ブラックカードは1枚持っておくだけでも「ブラックカードを発行できるほどの経済力がある」として社会的信用につながります。
その他専属コンシェルジュ・旅行・グルメ・エンタメの豪華特典などによりカード1枚で人生の幅や楽しさが大きく広がるのもブラックカードのメリットです。しかし、ブラックカードのほとんどはインビテーション(招待)制のため、発行は簡単ではありません。
この記事では直接発行できるブラックカードから、世界最高クラスのブラックカードまで紹介します。
また、闇雲にカードを使い続けてもブラックカードを発行できる可能性は低いため、記事内では発行するための条件や審査基準などについて紹介します。実際にブラックカードを狙っている方は参考にしてください。
※記載料金は補足がない限り、すべて税込価格です。
目次
ブラックカードランキング!おすすめTOP5は?

ブラックカードを発行しているクレジットカードは多くありません。その中でも、現実的に発行できそうなカードと、世界的にもステータスが高いとされている発行難易度最難関レベルのブラックカードを紹介します。
- JCBザ・クラス
- 楽天ブラックカード
- ダイナースクラブ プレミアムカード
- ラグジュアリーカード(Mastercard Black Card)
- アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカード
上記の中から自分が現実的に発行できそうなカードを狙ってみてください。それでは一枚ずつ詳細を紹介していきます。
1.JCBザ・クラス|JCBの最上位カード

カード名 | JCBザ・クラス |
---|---|
申込条件 | インビテーション制 |
カードブランド | JCB |
年会費 | 55,000円 |
主な特典・サービス | ・24時間365日対応のこンシェルジュサービス ・厳選されたプレゼントが選べる「ザ・クラス メンバーズ・セレクション」 ・高級レストランのコース料理1名分が無料になる「グルメ・ベネフィット」 ・国内高級ホテル優待「JCBプレミアムステイプラン」 ・プライオリティ・パス無料 ・高額な国内・海外旅行保険 ・東京ディズニーリゾート 会員専用ラウンジ利用可能 ・USJの会員専用ラウンジ利用可能 ・その他ホテル、グルメ、エンタメ特典多数 |
1枚目は「JCBザ・クラス」です。
JCBザ・クラスの特徴としては下記のようなものがあります。
- JCBの最上位カード
- 直接申し込みは不可のインビテーション制
- 東京ディズニーリゾートやUSJの専用ラウンジが利用可能
JCBは日本発祥の国際カードブランドで、プロパーカードは国内のテーマパークであるディズニーリゾートやUSJに特化した特典が特徴的です。
年会費は55,000円と高額ですが、8枚まで無料で家族カードの発行が可能で、特典からするとコストパフォーマンスに優れたブラックカードに入るでしょう。
選べるカードブランドはJCBのみで、JCBザ・クラスのインビテーションは下位カードである「JCBプラチナ」を利用していると届きやすいとされています。
2.楽天ブラックカード|高還元率!高コスパ!

カード名 | 楽天ブラックカード |
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申込条件 | インビテーション制 |
カードブランド | VISA/MasterCard/JCB/American Express |
年会費 | 33,000円 |
主な特典・サービス | ・24時間365日対応のコンシェルジュサービス ・プライオリティ・パス無料(同伴者2名無料) ・トラベル、楽天市場、エンタメコースすべて利用可能 ・高額な国内・海外旅行保険 ・家族カード2枚まで無料 |
2枚目は「楽天ブラックカード」です。
楽天ブラックカードの特徴としては下記のようなものがあります。
- 楽天カードの最上位カード
- 直接申し込みは不可のインビテーション制
- ブラックカードの中では年会費が安め
- 国際ブランド4つの中から選べる
- プライオリティ・パス同伴者2名無料
- 優待コース(トラベル、楽天市場、エンタメ)すべて利用できる
年会費33,000円とブラックカードの中ではかなり低価格ですが、プライオリティ・パスで同伴者2名まで無料になる特典が付帯しているなど、ベネフィットは高いカードです。
他社のブラックカードに比べると特典の豊富さは劣りますが、家族カード2枚まで無料で発行できることも踏まえるとブラックカードの中でのコストパフォーマンスはトップクラスです。
楽天ブラックカードのインビテーションを受け取りたい場合は、下位カードである「楽天プレミアムカード」を継続的に利用しましょう。
3.ダイナースクラブ プレミアムカード|利用限度額なし!

カード名 | ダイナースクラブ プレミアムカード |
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申込条件 | インビテーション制 |
年会費 | 14万3,000円 |
主な特典・サービス | ・24時間365日対応のこンシェルジュサービス・ダイナースクラブ 銀座プレミアムラウンジ利用可能 ・コース料理1名無料になる「プレミアム エグゼクティブ ダイニング」 ・会員限定ラウンジが利用できる「ラウンジ・キー」 ・会員限定のホテルや旅館の優待特典 ・家族カード無料 ・プライオリティ・パス無料 ・乗馬やゴルフなど会員限定イベント招待 ・高額な旅行保険その他 ・利用限度額の上限なし(審査によって設定) ・その他ホテル、グルメ、エンタメ特典多数 |
3枚目は「ダイナースクラブ プレミアムカード」です。
ダイナースクラブ プレミアムカードの特徴としては下記のようなものがあります。
- ダイナースクラブの最上位カード
- 直接申し込みは不可のインビテーション制
- Mastercardの最上位ステータスが付与されている
- アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカードに並ぶ特典の豊富さ
グルメ、ホテル、エンタメなどさまざまなジャンルにおいて豪華な特典が付帯しているダイナースクラブの最上位カードです。
「TRUST CLUB ワールドエリート」というMasterCardカードの最上位カードを無料で発行できるサービスがあります。
ダイナースクラブブランドが使えないお店でもMasterCardブランドの「TRUST CLUB ワールドエリート」を持っていれば決済できるお店が増えるというメリットがあります。
また、下位カードの「ダイナースクラブカード」と同じく利用限度額に一律の上限がないため、利用者の経済力に合わせた使い方ができます。インビテーションを受け取るには、ダイナースクラブカードを継続的に利用しましょう。
4.ラグジュアリーカード(Mastercard Black Card)|直接申し込みが可能!

カード名 | ラグジュアリーカード(Mastercard Black Card) |
---|---|
申込条件 | |
年会費 | 11万円 |
主な特典・サービス | ・24時間365日対応のこンシェルジュサービス ・リムジン送迎サービス ・コース料理1名無料になるグルメ特典 ・世界3,000以上のホテル優待特典 ・ハワイアン航空エリート会員ステータス無条件付与 ・プライオリティ・パス無料 ・その他グルメ、ホテル、エンタメ特典多数 |
4枚目は「ラグジュアリーカード(Mastercard Black Card)」です。
ラグジュアリーカード(Mastercard Black Card)の特徴としては下記のようなものがあります。
- ラグジュアリーカードの中位カード
- 直接申し込み可能なブラックカード
- カードはプラスチックではなく金属製
- Mastercardの最上位ステータスを初採用
- 上位カードに「Mastercard Gold Card」がある
ラグジュアリーカードは富裕層向けの金属製クレジットカードで、ブラックカードの他に「ゴールドカード」と「チタンカード」があります。カードランクでは、ゴールドカードが最上位で、ブラックカードはその下となります。
そのため、ラグジュアリーカード(Mastercard Black Card)は使い続けていると24金で作られた「Mastercard Gold Card」という最上位カードへのインビテーションが届く可能性があります。
ラグジュアリーカード(Mastercard Black Card)は直接申し込めるカードのため、審査難易度は高めですが、今すぐハイステータスなブラックカードが欲しい方におすすめです。
5.アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカード|世界最高クラス!

カード名 | アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカード |
---|---|
申込条件 | インビテーション制 |
年会費 | 38万5,000円 (入会金55万円) |
主な特典・サービス | ・24時間365日対応のパーソナルコンシェルジュ ・高級ホテルのメンバーシップの上級会員資格無条件取得 ・国内航空券のアップグレード特典 ・高級レストランコース料理1名無料特典 ・ホテル宿泊が無料になるフリーステイ・ギフト ・プライオリティ・パス無料(同伴者2名無料) ・エミレーツ航空の上級会員資格無条件取得 ・その他多数の特典 |
5枚目は「アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカード」です。
アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカードの特徴としては以下のようなものがあります。
- アメックスの最上位カード
- 最難関のブラックカード
- 直接申し込みは不可のインビテーション制
- 公式による情報はほぼ非公開
アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカードはブラックカードの中でも「幻のカード」と呼ばれるほど情報が少ないカードで、ほとんどの情報は非公開とされています。
そのためカード特典の中身を知るには実際に利用している人を知り合いやネットで探すしかないのですが、発行できている人はほとんどいないのが現実です。
しかし、クレジットカードの中でも最難関とされ、発行できると世界の有名ホテル・航空会社の上級会員資格を無条件で取得できるといったメリットもあります。世界最高峰のブラックカードを目指すならアメリカン・エキスプレス・センチュリオンカードを狙うのもありでしょう。
インビテーションは下位カードである「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」を継続的かつ高額利用していると届くとされています。
そもそもブラックカードとは?

「ブラックカード」というものに公的な定義があるわけではありません。ハイステータスな最上位カードのことを指して使われることが一般的です。
クレジットカードのランクとそれぞれの特徴は下記のとおりです。
カードランク | 特徴 |
---|---|
学生カード | 学生向けに作られたカードで審査も優しめ |
一般カード | そのカード会社が発行するスタンダードなカード |
ゴールドカード | 一般カードに比べて特典・サービスが充実しているカード。 利用限度額も高めになることが多い |
プラチナカード | ゴールドカードのワンランク上のカード。 特典がさらに豪華になる |
ブラックカード | 最上位のカード。 特典を含め利用限度額やステータスなどあらゆる面で他のカードを上回る。 インビテーション制での発行が一般的 |
ブラックカードは情報が公開されていないことが多く、上記のとおりインビテーション制が一般的です。
ブラックカードの申込条件は?

ブラックカードの申し込み条件に関しては、各社によって異なるうえ非公開であることが一般的です。しかし、ほとんどのブラックカードを発行する条件としては、下記の2つがあげられます。
- 申し込みはインビテーション制が基本
- ブラックカードにつながるカードを使う
この2つを意識せずにブラックカードを目指しても中々発行にたどり着けないため、きちんと理解しておきましょう。
申し込みはインビテーション制が基本
ブラックカードはインビテーション(招待)制が基本です。
インビテーションとは、日本語で「招待状」のことです。クレジットカードにおけるインビテーションとは、カード会社から「ブラックカードを作りませんか?」という旨の招待状が届くことを意味します。
インビテーションが届く条件は公表されていないことが一般的です。しかし、実際にインビテーションを受け取った人の傾向から考えると、以下の点が重視されるといえます。
- 同系列のカードを継続的に使っていること
- 年間利用額が多いこと
- 支払遅延などがなく信用情報がクリーンなこと
また、ごく稀に「ラグジュアリーカード(Mastercard Black Card)」のような直接申し込めるブラックカードもあります。
ブラックカードにつながるカードを使う
ブラックカードのインビテーションを貰うために最も重要無条件は「欲しいブラックカードと同じ系列カードを使うこと」です。
例えば、「JCBザ・クラス」を狙うなら、JCBカードを使う必要があります。楽天カードを使っていて、JCBザ・クラスのインビテーションが届くことはありません。
特にひとつ下のランクのカードを利用していることが理想的です。「JCBザ・クラス」の場合はひとつ下のランクである「JCBプラチナ」を継続的に利用しているインビテーションが届く可能性が高くなります。
カードランク | カード名 |
---|---|
ブラックカード | JCBザ・クラス |
プラチナカード | JCBプラチナ |
ゴールドカード | JCBゴールド (JCBゴールド ザ・プレミア) |
一般カード | JCB一般カード |
学生カード | JCB CARD W |
そのため、インビテーションを貰いたい場合は狙っているブラックカードと同じ系列カードを発行して継続的に利用しましょう。
ブラックカードの審査の難易度は?

結論から言うと、ブラックカードの審査難易度についての具体的な情報は公開されていません。
クレジットカード会社独自の基準もあるため、あくまでも予測にしか過ぎませんが、ある程度の目安について紹介します。
必要年収は500〜1,000万円以上が目安
クレジットカードの審査基準などは公開されていないため、過去に発行したことがある方の口コミを参考にして予測するという方法が一般的です。
過去にブラックカードを発行した人の年収などを参考にすると、必要年収は500万〜1,000万円以上が目安とされています。しかし、これもやはり目安であり、中には「年収300万円でもインビテーションが届き、ブラックカードを発行できた」という人もいます。
何にせよ、ブラックカードの高額な利用限度額に対する返済能力が求められるため、年収が高ければインビテーションが届く可能性や、審査に通過できる可能性は高いと言えるでしょう。
審査では属性・年間利用額・信用情報が重要
インビテーションや審査では、属性・年間利用額・信用情報も重視されます。
その中でもインビテーションの条件としては「年間利用額」が大きく影響するといわれています。例えば、年収が800万円でも全くカードを使っていないのであればインビテーションは届きにくいでしょう。
また、インビテーションが届いたからといって必ず審査に通過するとは限らない点も要注意です。過去に支払遅延・延滞といった金融事故を起こし、信用情報に傷がある場合、審査落ちする可能性があります。
例えば、年収500万円で支払遅延もなく年間利用額も多い場合と、年収1,000万円だが金融事故があり年間利用額が少ない場合であれば、前者の方が審査に通過する可能性が高いといえます。
これらの内容をまとめると、以下の内容がブラックカードの審査を通過するための近道といえます。
- 年収は高い方がいい
- カードの年間利用額はできる限り多くする
- 支払遅延・延滞などの金融事故を起こさない
ブラックカードを持つメリット6つ

ブラックカードを持つメリットとしては以下のことがあげられます。
- 高額な利用限度額
- 自分専用コンシェルジュサービス
- 旅行・グルメ・エンタメの豪華特典
- 会員限定の専用ラウンジサービス
- 会員限定イベントなどの招待
- 最高クラスの補償サービス
ブラックカードの種類によって内容は異なりますが、一般的な内容として上記の各メリットを紹介します。
高額な利用限度額
ブラックカードはクレジットカードの中でも最高ランクのカードとされており、その利用限度額も下位カードと比べて高めです。
ブラックカードの利用限度額は種類によって異なるうえ、利用実績や審査によって個別に設定されるため一概には言えませんがおおよそ300〜1,000万円程度が一般的です。また、ブラックカードの中には利用限度額に上限がないものもあるといわれています。
いずれにしろ高い利用限度額が期待できるため、ブラックカードを1枚もっておくと高額なお買い物の際に「限度額に達していて払えない…」といったことは減るでしょう。
自分専用コンシェルジュサービス
ほとんどのブラックカードには「コンシェルジュサービス」がカード特典として付帯しています。
クレジットカードにおけるコンシェルジュサービスとは、カード会員のあらゆる要望に基本24時間365日対応してくれるサービスです。コンシェルジュサービスの具体例としては以下のようなものがあります。
- レストランの相談・予約
- コンサートなどのチケット手配
- 海外でしか購入できないものの手配
- 旅行先の観光地の情報収集
- 国内外のホテル予約
- 飛行機・新幹線などのチケット予約
例えば、「取引先と会食が決まったので、新宿付近で静かに話せる個室がある和食のお店を探して欲しい。」といった細かい要望を伝えると、いくつからピックアップして提案してくれたりします。
プラチナカードでも付帯していることが多いコンシェルジュサービスですが、ブラックカードでは、自分専属のコンシェルジュがつくなどさらに豪華になるケースがあります。
ブラックカードの年会費は高いですが、専属のコンシェルジュを雇えると考えると年会費も安く感じるでしょう。
旅行・グルメ・エンタメの豪華特典
ブラックカードでは、カード特典で利用できる旅行・グルメ・エンタメの各特典が豪華になります。
具体例としてJCBザ・クラスの特典をピックアップすると下記のとおりです。
特典 | 内容 |
---|---|
ザ・クラス メンバーズ・セレクション | 年1回厳選された商品をひとつ選び無料でプレゼントしてもらえる |
グルメ・ベネフィット | 国内の厳選された有名レストランで所定のコースを2名以上で予約すると1名分が無料 |
プライオリティ・パス | 世界各国の空港のプライオリティ・パスラウンジが無料で利用できるようになる。同伴者1名も無料 |
JCBプレミアムステイプラン | 国内の厳選されたホテル・旅館を特別価格で予約できる |
上記は一例で、これ以外にもさまざまな豪華特典が付帯しています。
年会費が高い分、カードで無料利用できる特典も豪華になっており、仕事やプライベートなどあらゆるシーンでカード特典が活躍してくれるはずです。
会員限定の専用ラウンジサービス
ブラックカードを持っているだけで、特定のカード会員しか利用できないラウンジが利用可能になることがあります。
たとえばダイナースクラブ プレミアムカードでは空港の「ダイナースラウンジ」や銀座の「ダイナースクラブ 銀座プレミアムラウンジ」が、アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカードでは「センチュリオンラウンジ」などが利用可能です。
特定のカード会員しか入れないこともあり、プライベートラウンジのような静かな空間で寛ぐことができます。
会員限定イベントなどへの招待
ブラックカード会員限定イベントへの招待などの特典もあります。
- ブランドの新作発表会
- 乗馬クラブイベント
- 予約困難なレストランでの食事会
など、特別な体験としてプラチナカード会員以上限定のイベントや、ブラックカード会員限定のイベントなどの招待があります。
イベントには同じカードランクの会員が集まるため、人脈形成やビジネスパートナーと出会う機会などにもなるでしょう。
最高クラスの保障サービス
ブラックカードに付帯している旅行保険や各種補償サービスは最高クラスです。
下位カードに比べて旅行保険の内容や適用範囲などが大きくなり、カード会員の家族にまで適用されるケースも多くあります。そのため、カード1枚で安心して海外旅行ができたり、ショッピングを楽しめるようになります。
具体例としてJCBザ・クラスの海外旅行保険について紹介すると下記のとおりです。
項目 | 保険金額 | |
---|---|---|
本会員/家族会員 | 家族特約 | |
適用条件 | 自動付帯 | 自動付帯 |
死亡・後遺障害 | 最高1億円 | 最高1,000万円 |
傷害治療費用 | 1,000万円 | 200万円 |
疾病治療費用 | 1,000万円 | 200万円 |
賠償責任 | 1億円 | 2,000万円 |
携行品損害 (自己負担3,000円/1事故) | 100万円 | 50万円 |
救援者費用等 | 1,000万円 | 200万円 |
本会員、家族カード会員には高額な補償が付帯しており、そのカード会員の家族まで適用範囲となっています。
カード1枚で家族全員が補償対象となるため、安心して旅行を楽しむことができます。
ブラックカードを持つデメリット2つ

ブラックカードのデメリットをあげると、主に下記の2つがあります。
- 年会費が高く維持費がかかる
- インビテーションをもらうための努力が必要
ブラックカードの性質上仕方ない部分もありますが、デメリットとして理解しておきましょう。
年会費が高く維持費がかかる
ブラックカードはその他下位カードに比べて年会費が高めです。年会費はカードによってさまざまで、おおよそ3万円〜5万円のものから、中には数十万円するものまであります。
その分下位カードでは考えられないような豪華な特典やサービス、補償サービスなどが付帯しています。しかし、カード特典を利用せず、クレジットカードとして決済手段のみに使うだけなのであれば、年会費以上のメリットは感じづらいでしょう。
インビテーションをもらうための努力が必要
ブラックカードは基本的にインビテーションをもらうための努力が必要です。
特に「クレジットカードをビジネスの仕入れで使っている」といったような事業主などではなければ、インビテーションをもらうための高額利用は家計の負担になるケースもあります。
ブラックカードへのインビテーションが欲しいからといって、支払能力を超えたカード利用には注意しましょう。
ブラックカードに関するよくある質問

最後にブラックカードに関してよくある下記の質問についてお答えします。
- インビテーションはどうすればもらえる?
- ブラックカードの年会費相場は?
- ブラックカードに年齢制限はある?
- 直接申し込めるブラックカードはある?
わかりやすく端的に回答するので、発行を考えている方は理解度を深めるためにも参考にしてください。
インビテーションはどうすればもらえる?
インビテーションの条件は公表されていないことが一般的です。
過去にインビテーションをもらった人の傾向からすると、以下のポイントを抑えておくことがインビテーションを貰う近道になります。
- 同じ系列のカードを使う
- 利用額は年間100万円以上を数年
- 信用情報に傷を付けない
これらと逆のことをやっているとインビテーションは届くにくくなると考えておきましょう。特に、違う系列のカードを使っているとインビテーションは届かない点には要注意です。
ブラックカードの年会費相場は?
ブラックカードの年会費はカード会社によって異なります。
カード名 | 年会費(本会員) |
---|---|
楽天ブラックカード | 3万3,000円 |
JCBザ・クラス | 5万5,000円 |
ダイナースクラブ プレミアムカード | 14万3,000円 |
アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカード | 38万5,000円 (入会金別途55万円) |
上記のように、楽天ブラックカードのように3万円程度のものもあれば、アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカード入会金55万円かつ年会費38万5,000円といったものもあります。
一般カードやゴールドカードほどの一定の相場はほとんどないと考えた方がいいでしょう。
ブラックカードに年齢制限はある?
一律の年齢制限は基本的にありません。
しかし、カード会社独自で年齢制限を設定している場合があります。
直接申し込めるブラックカードはある?
直接申し込めるブラックカードもあります。
例えば、ラグジュアリーカード(Mastercard Black Card)などは直接申し込むことができます。ただし、インビテーションなしで申し込めるブラックカードは、インビテーションが必要なカードと比べるとステータス性が低くなる場合や特典が劣るが多い点は理解しておきましょう。
ブラックカードを目指すなら同系列カードを使おう!
ブラックカードは基本的にインビテーションが必要になります。
そのため、インビテーションが届くような下位カードを継続的に利用しましょう。年間利用額もできる限り多くするのがインビテーションを貰う近道となります。
初めてのブラックカードを狙うのであれば『JCBザ・クラス』がおすすめです!日本発祥の国際カードブランドであるJCBのプロパーカードで、ブラックカードとしての特典がバランスよく揃っています。
年会費も5万5,000円と現実的な金額なため、初めて発行するブラックカードとしてはピッタリです。JCBザ・クラスでブラックカードの特典の使い方に慣れ、物足らなく感じたら年会費10万円以上のブラックカードを狙ってみましょう。