全ての子どもが通える授業料0円の体験特化型学習塾を開講したい!

2024.02.09 13:35
小学校教員をしている中で感じた思いから、4月に大阪府にて授業料が0円の塾を開講しようと考えています。
「全ての子どもがいきいきと楽しく生きられる社会作り」を目指す、
楽しいことが大好きな元小学校教員の村井巧(くいっく)と申します。 


昨年度まで、地元大阪にて「楽しい学校」を信条に子どもの頃から志した小学校教員を務めていました。


子ども達が日々成長する様子を近くで見守ることができる教員という仕事の魅力と、
大きな大きなやりがいを強く感じるなど、素晴らしい経験をたくさんさせていただくことができました。

そんな充実した日々の中で、夢や希望、可能性に溢れているであろう年齢の子どもたちの中に、自分に自信がない子どもがいるということが気になっていました。


そして、なぜ子ども達は自信が持てないのだろう?という疑問から思いを巡らせ
「大好きな教員という仕事から一度離れて、学校とは違う角度から子ども達と関わること」
を決意しました。


今年度の4月からは、子ども達に不足している、外遊びの時間を僕の大好きなキャンプの活動や自然体験学習を通して提供するキャンプスクールで、「教育×キャンプ」をテーマにした「"できる"キャンプアカデミー」のスタッフとして子どもたちと関わっています。


様々な体験を通して、生きていく力を育み、たくさんの成功体験を子ども達に届けています!

(↓"できる"キャンプアカデミーの活動の様子です。)
 →
(活動の様子をご覧頂けます。)
また、子どもが楽しく過ごすためには「周りの大人が楽しく過ごしていることが大切だ」と考え
Instagramにて、みなさんにクスッと笑ってもらえる動画作りを目標にキャンプ✖️エンタメの
ショートムービーを発信しています。もし、お時間ありましたら、少しだけでもご覧ください(笑)


(あなたをクスッとさせる自信あり!?笑)
本プロジェクトは「全ての子どもがいきいきと楽しく生きられる社会を作る」を目標に掲げる、元小学校教員の考えたプロジェクトです。
本プロジェクトを立ち上げるきっかけ(思い)は大きく分けて3つあります。
1つ目は どの子も認められる場所を作りたい!
2つ目は 子ども達の体験活動の機会損失を補いたい!
3つ目は 挑戦したい!    です。順を追って説明させていただきます。


1つ目の「どの子も認められる場所を作りたい」は、
「自己肯定感・自己有用感が低い子ども」を見る中で、なぜ低いのかについて考えた結果、自分の中で抱いた思いです。

自己肯定感が低い子どもの原因として、様々な要因が考えられますが、一つの原因は学校にあるのでは?
と感じました。


それは、学校現場で子どもが自分を評価できる「ものさし」がまだまだ学力中心だというものです。
大人になればさまざまな「ものさし」で自分を測れるのですが、その「ものさし」が極端に少ない子どもがいます。


学校には様々な子どもが通っています。勉強が得意な子ども、運動が得意な子ども、友達のことを思いやれる子ども、優しさに溢れた子ども、リーダーシップのある子ども、歌うのが上手な子ども、みんなをいつも笑顔にしてくれる子どもなどなど・・・


教師として、関わる子どものことは、できるだけ認めるよう努めました。子ども達にどれほど届いていたかは分かりませんが、少しでも自信を持ってもらえるよう、自分のこと学校のことを好きになってもらえるよう考えました。

しかし、多くの子ども達が気にしている評価は教科学習のテストの点数や学期末にもらう通知表です。


テストのことや教科学習の評価を否定するつもりはないのですが、数字での評価をみて、落ち込むこども達をたくさん見てきました。


もちろん、私の指導力不足や力不足もあります。ただ、頑張って勉強しても、テストの点数、通知表の評価によって、自分のことを認めることができない子どもの様子を見て少しずつ違和感を感じるようになりました。 


テストの点数は子どもの中で自分を測る大きい大きいものさしなのです。そこで自分自身を評価できないと、自信を無くしてしまうのです。だからこそ、他のものさしがあることを体験を通して伝えたいという思いを持つようになりました。

私が受けもったクラスに、みんなのことをよく楽しませてくれる子がいました。


彼は人のことを笑顔にするプロフェッショナルで、教師であった僕自身もとても楽しませてもらっていました。ただ、彼は勉強が苦手でテストを返却する度にやるせ無い表情をしていました。時には解くことができない問題に癇癪を起こし、自分自身を責めてしまうこともありました。(ずば抜けて良いところがある子なのに、すごい子やのに・・・)そう何度も感じ、何度も彼に伝えましたが、テストの丸付けをするのは教師である自分、成績をつけるのも教師である自分。なんとも言えないやるせなさを感じていたことを覚えています。
この出来事も1つのきっかけとなりました。


これらの経験を通して、学力ではなく「自分たちで課題を立てて解決をしていく探求的な学び」を主軸とした体験的な学習を行える場所を作りたいという思いを持ちました。そして、探求的な学習を行う中で一人一人の子どものいいところ、可能性、得意なことを認め合い、学びを進めていくことができれば、自信を持って子ども達が育っていくのではないかと考えました。それが今回の「0円塾」プロジェクトの1つ目のきっかけです。






2つ目の「子ども達の体験活動の機会損失を補いたい」は、「子供の体験活動と意識の関係」についてのデータを見て体験活動の重要さと、その体験活動を満足に行えていない子ども、体験させてやれない家庭があることを知ったことにより感じたことです。
(出典)国立青少年教育振興機構「青少年の体験活動等に関する実態調査(平成 26 年調査)」(平成 28 年 5 月)


 ご覧いただくと分かるように、自然体験活動や生活体験などの様々な体験活動と、自己肯定感には相関性があります。体験活動の機会が多いほど、自己肯定感が高い水準にあることがわかります。
また、調べていくと、次のようなデータも出てきました。 
画像キャプション
毎日新聞「経済的な理由で諦めたこと」( 平成 30 年 2 月)

こちらの資料からは、ひとり親家庭や低所得の家庭など経済的な理由で習い事やお出かけなどの「体験」の機会を損失している割合が高いことが分かります。

繰り返すようですが僕の目標は「全ての子どもがいきいきと楽しく生きられる社会を作る」こと。


であるならば、どんな子どもでも通うことができるように授業料を0円にすれば良いのではないか?授業料という参加障壁を取り払えば良いのではないか?と考えました。


こちらも私の受け持ったクラスのある子の話になるのですが・・・
ある休み時間に、子ども達とユニバーサルスタジオジャパンの話をしていました。
「あのアトラクションめっちゃ面白いよな!」「○分待ちやったけど頑張って並んでん!」
「先生はあのショーが好きやな!」などと、子ども達との会話を楽しんでいました。
チャイムがなり、子ども達が自分の座席へ戻って行ったあと、1人の子どもが私のそばに来て
「私、ユニバ行ったことないねん!」と言いました。
その子がどんな思いで伝えてくれたのかは分かりませんが、非常にハッとしたことを覚えています。
いろいろな体験について話すのはもちろん良いのですが
体験活動の数には差があること、行きたくてもしたくてもできない子どもがいることを知りました。
この様な経験を経て、「通いたいけど通えない」と思っている子どもや「通わせてあげたいけど、通わせてあげられない」と思っている保護者の方にも、参加していただける場所を作りたいと思う様になりました。









3つ目の「挑戦したい」は、僕個人の生き方に関することです。


お恥ずかしい話ですが、これまでの人生で目標が不明瞭な日々を過ごすことや、挑戦してみたくても失敗を恐れて取り組まないということがありました。


今回は時間をとって自分を見つめ直す中で、子ども達のために取り組むことと、いち教員であった自分がどれだけ皆さんのために行動することができるのか、成長と挑戦に真剣に取り組むという決意をしました。


このプロジェクトを通じて、自分自身の可能性に挑戦し、新しいプログラムを展開することで、より意義深い経験を積もうという「挑戦したい」という思いも、本プロジェクトのきっかけです!!
学習内容
学習内容としては大きく2つの軸をもって取り組んでいきます。
1つ目は、スポンサー企業と連携して行う社会体験学習です。
その職種について聞いて、調べて、知ったり、自分たちにできることを考えて実行したりします。
学習を通して世の中にある職業のこと、社会の仕組みのことを知ってもらえればと考えています。

2つ目は子ども達と課題(ゴール)を定め、そのために必要な学習や体験を行う探求的な学習です。
子供の疑問や興味から課題を設定し、それに向けて考える活動を通して、計画力、実行力、協調性などを育みます。課題の設定ができたら以下の①〜⑤を1つのセットとし、これらを繰り返します。
①課題の設定
②情報収集・情報の整理
③分析・話し合い
④打ち手の実行
⑤振り返り


実施場所
「松原テラス(輝)」大阪府松原市田井城3丁目104番2
(実施するプログラムによっては活動場所が変更になる可能性もございます。)


対象人数/対象年齢
10名程度/小学1〜6年生


運営体制
指導は私1人で行わせていただきます。プログラムによってはサポートメンバーが参加したり、スポンサー企業様をお招きして行うことも予定しております。

実施頻度
まずは、週に1回の1時間で授業を行う予定をしています。
今後、状況に応じて変更する可能性があります。

開講期間
2024年4月〜2025年3月までの1年間を開講予定とします。
1年間の授業を進めていくなかでそれ以降の開講については判断させていただこうと考えています。


資金の使い道
集めた資金は、塾の開講に必要な学習ツールの購入、会場費、人件費などに使わせていただきます。また、授業料が0円ということで、生徒たちに無料で提供する教材や本、ノートなども購入する予定です。皆さんからいただいた資金が無駄にならないよう、適切に使わせていただきます。
(内訳)
会場費:約120,000円
学習教材費:約150,000円
人件費:約120,000円
広告宣伝費:約50,000円
撮影費:約50,000円
その他:約110,000円(リターン品など)
計600,000円 
皆さんは子どもの頃、どんなことに興味がありましたか?
また、どんなことに疑問を抱いていましたか?

0円塾では、こういった子どもの「知りたい」を体験を通して解決し
自分に自信を持った子どもの育成に努めます!
また、様々な企業さんとタイアップし、
職業のこと、社会のこと、お金のことなどを知る機会を提供できればと考えています。


対象は全てのこども!
なので、ゆくゆくはオンラインでの配信などもできればいいなと考えています。
全国どこにいても私、くいっくに会える日がそう遠くないかもしれませんね!笑


冗談はさておき、まずはその第一歩として、子ども達と様々なことに取り組みます!
0円塾の形が定まってくれば子ども達と地元松原市を盛り上げる活動を行うことができればいいなと考えています!
最後まで読んでいただきありがとうございました。

小学校教員を退職し、自分がクラウドファンディングをすることになるなんて思ってもみませんでした。

僕の得意なことは人を楽しませることです。
特に、相手が子どもの時、その効果はより発揮されます
自分の得意を活かして、子どもたちが自信を持つお手伝いをすることが、僕のミッションです。

可能性に溢れた子ども達。その子ども達が少しでも楽しくいきいきと日々を過ごせるように取り組みます。

その為には、1人でも多くの皆さんのお力が必要です。
「共感しました!」「応援しています!」と思って頂けましたら、ご支援して頂けると幸いです。
また、シェアしていただけるだけでも、子ども達の笑顔に繋がります。 温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。


村井 巧

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