安心して愛車を売却できる……ってホント? 買取買取オークション「セルカ」をCARトップ編集部が使ってみた【前編】

2023.12.01 07:00
  中古車を扱う業者に関するネガティブなニュースが、世間を騒がせている昨今。中古車業者に対する一般ユーザーの不信感は募るばかり……。そこで今回は“安心”かつ、“高値でクルマを売却できる可能性の高い”、新スタイルの愛車買取オークション「セルカ」を紹介しよう!
“安心して高く売れる”セルカオークションって!?
  クルマを買い替える際には、何らかの方法で今乗っている愛車を売却する必要がある。しかし、昨今ニュースなどで報道されている中古車に関するトラブルを目にすると、不安になる人もいるだろう。実際、国民生活センターにも年間1000件以上の相談が寄せられており、しかも件数は増加傾向にあるという。
  そこで紹介したいのが、一般ユーザーと業者を直接繋げる革新的な愛車買取オークション「セルカ」だ。セルカがインターネット上に用意したオークションサイトに、ユーザーが愛車を出品。セルカと提携している業者が価格を競り合うというサービスだ。今回は実際に査定を行っているセルカのスタッフ、秦野 敦さんにお話を伺った。
「WEBや電話でお問い合わせをいただいたあと、検査員が伺って査定を実施。検査が終わったあとに売り切り金額(最低落札価格)を設定し、売り切り金額を超えれば売却という流れになります。我々が直接買い取るわけではありませんので、査定の際の〝駆け引き〞のようなものはありませんから、ご安心ください」
  ちなみにオークションに登録されている業者はなんと約7000社。さまざまなジャンルを得意とする業者が揃っているため、売りたいクルマにマッチする業者間で競り合いになる可能性も大。アフターパーツなどもプラス評価になることが多いという。
「過走行車や事故車、水没車などでも査定や出品は可能です。ローンなど残債がある場合の手続きなども当社で請け負います」
  ちなみに取引が成立した場合の手数料は一律で2万9700円! しかも売り切り金額を超えずに売買が成立しなかった場合は手数料が掛からないという親切さである。これを利用しない手は、ないのではないだろうか。
本当にあった怖〜い中古車買取トラブル
★買取業者に査定を依頼したところ『修理歴がある。事故車なので本来は10万円だが、すぐに引き渡してくれれば20万円で買い取る』と、ほかの業者にも査定をしてもらう予定だったのに強引に契約させられた。

★ インターネットで一括査定を依頼。1社目の買取業者から買取額が提示されたが、「ほかの業者の査定額も聞いてから決めたい」と伝えたところ、無理矢理自宅に居座られてしまい、仕方なく契約した。しかし、その後に査定してもらった業者の買取額の方が高かったので、1社目の業者に断りの電話を入れたところ「解約はできない」と断られた。

★ 査定金額に納得し、契約書にサインをした。他社の査定などすべてお断りしたあと、契約を交わした業者から「上司の許可が下りなかったので減額させてほしい」と連絡が来た。

★ 査定の検査後に車検証を持ち帰られてしまい、車検証がないため他社で査定をしてもらうことができなかった。結局、ほかの業者の査定金額を聞くことができず、そのまま契約することになってしまった。

★インターネットオークションを利用して愛車を個人間売買で売却。代金が振り込まれたのでクルマと移転登録に必要な書類を引き渡したが、自動車税の納税通知書が届いた。インターネットオークションの業者にも対応してもらえず、困っている。
ときには膜厚計で塗装の厚さを測り、板金塗装された部分を調べることもある。丁寧な査定をすることで、のちのちトラブルになる可能性がグッと少なくなるのだ。「極端なケースだと、外装をグルッとひと回り見て、あとは車検証の情報だけで金額を出すような買取業者もいます。セルカでは私たちが査定した情報を見てバイヤーさんがクルマの状態を判断しますので、かなり細かい部分までチェックします」と秦野さん。
査定はセルカの正社員か提携店の認定査定士が実施する。査定時間は約30分~1時間ほど。スマホのアプリにデータを入力する形で、確実かつスピーディに進めていく。
セルカの詳細はこちら!
クルマ売却までのプロセスが楽しくなるセルカのシステム
  業界内でも注目を集めている『セルカ』を立ち上げたのが、クイック・ネットワークの田畑翔利社長。そのきっかけは何だったのだろうか。
「アフリカのケニアに滞在していた時期があるんですが、走っているクルマのほとんどが、日本から来た中古車だったんです。そこには大きく3つの理由がありました」。
①道路環境が整っているのでクルマの状態がいい。 ②世界的にも見ても希有な厳しい車検制度がある。 ③日本は小柄な人が多いので、内装のヘタりが少ない。
「ただ、間に多くの業者が入っているため、日本で廃車寸前だったクルマでも、ケニアに来ると100万円くらいになってしまう。これだけネット社会が発展しているんだから、直接売買できれば良いんじゃないかと思ったんですよね」。
  とはいえ、インターネットでのクルマの売買は、まだ一般的ではない。ましてや海外となると、さらにハードルは高くなる。そこで、まずは日本のなかで”ネットでクルマを高く売るのが普通”という環境を整えてから、海外展開を始めようと考えた。
「流通構造的に、買取店が出す値段は業者オークションの相場より安くなります。だから一般ユーザーが業者オークションにクルマを出せば、もっと高く売れるわけです。でも業者オークションはプロしか参加できない。それなら一般ユーザーが直接出品できるオークションがあればいいと考えたんです」。
  一般ユーザーは、これまで買取店やディーラーが享受していた利益が、自分に還元される。一方でオークションに参加する業者にとっても、出どころが確かな中古車をユーザーから直接仕入れることができると、双方にメリットがあるのがセルカなのだ。
「開始最初は出品するクルマを集めるのが大変でした。詐欺なんじゃないかとか、手数料が安すぎて怪しい、とか言われて……。そんななか、最初に出品してくれたのは古い国産のコンパクトカー。ごく普通の中年の女性が、ネット経由で申し込んでくれました。それがある程度イメージしていたような感じで落札された。そこで手応えを感じました。あとは少しずつ信用を積み上げていくだけです。リピート率の高さは驚異的で、セルカを利用していただいた方が18カ月以内に再度利用してくださるか、もしくは利用者を紹介してくださる割合が40%以上もあるんです」。
  高く売れて、手数料も安い……一度その経験を味わったユーザーが再び利用したくなるのは当然だ。
「手数料をリーズナブルな設定にできるように、オペレーションコストを下げる努力をしてきました。そしてお客様が使いやすいサービスであることも必要です。クルマを売るときは色々な書類が必要だったり、チェックが必要な項目がたくさんありますが、お客様がWEB上の『マイページ』にある『やることリスト』を進めるだけでスムースに取引が完了します。また自分のクルマの取引状況も見られますので、金額が上がっていく様子もリアルタイムでチェックできます。どうすれば、クルマの売却を”楽しい体験”にできるか!? そこを考えながらシステムをアップデートしています」
  さまざまな報道の影響もあり、ややもすれば、クルマを売ることが、”やりたくないこと”、”面倒なこと”になりかねない昨今。
「買取に関する問題について、我々は”構造”で解決すべきだと思っています。ユーザーと業者の間で持っている情報の格差があるから、〝騙した、騙された〞という話が出てくる。でも情報格差を無効にする構造になっていれば、誰も騙されることはない。そういった考えで作ったシステムがセルカなんです」
  田畑社長の熱いトークで、俄然興味が沸いたCT編集部。そこで次号では、会社の”とあるクルマ”を、実際にセルカで売ってみたいと思う。
従来の自動車買取のメリット/デメリット
『新車ディーラーへ下取りに出す』 購入と売却を同じお店でできるので手間が少なく、また次のクルマの納車タイミングに合わせて乗り替えられる。ただし下取り価格は安いことが多く、とくに他メーカーのクルマは査定が低くなる傾向。新車の値引き額を抑える手段として下取り金額が調整に使われることも……。
⇒セルカなら! 小売りから貿易関係まで、さまざまなタイプの業者がオークションに参加するため、メーカーを問わず、下取り価格より高く売却できる傾向が強い。低年式車や過走行車でも値段が付く可能性がある。

『買取業者に売却する』 WEB経由で複数業者に一括査定を頼むことも可能。競り合えば買取額が上がる可能性もある。ただし業者毎に査定してもらい、電話での売り込みもあるなど、対応に時間を取られるのがデメリット。またオークション会場までの陸送費や買取業者の利益分が引かれるため、買取額は安くなる。
⇒セルカなら! 査定はセルカが行う1回だけ。その情報を元にオークションで数千社の業者がクルマを競り合うため効率よく、しかも高値で売れる可能性が高い。面倒な営業電話に時間を取られることもない。

『個人間売買を利用する』 フリマサイト/アプリを利用して売買する。中間マージンが掛からないぶん、買取業者などよりも高値で売れる可能性があるが、フリマサイトの手数料が高額で、意外と差が付かない場合も……。また個人同士のため手続きが面倒。代金支払いやクルマの不具合など、トラブルのリスクもある。
⇒セルカなら! ユーザーと業者の間にセルカが入ってくれるうえ、買い手もプロの業者なので取引がスムーズ。面倒な手続きも行ってくれるので安心だ。また手数料は売却額に関わらず一律2万9700円と良心的な設定になっている。

『オークション代行に依頼する』 業者向けの自動車オークションに、オークション業者が代行出品する。競り合いになれば高値で売却できる可能性あり。ただし出品時は愛車をオークション会場まで持っていかれ、落札されなかった場合も手数料が掛かる。また実際にいくらで競り落とされたのか、オーナーが確認する術がない。
⇒セルカなら! オークションはWEB上で行われるため、出品時にクルマを預ける必要はない。また売買が成立しなかった場合は手数料不要。オークションの様子はWEB上にてリアルタイムでチェックすることができる。
買取業者の場合、一括査定サイト、買取業者、クルマをオークション会場まで運ぶ陸送業者、業者用オークション会場と、それぞれで手数料が掛かるため、そのぶん、ユーザーへの買取額は抑えられることになる。セルカはオークションの成約手数料のみなので、買取額が高くなる可能性が高いのだ。
オークションは毎週月曜日と金曜日(年末年始など休催あり)の10時~15時。パソコンやスマホの画面で入札状況をリアルタイムで見ることが可能。「自分のクルマがいくらで売れるのか!?」そんなワクワク感を味わえるのも、セルカの醍醐味だ。
セルカの詳細はこちら!

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