西川貴教さんが登場!大塚国際美術館のアートコスプレがおもしろい!

2019.11.29 17:00
sponsored by 大塚国際美術館
世界に散らばる西洋名画をひとまとめに楽しめることで人気の徳島県・大塚国際美術館。古代壁画から現代絵画まで、至宝の西洋名画を原寸大で1,000余点ほど展示する、世界で類をみない陶板名画美術館(*1)である。
(*1) 陶器の大きな板に原画に忠実な色彩・大きさで作品を再現したものです。 紙やキャンバス、土壁に比べ色が経年劣化せず、また大きさも原寸大に再現されているため、実際の名画を見るがごとくの迫力や臨場感を味わうことができます。
その大塚国際美術館で、今年で3回目となる体験型イベント「#アートコスプレ フェス2019 レボリューション」が開催中だ。本イベントは、展示の絵画に描かれている人物の衣装を身にまとい、作品と共に写真撮影ができる。原寸大の展示という圧倒的な没入感を誇る空間の中で、体験者は文字通りその作中の「主人公」となれるのだ。
会期は好評につき12月29日(日)まで延長。11月23日(土)には公式アイコンの西川貴教さんを迎え、スペシャルトークイベントが行われた。
ショートムービーやポスター撮影にあたり、美術館内の作品を観てまわったという西川さん。元来のアート好きで、歌手を志す前までは絵描きになりたいと思っていたそう。自宅にもお気に入りのアートを飾っているという西川さんは、今回の「#アートコスプレ フェス2019 レボリューション」の魅力についてこう語る。

「アートについては色々な楽しみ方がありますが、ここは、あちこちに行かないと観ることができない作品をいっぺんに楽しめる魅力がありますよね。それに、教科書でしか観たことがないような作品を観るだけでなく、触れることだってできるわけじゃないですか。作家の筆使いまで表現されていて驚きました。」
「今回のイベントは、観る・触れる、からさらに踏み込んで”作品の中に入ることができる”・”作品の主人公になれる”という貴重な体験になるはずです。」

実際に美術館内には、西川さんがアートコスプレをして主人公になりきったポスターが多く掲示されている。実際にアートコスプレをしてみて、今までの鑑賞とは違う感覚を得たのだそう。

「たとえば立ち方ひとつとってもそうなんですが、絵画は『美しく見せる』ということが大事にされているから、現実的ではない部分があるんですよね。それになりきってみるというのは面白い体験でした。実際の作品の一部になることで、その作品の背景も感じ取れましたし、描かれているような豪華絢爛さとは裏腹に、日常の苦しさを考えたり感じたりする機会になりました。」
西川さんもアートコスプレをしたリゴー「ルイ14世の肖像」(写真奥)
大塚国際美術館は、その展示方法もユニークだ。
システィーナ・ホールのような、古代遺跡や教会などの壁画を環境空間ごとそのまま再現した「環境展示」。古代から現代に到るまでの西洋美術の変遷が美術史的に理解できるよう展示された「系統展示」。そして、人間にとって根源的かつ普遍的主題など、時代を超えて描かれた代表的な作品をテーマごとに展示する「テーマ展示」。これら3つの展示方法によって、作品のことをより深く理解できるようになっている。
すべて原寸大で展示される作品は圧巻
「大塚国際美術館は歴史的背景などを一緒に勉強しながら絵画を楽しめる、人生を豊かにするスパイスをくれる場所だと思います。」

西川さんはイベントの最後にそう語ってくれた。
大塚国際美術館の代表的な展示であるシスティーナ・ホール
世界で類をみない陶板名画美術館として、人々とアートの距離を近づけ、より深く楽しめる新しい取り組みを行なっている大塚国際美術館。連日賑わいをみせる、徳島を代表するスポットだ。

年末年始も2019年12月24日(火)から2020年1月5日(日)まで休まず営業しているため、年をまたぐタイミングに歴史とアートの世界に身も心も浸かってみるのもいいかもしれない。(#アートコスプレ フェス2019は12月29日(日)まで)
<大塚国際美術館>
古代壁画から世界 26 カ国 190 余の美術館が所蔵する現代絵画まで、1000 点を超える世界の名画を特殊技術によって、陶板で原寸大に再現。レオナルド・ダ・ヴィンチ「モナ・リザ」、 ゴッホ「ヒマワリ」、ピカソ「ゲルニカ」など、美術書などで一度は見たことがある名画が一堂に展示され、日本にいながら世界の美術館を体験できる。
【開館時間】9時30分~17時(入館券の販売は16時まで)
【休館日】月曜日(祝日の場合は翌日) * 2020年1月6日〜10日、2月12日〜17日は連続休館
[STAFF]photo:Junmaru Sayama/text:Hiroaki Hata
sponsored by 大塚国際美術館