北極圏250㎞を走ってアフガニスタン緊急人道支援 RUN FOR RAWA

2022.07.14 06:27
北極圏ラップランドの大自然を7日間で250㎞を走るレースに挑戦します!この挑戦を「RUN FOR RAWA」として皆様に応援して頂き、集まった資金の全てを食糧危機にあるアフガニスタンへの緊急支援として、現地で人道支援を行うRAWAへ届けます!このプロジェクトはRAWAと共催です。
  このクラウド・ファンディングのプロジェクトを準備中の2022年6月22日未明、アフガニスタン東部のホースト州を震源とする大地震が起きました。それにより、1000人以上の死者が出ました。負傷者数も1600人を超えるといわれています。甚大な被害に対応するために、緊急支援が求められています。RAWAはすぐに医療チームを現地に派遣し、被災者支援をはじめました。

はじめに
 ロシアによるウクライナ侵攻が今年2月24日に始まり、多くの住民が国内・近隣諸国に避難しています。この戦争に世界中が注目をし、難民の受け入れや多くの支援が寄せられていますが、UNHCRが2021年6月時点で世界の難民・国内避難民は過去最多の8240万人に達したと発表している通りに、アフガニスタン、パレスチナ、シリアを始め多くの地域・国で過酷な状況に今なお身を置き、十分な支援を受けることが出来ずにいる人々が多くいます。
 アフガニスタンは現在重大な食料危機にあり、同時に教育、医療、差別、貧困などあらゆる分野での継続的な支援が必要であるにもかかわらず、多くの人々に支援が届いていない状況です。日本ユニセフ協会は「食糧危機や水と衛生サービスを十分に利用できないことが原因で、2022年中にアフガニスタンの5歳未満児の2人に1人が急性栄養不良になる」と推定しています。ウクライナへ世界中の関心と支援が集まる中、その他の多くの場所で支援が集まり難くなり、これまで以上に厳しい状況に追い込まれている現実があります。
 「この現状を一人でも多くの人に知ってもらいたい、支援や関心をアフガニスタンへ向けてほしい」という思いから、これまでマラソンと縁のなかった一人の看護師が、北極圏での250㎞という過酷なレースに挑戦することで、このクラウドファンディングのアピールとなり一人でも多くの方にアフガニスタンについて、RAWAについて広く知ってもらえる機会としたいです。
このクラウドファンディングで集まった資金は全て、RAWAが行うアフガニスタンでの人道支援活動に充てられます。
写真提供:RAWA自己紹介
相澤 依里 (北海道出身)
RAWAと連帯する会 会員/北海道パレスチナ医療奉仕団メンバー
普段は看護師として病棟勤務をしています。
これまで、マラソンとは無縁でしたが昨年2021年11月からランニングを開始。同僚でもある、先輩ランナーに習いながら少しでもこのクラウドファンディングに興味を持ってもらえるように250㎞完走を目指します。
写真上:2019年パレスチナにて
写真下:ガザ地区での医療活動の様子
左から、猫塚医師、相澤、石崎、清末教授
(北海道パレスチナ医療奉仕団メンバー)
 私は、これまでアフガニスタンを訪れたことはありません。ですが、RAWAと連帯する会の共同代表である清末教授(室蘭工業大学)と共に、これまで2度、北海道パレスチナ医療奉仕団の現地活動に参加しました。パレスチナについて考えると同時に、清末教授からアフガニスタンの現状、女性や子どもたちの置かれている状況を知り「同じ女性として些細なことでも自分にできることを何か」と考え、このクラウドファンディングを立ち上げることを決めました。




北極圏で250㎞走る?
「RacingThePlanet and the 4 Deserts Ultramarathon Series」のなかのracingtheplanet Lapland2022へ挑戦します。
フィンランドのロヴァニエミからレヴィまでの250kmを7日間6ステージに分けて、チェックポイントを通過しながら走ります。もちろん、制限時間以内に通過できなければ失格。詳しいルートは競技者も知らされていません。ピンクのフラッグを見印にフィンランドの大自然に挑みます。
RacingThePlanet Lapland Stage Distances
大会ホームページより引用
  7日間の寝泊りはテントで、もちろんシャワーもありません。レースに必要な物品(水、食糧、寝袋、ライトなど)約10㎏のザックを背負って走り続ける過酷なレースです。
ご支援いただいた皆様のお名前を「RUN FOR RAWA」の横断幕に記載させて頂き、その横断幕(皆様の想い)と共にレースに挑戦します。
これまで、国際支援やアフガニスタンに関わることがなかった方や、スポーツや旅が好きな方からも興味を持っていただき、より多くの方と繋がり関心を寄せていただくことも、今回のクラウドファンディングの目標の1つです!

RAWAと連帯する会とは
 1979年から10年に渡るソ連軍のアフガニスタン侵攻、ソ連軍撤退後の激しい内戦、さらに2001年9.11同時多発テロ事件によりアメリカ軍による空爆などから、アフガニスタンの人々は、長年にわたり命の危険にさらされてきました。また、それらがもたらした国土の荒廃や不安定な治安が経済にも大きな打撃を与え、結果的に世界で最も貧しい国の一つであり続けてきました。
 そうしたアフガニスタンで、独立系の女性団体として1977年に設立されたRAWA(アフガニスタン女性革命協会)は、設立以来、さまざまな弾圧にも負けず、一貫して女性の権利、民主的で平和な社会の構築を求めて闘ってきました。
 私たちRAWAと連帯する会は、RAWAとの連帯活動を通して、RAWAから困難に立ち向かう勇気と明日を信じる力を学んできました。アフガニスタンと日本という地理的にも環境的にも違いがある中で、RAWAからの学びを通して、私たち自身を取り巻く社会を少しでも良くしたいと願い、2004年に「RAWAと連帯する会」を結成しました。
RAWAと連帯する会 公式HPRAWAについて
 アフガニスタン女性革命協会(RAWA)は、設立者ミーナの指導の下で知識人の女性たちにより、1977年にカーブル(アフガニスタン)で設立された独立した政治組織です。RAWAの目的は、アフガン女性が独立、自由、民主主義、社会主義、そして自らの権利の獲得を目指し、闘いを展開するために集うことにあります。一人ひとりの尊厳が守られる社会、誰もが自由に発言できる民主的な社会、またすべての人々が教育や医療などへきちんとアクセスできる社会をつくるための活動を行っています。 
 また、RAWAは貧困地域や自然災害の被災地に食料や医薬品を届けるとともに、医師の協力を得て、医療活動を行うことがあります。現在のアフガニスタンは深刻な干ばつに見舞われています。また、2021年8月中旬にターリバーンが実権を掌握したことから、各国が援助を停止するとともに、アフガニスタンの海外資金が凍結されたことにより、アフガニスタン中央銀行の現金が大幅に不足し、財政的にも経済的に大きな打撃を受けています。その結果、苛酷な人道危機が生じ、いまなお続いています。
ミーナ(RAWA提供)
RAWA Facebookアフガニスタン女性の現状
 アフガニスタン社会では、女性として生きることはとても困難なことです。連日にわたるDVから逃れるために自殺を強いられるケース、他の家族とのもめごとを解決するためにその家族の男性と結婚させられ、婚姻先の家族から執拗な嫌がらせや暴力を受けるケース、婚姻外の関係を持ったと疑われ、家族の名誉の名のもとで殺害されるケースなど、女性の人権をないがしろにする事件は後を絶ちません。
 軍事侵攻や攻撃、内戦による攻撃での死傷、生活の基盤となる家屋その他インフラの破壊、失業、難民の創出。避難先での住居や就労問題または教育や医療のアクセス問題、避難先での差別、貧困による栄養失調などがもたらす疾病、こうした希望の見えない不安定な生活やストレスの捌け口は、家族の中で弱い立場に置かれてきた女性や子どもに暴力(DVや児童虐待)という形で向けられます。また、苦しい生活の中で家事責任を担わされてきた女性たちへの心理的圧迫も非常に大きなものです。
(室蘭工業大学清末愛砂教授著 平和とジェンダー正義を求めて より抜粋)
アフガニスタンが「女性として生きるには最も困難な場所」と呼ばれてきたのは、貧困が蔓延しているだけだはない。(写真:RAWA提供)
少女の顔に残された痛々しい傷跡。彼女は恋人と駆け落ちをしようとしたが、彼女の兄弟に見つかり「家族を侮辱した」と何度も斧で切り付けられた。(写真提供:RAWA)
女性は「所有物」としてしばしば取引に使用される。アフガニスタン東部では、ロバよりも安く国境を越えてパキスタンに売られることもある。(写真提供:RAWA)アフガニスタンの現状
現地からの声
•学校が閉鎖され、女性たちは家の中に隠れ、政府機関や外国のNGOに勤めていた人々も身を潜めねばなりませんでした。食糧危機が警告され、冬の到来が恐怖でした。RAWA連にも、カブールから食料が不足し食べる量を減らし、回数を減らしていると連絡がありました。
•医師、医薬品、医療機器の不足に悩まされています。個人的には私はこの破綻した国から脱出する方法を探しています。けれど費用が高く治安も悪いため出来ませんでした。この数か月、家を温めることもできませんでした。両親は体調が悪くなり、とりわけ母親は手術をパキスタンで受けなければなりませんが、経済的な問題でいくことが出来ません。
アフガニスタン北部バルフ州ナーレ・シャヒ地区にある難民キャンプ(写真提供:RAWA 2021年11月29日)
ほとんどの非政府組織や国際援助団体がアフガニスタンでの活動を停止。治安の欠如、貧困、不衛生、医療へのアクセスが出来ないなど、子どもや女性はより困難な状況に置かれています。(写真提供:RAWA)
RAWAのチームがヘラートターミナルストリートの避難民を調査。約5000人が貧困、失業、干ばつの為にここに避難している。寒い季節。子ども達は路上で物乞いをし、教育や遊ぶことはおろか、衛生設備も整っていない。
(写真提供:RAWA 2021年11月30日)RAWAが実態調査へ
 2021年11月29日RAWAチームは、アフガニスタン北部のバルフ県ナレシャヒ地区の避難民キャンプを調査しました。治安の欠如、貧困、失業、タリバーンの圧力により、アフガニスタン全土から何十万人もの人々が集まっています。ほとんどの非政府および国際援助機関はアフガニスタンでの活動を停止しています。11月30日、南西部ヘラート州でおよそ5,000人がバドギス州やゴール州から避難。厳しい寒さ中、とくに子どの達の置かれる状況は悲惨で、教育や遊びもなく衛生施設もない中で路上での生活を強いられていました。
 RAWAのメンバーはこのようないくつかの地域で調査を行った後、その中でも特に緊急に支援が必要な人を対象に地元の支援者と共に食料配布を行いました。しかし、支援を必要としている人々全員に、必要な支援を十分に届けることは資金面からみても困難な状況なのです。
クラウドファンディングで集まった資金は全て、この人道支援活動へ充てられます。RAWAが現地調査を行い、特に貧しく生活が困難な家族や人々へ食糧支援を行います。
食糧支援の実施(写真提供:RAWA 2021年12月)
※安全の為、本人を特定できないように加工しています。
十分な支援を行えず、まだ多くの人々が助けを必要としています。(写真提供:RAWA 2021年12月)
※安全の為、本人が特定できないように加工しています。資金の使い道
目標金額:70万円※クラウドファンデング会社に支払う手数料(達成金額の9%)含む
 クラウドファンディングで集まった支援金は全て、RAWAとRAWAと連帯する会が行う食糧支援を含む緊急人道支援へ充てられます。
※タリバーンが実権を掌握してから、各国や国際機関が援助を停止したり、米国がアフガニスタンの海外資産を凍結したりすることで、アフガニスタンに対する経済制裁が行われています。そのため、現地では銀行からの預金の引き出し額に制限が課せられたりしており、海外から銀行口座に送金できても、現地で送金額を自由に引き出すことが困難な状況が続いています。
RAWAと連帯する会は、現地の人々の協力を得て支援金を送金できる方法を確立しています。したがって、経済制裁後も、RAWAへ送金を続けてきました。
時間がかかってしまうこともありますが、皆様からのご支援を確実に現地へとお届けします。

応援メッセージ
「RAWAと連帯する会」共同代表の前田 朗先生(朝鮮大学校講師)より、素敵な応援メッセージを頂きました!前田先生、ありがとうございます‼
 相澤依里は風になる。
零れ落ちた涙の一粒ひと粒を拾い集め、スオミの国の湖を渡るそよ風になる。
迸る情熱に背中を押されるように、大気圏を乱流する疾風(はやて)になる。
忘れかけた思い出の欠片をそっと貼り合わせ、ラップランドの丘を越えて薫風になる。
優しさと切なさの格子縞を抜けると、遥か上空目ざして一気に旋風(つむじかぜ)となる。
この夏、あなたは決して一人ではいられない。
相澤依里と一緒に風になりませんか。
                    ――前田 朗(RAWAと連帯する会共同代表)
実施スケジュール
2022年7月31日クラウドファンディング募集終了
2022年8月14日よりレーススタート
2022年8月20日レース終了
2022年9月以降送金準備
2022年11月下旬 リターン発送
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

リターン
☆3000円:皆様の想いと共に、北極圏250㎞を走ります☆
●感謝のメールをお送りします。
●活動実施報告(メール)
●支援者様のお名前を記載した横断幕と一緒に、北極圏250㎞を走ります。
☆5000円:会誌「Zindabad Democracy」最新号とオリジナルクリアファイル☆
●感謝のメールをお送りします。
●活動実施報告(メール)
●支援者様のお名前を記載した横断幕と一緒に、北極圏250㎞を走ります。
●リターン発送時期に出版されている最新の会誌「Zindabad Democracy」の郵送。
●RAWAのロゴ入り、オリジナルクリアファイル(A4サイズ)の郵送。
☆1万円:ブックレットとオリジナルクリアファイルのセット☆
●感謝のメールをお送りします。
●活動実施報告(メール)
●支援者様のお名前を記載した横断幕と一緒に、北極圏250㎞を走ります。
●ブックレット「平和とジェンダー正義を求めて」(著者:清末愛砂、前田朗、桐生佳子/サイズA5判/ページ数92p/高さ21㎝)を郵送。
●RAWAのロゴ入り、オリジナルクリアファイル(A4サイズ)を郵送。
☆1万5千円:お好きな書籍を1冊☆
●感謝のメールをお送りします。
●活動実施報告(メール)
●支援者様のお名前を記載した横断幕と一緒に、北極圏250㎞を走ります。
●写真集「ペンとミシンとヴァイオリン」(著者:清末愛砂/サイズ46判/ページ数98p/高さ19㎝)
または、絵本「《世界》がここを忘れても」(著者:清末愛砂/イラスト:久保田佳子/サイズ46判/ページ数88p/高さ19㎝)
のどちらかお好きな方をお選びいただき、郵送いたします。
☆2万円:お好きな書籍1冊と、オリジナルクリアファイルのセット☆
●感謝のメールをお送りします。
●活動実施報告(メール)
●支援者様のお名前を記載した横断幕と一緒に、北極圏250㎞を走ります。
●RAWAのロゴ入り、オリジナルクリアファイル(A4サイズ)の郵送。
●写真集「ペンとミシンとヴァイオリン」(著者:清末愛砂/サイズ46判/ページ数98p/高さ19㎝)
または、絵本「《世界》がここを忘れても」(著者:清末愛砂/イラスト:久保田佳子/サイズ46判/ページ数88p/高さ19㎝)
のどちらかお好きな方をお選びいただき、郵送いたします。
☆3万円:写真集と絵本のセット☆
●感謝のメールをお送りします。
●活動実施報告(メール)
●支援者様のお名前を記載した横断幕と一緒に、北極圏250㎞を走ります。
●写真集「ペンとミシンとヴァイオリン」(著者:清末愛砂/サイズ46判/ページ数98p/高さ19㎝)を郵送。
●絵本「《世界》がここを忘れても」(著者:清末愛砂/イラスト:久保田佳子/サイズ46判/ページ数88p/高さ19㎝)を郵送。
☆5万円:書籍セット+オリジナルクリアファイル☆
●感謝のメールをお送りします。
●活動実施報告(メール)
●支援者様のお名前を記載した横断幕と一緒に、北極圏250㎞を走ります。
●写真集「ペンとミシンとヴァイオリン」(著者:清末愛砂/サイズ46判/ページ数98p/高さ19㎝)を郵送。
●絵本「《世界》がここを忘れても」(著者:清末愛砂/イラスト:久保田佳子/サイズ46判/ページ数88p/高さ19㎝)を郵送。
●RAWAのロゴ入り、オリジナルクリアファイル(A4サイズ)を郵送。


※新型コロナウイルスまたは様々な要因で万が一、RacingThePlanet -Lapland2022- が中止・延期になった場合は、「横断幕への名前の記載」のリターンが行えなくなります。ご了承ください。
※大会開催、参加状況についてはプロジェクトページの活動報告にて随時報告させて頂きます。
リターン書籍の内容説明
ブックレット「平和とジェンダー正義を求めて」
アフガニスタンの人々は、度重なる外国の政治介入、軍事侵攻、内戦などの過酷な現代史を生きてきた。とりわけ日常生活でさまざまな差別や暴力を受けてきた女性たちは、1977年にRAWA(アフガニスタン女性革命協会)を設立し、平和で民主的な社会を求め歩んできた。2001年の同時多発攻撃(9・11)以後、米国は英国などとともにアフガニスタンを爆撃し、ターリバーン政権を崩壊させた。しかし、以後の政権下で女性は解放されるどころか、むしろ暴力・差別・貧困は悪化している。アフガニスタンへの無関心が続く日本で、連帯は可能か。本書はこれまでのそしてこれからも続いていくRAWAとの連帯の記録。 
写真集「ペンとミシンとヴァイオリン」
どれほど過酷な環境にあっても教育こそが社会を変える―日本の憲法研究者が見た、ペン(識字教育)とミシン(職業訓練)とヴァイオリン(芸術教育)の力で闘うアフガニスタン女性革命協会(RAWA)などのエンパワメントの記録。 
絵本「《世界》がここを忘れても」
9.11後の英米軍などの侵攻、ターリバーン政権の崩壊と混乱、そしてISの台頭…激動のなか、それでも国内で暮らし、あるいは難民キャンプで生活せざるをえなくなったアフガニスタンの人々。その暮らしぶりは日本ではほとんど知られていません。とりわけ家父長制のもとで虐げられてきた女性たちの日常についてはまったくと言っていいほど知られていないのではないでしょうか。本書は、アフガニスタン女性革命協会・RAWAを支援している「RAWAと連帯する会」共同代表の著者が現地での活動を通して知り合ったアフガン女性たちから聞いた話を“ファルザーナ”という大学生のストーリーに再構成したものです。日本のメディアが報じることのない、アフガン女性の生活や思いを知り、人権と平和について考えてみませんか。小学校高学年から大人まで。

最後に
 9.11直後は国際的にアフガニスタンが大きな注目を浴び、その中でRAWAの訴えや活動への共感が広がったことから、活動持続に必要な資金を海外からの寄付金でまかなうことが出来ていました。しかし、2003年以降、国際社会の目がイラクそしてシリアなど他地域の情勢に向けられるようになると、メディア報道を含めてアフガニスタンへの関心が低下し、RAWAへの寄付金も集まらなくなり、資金難から難民支援を縮小せざるをえなくなりました。そして現在、ロシアによるウクライナ侵攻により、世界中の関心がウクライナ難民に向けられる中、さらに厳しい状況にあります。これは、アフガニスタンだけに言えることではなく、パレスチナなど多くの国・地域にも同様のことが言えます。
一人でも多くの方が関心を寄せていただけますよう、よろしくお願い致します。


RAWAと連帯する会の主な活動
①RAWAのプロジェクトへの支援活動と交流
②会報の発行、ニュースレター発行
③学校支援 ※新着情報でも詳しく紹介したいと考えています。
④広報活動
⑤物販活動
⑥書籍、支援グッズ販売
⑦集会の開催(講演会、報告会、学習会)
⑧年数回に分けてRAWAへ送金(2021年は人道危機により、より多くの支援が必要となりました)
RAWAと連帯する会の活動は会費、カンパ、物販収入などで得た収入で成り立っています。それらの活動費のほとんどはRAWAへ送金され、学校運営、人道支援等の活動に充てられています。新型コロナウイルスの影響等により現在募金活動を思うように行えず活動は苦しいものになっています。


食糧危機に重なり地震による被害によって、医療・食糧などこれまで以上に様々な支援が継続的に必要となります。
皆様からの暖かい応援とご支援を頂けますよう、よろしくお願い致します。
RAWAと連帯する会 会員 相澤依里

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