廃棄予定の漁網を再利用した「e-umi bag」が発売

2021.10.27 16:00
河北新報社は、環境保全を身近に感じてもらうことを目的として、廃棄予定の漁網を再利用したエコバッグ「e-umi bag」を製作し販売します。
「e-umi bag」は、廃棄されるはずだった漁網から作るエコバッグです。宮城県漁業協同組合の協力のもと、廃棄予定の漁網を探すところから始まりました。宮城県石巻市で譲りうけた漁網は綺麗に洗い、黒色とえんじ色に染め直し、一つずつ手作業で裁断、縫製、包装。熟練の職人の手によって丁寧に作られています。金具に紐を通すことで、一枚の網がバッグになる仕様は、漁をイメージしてデザインされました。合成洗剤を使わずに洗浄したり、パッケージやタグに再生素材を使用するなど、細部にまで環境に配慮しています。売り上げの収益は海洋環境保全を行う一般社団法人「石巻海さくら」に寄付をします。

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