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男のこだわり道
アウトドア、料理、コレクション……。趣味にとことんこだわる男はかっこいい。
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「焼き鳥」といえば、ガード下や横丁の小さなお店で煙モクモク、合わせるお酒はビールかチューハイ……それはそれで最高ですが、ここのところそんなイメージを覆す焼き鳥のお店が増えているのも事実。ビジネスパーソンに向けてグルメやファッション、旅から仕事論にいたるまで、人生を充実させるコンテンツを発信している『GOETHE』WEB編集長の八木基之さんに、東京の焼き鳥最新事情を伺いました。
※この特集はラジオ番組「antenna* TOKYO CLIPPER」との連動企画です。番組もぜひチェックを!(番組の情報は記事のいちばん下にあります)
意識を高く持っている人じゃないと楽しい人生は送れない
――まず、『GOETHE』はどういう人に向けて、どんなことを伝えたいと作っているメディアなんでしょうか?

「『GOETHE』がテーマにしているのは『仕事』なんです。ビジネスパーソンに向けて作っているんですけれど、そういう人たちのONとOFFをいかに充実させるか。ON、つまり仕事がすごく充実していればOFFがもっと豊かなものになるし、人生が素敵なものになる。だから『仕事』を軸にして記事をつくっています」

――グルメ、ファッション、趣味など、幅広いジャンルのトピックを取り上げていらっしゃいますが、そこでトピックを選ぶ基準というのはどういうものですか?

「やっぱり、レストランだったらビジネスの会食で使えるおみせだったり、ファッションでもスーツが多かったり。何かしら仕事につながっているものを取り上げています。生きていく上で、仕事って必ず何にでもつながっているじゃないですか。そこを忘れないようにしたいと思っています。登場していただいている方も最前線で仕事をされている方ばかりなんです。街の世界的靴磨き職人からアーティストまで、いろいろな方に出ていただいています」

――八木さんご自身にとって「仕事」とはどういうものですか?

「仕事をしながらワクワクしたい。いつもそう思っていますね」

――今雑誌やwebサイトのコンテンツを作っている中で、一番ワクワクするのはどんな瞬間ですか?

「人に会ったときに、その人が自分の想像を超えたスケール感をもっていたりとか、骨太な生き方をされていたりとかを知って『うわ、世の中にはこんな人がいたんだ!』って思えるときは本当にワクワクしますね。編集者って野次馬の代表だと思うので、そういう方のことを一番前で見ることができるというのは嬉しいですよね」

――これから『GOETHE』をどういうメディアにしていきたいとお考えですか?

「WEBのほうは、OFFとかプライベートが充実していくような記事を多くしていきたいと思っています。一方でやっぱり起業家などのインタビューもいっぱいあって……今『意識高い系』とかいうとちょっと揶揄されているみたいな、ネガティブなイメージがあると思うんですが、やっぱり意識を高く持っている人じゃないと楽しい人生は送れないと思うんですよね。そういう人たちに向けて記事を作っていけたらなと思っています」
八木さんが選ぶ「今行くべき焼き鳥店」は?
――八木さんは雑誌『GOETHE』の名物レストラン企画「ゲーテイスト」の担当編集者でもいらっしゃるということで、美味しいお店もたくさんご存知なのではないかと思うんですが……。

「いえ、全然そんなことはないんですけど(笑)」

――「焼き鳥」というと、ガード下のお店でホッピーと一緒に楽しむ、みたいなイメージもあったりしますが、最近は違うタイプのお店も登場してきているそうですね。

「はい。焼き鳥というと『大衆のソウルフード』みたいなイメージがあると思うんですけれど、コース仕立てになっていて、間に気の利いた一品料理が入っているような、焼き手の方のポリシーみたいなものが反映されているお店が増えています。焼き手の方にお任せして順番を楽しむ――最初は淡白な味のものから始めて脂っぽいものへ進んでいく、とか、そういう流れに身を任せると『あ、こんな焼き鳥体験があるんだ』と気付かされます。コースで何万円というような高級店も出てきていますね」

――まるでお寿司屋さんでお任せで握ってもらう、みたいな感覚ですね。

「そうですね。でも、ここ何年かはそういうコース仕立てのお店がどんどん増えていたんですが、最近は原点回帰という感じもあり、高級店なんだけれど一串ずつ頼めたりとか、そういうお店も出てきています」

――そういうお店だと、カジュアルに焼き鳥を楽しむのとは違って、特別なゲストをお連れしたりするというような使い方もできそうだなと思います。

「まさに、内装やお店の雰囲気も含めて『勝負の会食』みたいなところにもふさわしいお店がたくさんあります。目の前で焼いてくれるというライブ感もありますからすごく楽しいですし、仕事の話もプライベートの話も雰囲気よく話せると思います。そういうお店にお連れすると、外国の方も喜ぶんですよ」

――では、『GOETHE』で取り上げられ、八木さんも注目されている東京の焼き鳥のお店をいくつかご紹介いただけますか?

「まずは、三宿にある『やきとり 児玉』さんですね。ここは武蔵小山にある名店ご出身の方が開いたお店なんですが、一串一串、本当に丁寧に串を焼いていて。ワインとも合いますし、お店の雰囲気も落ち着いていて、『ここぞ』というときにふさわしいお店だと思います」
「それから、五反田にあります『とり口』さん。ここも本当に美味しいです。こちらのお店は、焼き鳥もいいんですけれど、そのコースの間に出てくる一品料理がとても気が利いていて、満足感があります」
「最後に、新しいお店なんですけれど、西麻布の『炭火焼処 ひらこ』さん。このお店の新しいところは『串を打たない焼き鳥』なんです。全方位まんべんなく火を入れ、旨味を充満させるのが狙い。ぜひ食べていただきたいなと思います」
――最近では海外でも焼き鳥が受け入れられているようで、ハワイにも焼き鳥店があるそうですね。

「はい。現在発売中の『GOETHE』7月号ではハワイを特集しているのでそちらもご覧いただきたいのですが、今ハワイでは新しいお店がどんどんできていて、焼き鳥店などもいっぱいありますね」

――ちなみに、八木さんが一番好きな焼き鳥の部位はなんですか?

「僕はぼんじりが好きです。あと、つくねも外せませんね(笑)。ぼんじりは塩で食べたいですね」
現在発売中の『GOETHE』7月号はハワイ特集!
――現在発売中の『GOETHE』7月号の見どころを教えてください。

「はい、表紙は年間100日ハワイに滞在する長嶋一茂さんです。一茂さんは『ハワイこそパワーの源』と言っています。今号ではそんな一茂さんをはじめとした、ハワイ偏愛者たちが必ず通うスポットを紹介しています。なぜ、人は何度もハワイを訪れるのか、これを読めばよくわかるはずです」
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「GOEHE」7月号(発売中)
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■八木基之さん
1972年生まれ。上智大学卒業後、日之出出版を経て、海外をぶらぶらした後、「東京カレンダー」の創刊に携わる。2006年より幻冬舎に入社し、「GOETHE」編集部に所属。2018年よりウェブ版のGOETHE編集長を務める。
ラジオ番組「antenna* TOKYO CLIPPER」についてはこちらをチェック!

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