族」と「料理」の思い出

2024.02.27 06:00
母がこしらえた食事を、台無しにしてしまった痛恨の記憶があります。米国留学から帰国した両親と、広島の親戚にあずけられていた兄と私が一緒に暮らし始めた神奈川県二宮の家でのこと。3歳の私は外を走り回ってばかりの娘で、ある日外から帰ると、長い廊下の先にある台所の床で母が新聞紙を広げて、パン粉に覆われた俵型のかたまりを並べていた。それが何なのか一目で悟った私は「私もやるー」と走り始めました。…

あわせて読みたい

「底辺の暴力」にさらされる“少年少女の反抗”を清らかに描く...めったにお目にかかれない「ぶっとんで」いて「かなりヤバい」青春小説
現代ビジネス
これは「このミス」大賞作家の新たなる代表作だ...何の仕掛けもない、ただ静かに強く生きる人々の交流を描く「大いなる人間賛歌」
現代ビジネス
新TVCM「アニメとススメ!」篇放送開始
antenna
「松本人志の性加害問題」を梅沢富美男が斬る…遊び人に求められる「品格」とは
現代ビジネス
「浪曲の登場人物のような生き様」浪曲師・玉川奈々福さんが惚れた、金髪シェフ夫妻の「花開くデザート」
現代ビジネス
【想いが伝わる贈り物】希少なリベリカ種を使用した豊かな味わいのバラココーヒー
PR TIMES Topics
「ヒロインが恋人の命と交換で五感を喪ってしまうドラマ」を見たら涙が止まらなくなった...月9『君が心をくれたから』に名作の予感
現代ビジネス
殺人事件の舞台はまさかの「作者の自邸」…!?作家・下村敦史が人生をかけて生んだ奇想天外ミステリー
現代ビジネス
世田谷のまちの雰囲気を味と香りに落とし込んだオリジナルブレンドコーヒー「まちの珈琲」販売
PR TIMES Topics
弟子の藤井聡太八冠がまさかの「甘味処で長考」に入った...?師匠の杉本昌隆八段が驚いた理由と二人の「食の思い出」
現代ビジネス
「人は何を信じて生きるのか?」戦後を生き抜いた男女の人生を通して、作家・角田光代が問いかけるものとは
現代ビジネス
トマトジュースという枠を超えて心を豊に満たす、大人のドリンク
PR TIMES Topics
「ニャンニャン」「チョメチョメ」がテレビで使われ始めた「まさにその時」
現代ビジネス
「日本軍に斬首された“兄の仇を討て」...異色の設定で描かれる自身も「被差別人」である英国軍人の「復讐と葛藤」のドラマ
現代ビジネス
東急の新しいデジタルチケットサービス「Q SKIP」の魅力
antenna
二つの大震災、未知のウイルス…未曾有の事態を生きる三人の男女の「変わりゆく日常と人生」
現代ビジネス
「種田山頭火は売れないバンドマン?」鮮やかな新解釈で学ぶ、破天荒で不器用な「放浪の俳人」の人生
現代ビジネス
「母の日」に感謝の気持ちを込めたアートのような特別なスイーツ発売
PR TIMES Topics
元「天才」子役と「炎上系」俳優…二人の高校生が「演技」の果てに見た生と暴力の極地とは?芥川賞作家が描く「未踏の領域」
現代ビジネス
「アナタがうまくいかないのは、アナタの責任だ」人々の欲望を映し出す「自己啓発本」が生む熱狂の行方 
現代ビジネス
plus eauより初夏の限定フレグランス“紫陽花”シリーズ数量限定発売
PR TIMES Topics