
オススメ火災保険・家財保険の人気ランキングは?掛け捨てと比較してみたい
住宅火災保険と地震保険の満足度ランキングは?
火災保険はどれがいい?安い?ネットでどこがいいか人気おすすめが知りたい。
火災保険おすすめ会社は?火災保険ランキング口コミはある?住宅ローンと相性が良くて評判が良い災害保険は?
火災保険はどこがいい?10年契約できるおすすめ火災地震保険ランキングはある?
火災保険の会社・法人のランキングがみたい。
火災保険おすすめランキングをご紹介!
日本国内では32社もの損害保険会社があり、火災保険を選ぶことはとても大変です。火災保険は、火災以外に台風、水災、水漏れなどを補償します。火災保険おすすめランキングを参考に、ぴったりの火災保険を探しましょう!
損害保険会社は、日本国内で32社も存在します。そのなかで、どの火災保険が最適なのか、詳しくない人にとってはなかなか見当がつかないものです。
当記事では損害保険業界歴15年以上となる筆者が、最新版おすすめの火災保険ランキングを発表いたします。
火災保険 | 東京海上日動火災保険株式会社 | 損害保険ジャパン株式会社 | セコム損害保険株式会社 |
保険のプラン名 | トータルアシスト住まいの保険 | THE すまいの保険 | セコム安心マイホーム保険 |
おすすめポイント | ・修理費用だけではなく修理関連に必要な費用も受け取れる ・火災の他に風災、水災、盗難、水漏れの補償にも対応 | ・建物が古くなっても損害額を全額補償 ・復旧に付随する費用も補償可能 | ・希望の補償範囲に合わせてプランを選択可能 ・オプション補償(特約)の選択肢が充実 |
補償内容 | 火災、落雷、破裂・爆発など | 火災、落雷、破裂・爆発など | 火災、落雷、破裂・爆発など |
補償対象 | 建物、家財、設備など | 建物、家財 | 建物、家財 |
保険期間 | 1年~5年 | 1日~5年 | 5年 |
詳細 | https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/service/live/total_assist/ | https://www.sompo-japan.co.jp/kinsurance/habitation/sumai/ | https://www.secom-sonpo.co.jp/anshinmyhome/ |
おすすめの火災保険だけでなく、一般的な補償内容、よくある質問など詳しく解説していくので、火災保険を検討している方はぜひ参考にしてください。
目次
火災保険とは

自宅などの不動産を購入した場合、その大切な建物を災害から守るために火災保険に加入しなければいけません。
火災保険に加入することで、火災や台風など、思いもよらない事故によって建物に損害が発生したときに、元通り復旧することができます。
補償内容はご自身で選択することができますが、基本的な構成は以下の通りになっています。
補償内容 | 事故例 |
---|---|
① 火災・落雷・破裂爆発 | ・調理中に失火し、キッチンを焦がしてし まった |
② 風災・ひょう災・雪災 | ・台風により屋根が破損してしまった ・雪の重みでカーポートが曲がってしまっ た |
③ 水災 | ・記録的な大雨により河川が氾濫し、床上 浸水の被害を受けた |
④ 建物外部からの物体の飛来・落下・衝突 | ・近隣を走行する車にフェンスやブロック を当て逃げされた |
⑤ 盗難・給排水設備の事故等による水漏れ・騒擾等による破壊行為 | ・空巣被害により、ベランダのガラスが割られた ・配管から水漏れが起こり、壁や天井に濡 れて損害が発生した |
⑥ 偶然な事故による破損・汚損 | ・模様替えの途中、室内で物をぶつけてし まい壁が破損した |
また、火災保険の補償に含まれない損害の代表例としては以下のものがあります。
- 故意・重大な過失・法令違反
- 戦争・内乱・武力行使・核燃料物質による事故
- 保険の対象(建物・家財など)の劣化や摩耗
- 地震・噴火・津波による損害
たとえ火災保険に加入していても、地震が原因による火災などの損害は、近隣からの延焼を含めて保険対象に含まれません。
地震災害に対する備えが必要な場合は、火災保険と一緒に地震保険に加入する必要があります。
火災保険の補償範囲は、ある程度自由に設計することは可能で、設計次第では予算を抑えることができます。
しかし、思いも寄らない損害に備えるために、補償内容はしっかりと比較検討しなければいけません。
火災保険おすすめ人気ランキング

最近ではさまざまな火災保険がありますが、どのようにして選べばよいのか保険会社の特色や保険商品の特徴も気になるところです。
今回は契約申込数を基準に、火災保険のおすすめ人気ランキングを発表いたします。
1位|東京海上日動火災保険株式会社

- 損害保険業界を代表するリーディングカンパニー
- 保険期間中の契約内容(補償内容)変更が容易
- 契約者に親切な保険金請求フォロー
損害保険業界を代表する会社、東京海上日動火災保険株式会社が販売する火災保険です。保険期間中の契約内容変更が容易で、途中から水災などの基本補償を追加することができます。また、事故発生時の保険金請求に関するフォローの良さにも定評があります。
事故対応がとても良かった★★★★★
自宅の塀を壊されてしまったとき、東京海上日動の事故担当者が親切丁寧に保険金請求について教えてくださいました。請求漏れがないよう気を配って頂いたのが印象的です。
どんな人におすすめ?
いざという時にしっかりした対応を望みたい方・水災補償を後付けする可能性がある方
2位|損害保険ジャパン株式会社

- 損害保険業界第二位の信頼性
- 契約締結時の建物評価額を維持する「評価済保険」の導入
- LINEを利用した事故対応により保険金請求が簡単
損害保険ジャパン株式会社は、日本の損害保険業界第二位の大手です。契約締結時の建物評価額を維持する『評価済保険』の導入により、損害発生時の補償の期待値を下回らないような仕組み作りをしています。LINE連携による便利な保険金請求を期待したい方にもおすすめです。
LINEを使った保険請求は便利★★★★★
台風で自宅マンションのガラスが割れたときに利用させて頂きました。LINEで破損した窓ガラスの画像を送ったところ、すぐに保険が下りることが分かりました。
どんな人におすすめ?
しっかりとした補償と事故対応で、なによりも安心を優先したい方
3位|セコム損害保険株式会社

- 保険料の安さが好評
- 「ホームセキュリティ割引」でさらにお得
- 特約の選択肢が充実
セコム損害保険株式会社は、充実した割引制度に定評がある保険会社で、とにかく保険料を抑えたい方におすすめです。ご自宅にセコム・ホームセキュリティを導入している方は保険料が更に安くなります。加えて、多くの保険会社で廃止となった『オール電化住宅割引』が存在している点もセコム損害保険株式会社の特徴といえます。
保険料が魅力的でした★★★★★
保険料を優先した場合、セコム損保が一番魅力的でした。申し込みもオンラインで簡単にできたところも良かったです。
どんな人におすすめ?
・セコム、ホームセキュリティを導入している方
・オール電化住宅の方
・好きな時間にオンラインで手続きをしたい方
4位|楽天損害保険株式会社

- 楽天ポイントが貯まる・使える
- インターネット申込みで保険料10%割引
- 建物所在地の水災リスクに応じて保険料を決定
普段から楽天ポイントを有効活用している方におすすめの保険会社です。補償内容は他社損保とあまり遜色がありませんが、インターネット申込みによる保険料の割引制度が充実しているといえます。建物所在地の水災リスクに応じて保険料が変わる点も、他社損保ではあまり見かけない仕組みです。
楽天ポイントが貯まる・使える★★★★★
日常生活で楽天のサービスを沢山利用しているのですが、火災保険でもポイントが貯まる・使えるということで申し込みをしました。楽天ポイントが貯まって大助かりです。
どんな人におすすめ?
・インターネット割引を受けたい方・楽天を利用している方
5位|三井住友海上火災保険株式会社

- 国内大手損保第3位!主要な保険会社の一角
- 充実な補償に加え、親族連絡先制度『家族Eye』を導入
- 偶然な事故による破損・汚損の免責金額を0円に設定可能
※ただし家財に対する補償の場合は免責金額3,000円
三井住友海上火災保険は国内大手の損害保険会社の1つです。知名度に加え、補償内容も充実していますが、なによりも親族連絡先制度『家族Eye』は、他社では見かけることがないユニークな制度です。補償の充実に加え『家族Eye』を利用したい方におすすめの火災保険です。
担当者の対応が良かった★★★★★
契約当時から担当者の対応が良く好印象でした。何かあった場合もしっかりとフォローしてくれそうなので安心しています。
どんな人におすすめ?
大手損害保険会社ならではの対応の良さと安心感を求める方
6位| あいおいニッセイ同和損害保険

- 三井住友海上火災保険株式会社と同じMS&ADグループで信頼が厚い
- 災害緊急費用特約により罹災時の仮住まい費用などを一定の範囲内で補償
- 偶然な事故による破損・汚損の免責金額を0円に設定可能
※ただし家財に対する補償の場合は免責金額3,000円
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社は、三井住友海上火災保険株式会社と同じくMS&ADホールディングの傘下にある企業です。設立100年以上の歴史があり、国内での知名度が高い保険会社の1つといえます。補償内容と保険料のバランスを重視したい方におすすめです。
昔からお世話になっている保険会社★★★★★
若い頃、マイカーを手に入れたときからお世話になっています。担当者が地域密着型で、毎年しっかりと連絡をくれることから火災保険もお世話になることに決めました。
どんな人におすすめ?
担当者としっかりした連携をとり安心感を優先したい方
7位| 日新火災海上保険

- 保険料の安さで定評あり
- 区分所有マンションの場合、独自の割引制度『S評価割引』が存在
- 1年自動継続方式で契約の場合は『1年自動継続割引』がある
日新火災海上保険は保険料の安さで人気の保険会社。補償内容よりも保険料を重視したい方におすすめです。マンション区分所有者向け『S評価制度』は、マンション管理士による診断が必要ですが、他社損害保険では見ないユニークな割引制度といえます。
保険料が安くて良かった★★★★
火災保険には補償内容よりも安さを求めていました。欲しい補償だけを選んで、納得のプランを組むことができたのでとても満足しています。
どんな人におすすめ?
・分譲マンションの区分所有者の方
・補償内容よりも保険料の安さにこだわりたい方
8位| ソニー損害保険

- インターネットで簡単に見積り作成と申込みが可能
- 補償の選択が自由で保険料も割安
- 割安な保険料ながらも他社と同様、緊急かけつけサービスの付帯あり
ソニー損害保険の新ネット火災保険は、インターネットで簡単に保険料の試算をおこなうことができます。また、内容に納得すればそのまま加入手続きに移行できるため、簡単に申込みができる火災保険です。
ソニー損保に乗り換えました!★★★★
付き合いがあって他の火災保険に加入していましたが、安さを優先してソニー損保に乗り換えました。保険料の節約ができて大満足です。
どんな人におすすめ?
補償内容や細かなサービスより、できるだけ保険料を節約したい方
9位| SBI損害保険

- 補償の内容を自由に選択できる
- 多くの保険会社で廃止となった『オール電化住宅割引』がある
- ユニークな割引『ノンスモーカー割引』の設置
SBI損保の火災保険は、インターネットで簡単に見積りをとることができるユニークな保険会社です。また、補償内容を自由に選択することで、最適かつ無駄のないプラン設計が可能です。さらに、タバコを吸わない世帯であれば『ノンスモーカー割引』で保険料を安く抑えることができます。
加入手続きが楽だった★★★★
仕事が忙しくて昼間はなかなか時間が取れず、夜中にじっくりとインターネットで見積りをとることができました。申し込み手続きも簡単で良かったです。
どんな人におすすめ?
・保険料を節約したい方
・タバコを吸わない世帯
10位|Chubb(チャブ)保険

- 日本国内で活動する外資系損害保険会社として100年以上の歴史がある
- 事故発生時に受け取ることができる『事故時諸費用補償特約』を30%まで設定が可能
- 水災リスクにあわせて『水災縮小支払特約』の設定も可能
Chubb損害保険は、世界的に大きい外資系損害保険会社で、日本での活動歴は100年以上となります。保険適用の際に支払われる費用保険金『事故時諸費用補償特約』を最大30%まで設定できる数少ない会社です。水災のリスクは少ないが、最低限の補償は欲しい方に向けた『水災縮小支払特約』を設置しています。
対応に満足しています★★★★
事故発生時だけでなく、更新時の対応も良いのでとても満足しています。以前、火災保険を更新し忘れていたときにコールセンターから電話があり助かりました。
どんな人におすすめ?
補償の内容、保険料も納得のいくプランにこだわりたい方
11位| AIG損害保険

- 24時間いつでもパソコンやスマホで手続きが可能
- Web申込割引あり
- 保険金の一部を最短1時間で受け取れる『ATM受取(現金受取サービス)』
AIG損害保険は、日本国内で活動する外資系損害保険会社の1つです。世界130ヶ国以上の国や地域で企業活動をおこなっており、『デジタル保険金請求』を導入しているところがAIG損害保険の特徴です。災害発生時にできるだけ手間を省き、迅速に手続きを進めたい方におすすめできます。
色んな手続きが簡単で便利★★★★
友人から勧めてもらって申し込みをしました。保険請求もオンラインで簡単に手続きができるので便利です。
どんな人におすすめ?
・災害時、1日でも早く資金を手に入れたい方・パソコンやスマホが得意な方
12位| セゾン自動車火災保険

- 保険料の試算から申込みまでインターネットで全て完結
- 予算にあわせて補償内容を自由に選択可能
- LINEを使った事故対応が便利
セゾン自動車火災保険では、予算にあわせて自由に補償内容を選択できるようになっています。そのため、充実したプランから必要最低限のプランまで組み合わせは自由自在です。保険料の試算から申込みまでインターネットで完結ができ、事故対応もLINEが使えて便利です。なるべく手間をかけずに、手頃な保険料で加入したい方におすすめします。
見積りと申し込みが簡単で楽だった★★★★
ホームページから簡単に見積りと申し込みができたのでとても楽でした。有益なコンテンツも沢山掲載されているので勉強になりました。
どんな人におすすめ?
手間なく火災保険の見積もり・申し込みをしたい方
13位|ジェイアイ傷害火災

- 賃貸住宅に特化した火災保険
- 加害事故法律相談費用の補償あり
- 引越中の家財の損害も補償可能
ジェイアイ傷害火災保険『くらし安心総合保険』は、賃貸住宅の入居者向けの火災保険です。引越中の家財の損害も補償可能という点は、他社ではあまり見ることのない補償です。また、加害事故を起こした際の法律相談も1件1万円(1事故5万円限度)まで補償が可能です。賃貸住宅で火災保険を自分で選びたい方におすすめです。
法律相談は心強い味方★★★★
不動産会社におすすめしてもらった保険です。引越し中の損害まで補償してもらえるという安心感があり、加入して良かったと思っています。
どんな人におすすめ?
これから賃貸アパート・賃貸マンションに居住される方
14位|東京海上ミレア少額短期

- 賃貸住宅の入居者に向けた家財用保険
- 賃貸住宅に必要な個人賠償責任保障と入居者賠償責任保障が自動付帯
- 一定の損害を超えて居住できなくなった場合、引っ越し費用などを保障する『被災転居費用』も自動付帯
東京海上ミレア少額短期保険・お部屋の保険ワイドは、賃貸住宅の入居者に特化した火災保険です。共同住宅に居住する際に必須となる『個人賠償責任保障』や『入居者賠償責任保障』が付帯されています。賃貸住宅に入居している方はおすすめの保険です。
この保険に加入しておけば安心★★★★
アパートを借りるときにお世話になりました。担当の人が分かりやすく説明してくれたので良かったです。
どんな人におすすめ?
賃貸アパート・賃貸マンションに居住していて、保険は全部お任せにしたい方
15位|チューリッヒ少額短期保険

- 賃貸住宅の入居者に特化した火災保険
- 事故により賃貸住宅で暮らせなくなった場合、生活再建費用を10万円まで補償
- 被害事故法律相談費用を年間30万円まで補償
チューリッヒ少額短期保険のミニケア賃貸保険は、賃貸住宅の入居者に特化した火災保険です。家財への補償だけでなく、アパート居住に必要な大家さんへの賠償、隣戸への賠償も含まれています。加えて、被害を受けた際の法律相談費用や、火災事故などによってアパートで暮らせなくなった場合の生活再建費用まで補償している点が特徴です。
生活再建費用まで補償してもらえる安心感★★★★
賃貸住宅用の火災保険なのに、生活再建費用や法律相談費用まで補償してもらえるなんて驚きです。
どんな人におすすめ?
・賃貸アパート・賃貸マンションに住んでいる方・充実した補償を求めたい方
選び方のポイント

火災保険に加入する際、まず何を所有していて、どんな災害から守りたいかを明確にすることが大切です。
以下では、火災保険を選ぶ際のポイントについて説明いたします。
1.火災保険の対象と範囲を決める
まずは火災保険で何を守りたいのか明確にしましょう。
火災保険では建物の他に家財一式を補償に含めることができます。また、敷地内に存在するフェンスなどの構築物も保険対象にすることも可能です。
補償の範囲は、基本補償となる火災や台風をベースに、水災や盗難などを加えることが可能です。
近年では自然災害が急増していますので、台風など自然災害の補償は手厚いものにしておきましょう。
2.保険金額を決める
火災保険の補償は、時価額ではなく再取得金額を基準にして保険金が支払われます。
そのため、『建物や家財を元通りにするためにはいくら必要なのか?』ということを念頭においてしっかりと検討しましょう。
新築であれば、土地代を除いた購入価格を基準にすることが大半です。
また、建築後数十年経過して、当時の購入価格が分からない場合や物価の変動が著しい場合は、延床面積を基準に保険金額を算出することが可能です。
3.契約期間を決める
火災保険は、長期一括で加入すれば1年あたりの保険料が安くなります。予算にもよりますが、できることであれば長期一括契約を検討しましょう。
なお、火災保険を途中解約した場合は残存期間に応じた保険料が払い戻しとなります。
例えば、火災保険10年契約のうち5年目で解約した場合、残り5年分に相当する保険料が戻ってきます。
長期一括契約を結ぶことによるデメリットは特にありません。
4.地震保険を付帯するか決める
火災保険では、地震・噴火・津波による損害は補償されません。
また、地震によって発生した火災の延焼も火災保険では補償されません。地震・噴火・津波から財産を守るためには、地震保険に加入する必要があります。
地震保険は短期契約と長期契約の2種類があり、最長でも5年毎の更新となります。都道府県のホームページでは、地震ハザードマップが用意されているので、地震保険を付帯するかどうかの検討材料にしましょう。
よくある質問

専門家に聞かないとなかなか理解できない火災保険。
以下では、火災保険についてよくある質問をまとめました。
Q
建物の老朽化による雨漏れも補償の対象になりますか?
A
いいえ、なりません。約款には、建物の自然消耗・摩耗、および建物への雨・風・砂塵の吹き込み・染み込み・侵入は保険対象にならないことが明記されています。
Q
フェンスを車に当て逃げされてしまいました。相手が分からないけど、保険請求はできますか?
A
できます。また、後日相手が判明した場合には保険会社が相手に賠償請求をおこなうこともあります。
Q
駐車場のアスファルトが陥没してしまいました。保険請求はできますか?
A
土地に該当する箇所は原則、火災保険の対象に含むことができません。よって、保険請求ができない可能性が高いです。
Q
隣家の火事が私の家にまで延焼してしまいました。相手に賠償請求できますか?
A
失火責任法という法律があり、重過失がない限りは賠償請求をすることができません。そのため、ご自身で加入している火災保険で修理することになります。
Q
エアコンの故障などを補償する保険があると聞きましたが本当ですか?
A
保険会社にもよりますが、『建物付属設備電気的・機械的事故補償特約』というものが存在します。一定の条件を満たした故障であれば、エアコンの単独故障も保険で修理することが可能です。
まとめ

- 火災保険は火事や自然災害から建物や家財を守るための保険
- 地震・噴火・津波から財産を守るためには『地震保険』の加入が必須
- 保険会社によって火災保険の特徴があるため比較することが重要
- 保険期間は長期一括がお得
- 自然消耗・劣化・摩耗は火災保険の対象外
火災保険は、補償内容を変更することによって保険料を簡単に操作することができます。そのため、まずはご自身が希望する火災保険の保険金額・補償内容をしっかりと定めておきましょう。
そして、全く同じ補償内容にした上で、最低でも3社ほど相見積りをとることがおすすめです。
昨今では異常気象による洪水や台風の発生件数が増加傾向にあります。
そのため、風災や水災など自然災害の補償は手厚いものにしておくとよいでしょう。