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男のカジュアル、これが正解
最先端のトレンドから間違いのない定番まで、ここさえ見ていればもう迷わない。
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大人の夏スタイルのつくり方 〜『e-Begin』Recommends〜
antenna* マガジン
2019.06.29 00:00
「こだわる男のモノ&ファッション」をコンセプトに掲げ、ファッション、アウトドア、グルメなどを独自の目線で取り上げる特集記事が人気のWebマガジン『e-Begin』。今回は編集長の中村重樹さんに、「大人の夏スタイル」をテーマにしたカジュアルファッションのポイントを聞きました。さらに、中村さんの休日スタイルに欠かせないオートバイについての(熱い熱い)トークも。
扱う情報の幅広さと深く掘り下げる姿勢を両立させたい
─まずは『e-Begin』について、本誌『Begin』との違いなども含めて教えてください。
「紹介するもののテイストは基本的に本誌と一緒ですが、都市部のお店や商品を中心的に取り上げる本誌とは違い、『e-Begin』では全国規模で捉え、ファッションアイテムのほかグルメなどの情報を柔らかい視点も入れつつ紹介しています」
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「例えば、地方のお店が別注で作っている商品を毎月紹介する『全国ブツ賛展』、インスタ映えはしないけれど全国のおいしいものを紹介する『インスタ萎え旨メシ』といった企画があります。より幅広いエリアのものを紹介できるようアンテナを張りつつ、一つのものを狭く深く掘り下げる特集も両立させたいといつも思っています」

─『e-Begin』ではどんな記事が人気を集めていますか?
「ブランドの定番商品を紹介する記事です。例えば、ニューバランスの靴は詳しくない人からすると、どれも同じような形に見えますよね。そうした人たちに向けて、おしゃれといわれている型番など、基本的な情報を丁寧にわかりやすく解説した特集は大きな反響がありましたね」
「カブトムシ採り」にならない大人のショーツスタイルのつくり方
─「大人の夏スタイル」を提案する特集では、注目アイテムとして“ショーツ”が挙げられています。一歩間違えるとカブトムシ採りの少年のように子供っぽくなりがちなショーツを、格好良く履きこなすポイントを教えてください。

「例えば、パタゴニアの『バギーズ』は丈の長さが7インチのロングと5インチのショーツの2種類あるのですが、大切なのはこの丈選び。5インチだと膝周りの見え方が子どもっぽくなるので、『e-Begin』では7インチをおすすめしています。あとはグラミチの『ニューナロー』のようにすっきりとした細身シルエットのショーツも良いですよ」
─トップスや小物はどのように合わせると良いのでしょうか?

「足元がカジュアルになってしまう分、トップスはきれい目なデザインのものを選んだほうが、バランスが取れておしゃれになると思います。Tシャツを合わせるにしてもシンプルなものを。足元は、スニーカーならくるぶし丈の靴下、サンダルならふくらはぎ下の丈の靴下を合わせるなど、どちらもクリーンなイメージで。足元にコクを出し過ぎないのが重要です」

─ショーツのおすすめブランドを教えてください。

「注目しているのは、カリフォルニア州の警察官や消防隊員など公共機関の制服の供給もしているブランド『モーシャン』です。ロッククライマー用として誕生した『グラミチ』もそうですが、しっかりしたバックボーンを持つブランドなので、『e-Begin』の読者にも気に入ってもらえると思います」
e-Begin推薦!夏サンダル4大ブランド
─フェスやキャンプなど、アウトドアレジャーの一般化に伴い人気が高まっているスポーツサンダル。夏のスタイルに取り入れる人も多いですが、カッコよく履き着こなすポイントを教えてください。

「街スタイルなら靴下との組み合わせも重要です。とくに初心者なら白地にラインなどのワンポイントが入った靴下の方が取り入れやすいはず。また、最近の人気サンダルはモノトーンなものが多いので、そちらを選んだ場合はカラーソックスも合うと思います。小物はやはりきれい目なデザインのものを合わせた方が大人っぽくまとまります」
─スポーツサンダルを買うならどのブランドがおすすめですか?

「うちでは『SHAKA』『Chaco』『Teva』『KEEN』の4大ブランドを中心におすすめしています。グラディエーター風デザイン(古代ローマの剣闘士の履物を模したデザイン)のアイテムが人気の『SHAKA』、しっかりとしたつくりのソールで長距離の移動やアウトドア時にも履きやすい『Chaco』、比較的軽量で旅先への携帯性にも優れた『Teva』、足全体を包むホールド感があり履き心地が良い『KEEN』と、それぞれ特徴があるので、特集では街中ではもちろん、アウトドアでも映えるスタイリングから、サンダルのメンテナンス方法まで紹介しています」

─そのほかに今注目のブランドはありますか?

「日本のブランド『スイコック』はクオリティが高いですよ。世界的なソールメーカーであるビブラム社のソールを使っており、つくりがしっかりしているので疲れにくく快適です。デザインのバリエーションが多いのもおすすめのポイントですね」
スウォッチ再ブームの兆し!?
─本誌『Begin』では21年間、時計の特集を担当されていたそうですが、そんな中村さんが今注目しているブランドはありますか?

「かつて一大ブームを起こした定番ブランド『スウォッチ』に注目しています。1969年にSEIKOがクオーツを発売したことにより、スイスの時計業界は一時壊滅状態に。それを救ったのがスウォッチなのですが、プラスチックケースに入れて『魅せる売り方』をしたことで、それまでギアとして見られていた時計にファッションアイテムの概念を与えた革新的なブランドなんです。僕も大好きで、数十本は持っていますよ」(…と、コレクションの一部を見せてくれました!【下の写真】)
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「年2回新作を発表し、バリエーションが豊富な点からもファッション性の高さがうかがえますし、スウォッチの登場によりセカンドウォッチを持つ人が増えました。とにかく薄いデザインの『スウォッチ スキン』は僕もずっと好きで、いつ見てもカッコイイなあ…と感じます」

─定番の「スウォッチ」になぜ今、注目しているのですか?

「最近『ア ベイシング エイプ(R)』とコラボレートした限定ウォッチを発表したのですが、製品発表会は25以上の国と地域からメディア関係者を招待した大々的なもので、またかつてのブーム時のようにスウォッチが盛り上がりつつあるなと感じています」
「『G-SHOCK』もスウォッチと同じく遊び感覚で身につけたくなるデザインが人気ですが、どちらも定番なんですよね。やっぱり定番は飽きない! 『e-Begin』ではスウォッチのブランドの歴史やエポックメイキングなモデルともに、その延長線上にある現在のモデルも合わせて紹介していきますので、ぜひチェックしてください」
夏には夏のライダーススタイルを
─中村さんのプライベートな休日スタイルに欠かせないものは何ですか?

「バイクですね。『あいつとララバイ』『バリバリ伝説』といったバイク漫画を読んでいたこともあり、16歳から乗っています。これまで、スズキ『RA125』の'84年式モデル、カワサキ『KH400』の'77年式モデルなど6~7台くらい乗ってきましたが、今はイチからカスタマイズした、'97年式『ビューエルS1』が愛車です。このビューエルというメーカーは、すでに生産中止になっているメーカで……」(まだまだお話は続く…のですが、やむなくカット)
─では、バイクに乗るときのファッションのこだわりは?

「夏は夏用のライダーススタイルで走ることです。例えば、ひと口にライダースジャケットといっても、なかにはメッシュ素材を用いた涼しげな夏向けの商品や、ファッション目線で作られたおしゃれなデザインのものがあるんです。それらについての記事もありますので、同じライダーのみなさんには『e-Begin』でぜひ見てほしいですね」
【教えてくれたのはこの方】
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中村重樹 さん
雑誌『Begin』を21年間担当。2017年10月に公式Webサイト『e-Begin』の編集長に就任。
「いい大人なのに恥ずかしがり屋なのでヘルメット着用ですみません!」(中村さん)

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