LEXUSの「色」に込められた想い。“CRAFTED”スペシャルトークショー開催

2019.10.23 00:00
10月19日(土)、日比谷のLEXUS MEETS...HIBIYAにてスペシャルトークショー“CRAFTED”〜日本の美意識・感性が息づくデザインとモノづくり〜が行われました。IS/LC特別仕様車の担当カラーデザイナーと、LEXUSの日本の若き「匠」をサポートする活動「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT」より、藍染めの匠を招いた1日限りのスペシャルトークイベント。開発にまつわるエピソードや「色」に込められた想いを語っていただきました。
クリエイターたちの色に込めた想いとは?
今回のトークショーにはLCの特別仕様車のカラーデザイナー宍戸恵子さん、ISの特別仕様車のカラーデザイナー伊藤淳子さん、藍染めの匠である永原レキさんの3人が登壇。
“PANTINA Elegance”と名付けられたLCの特別仕様車のカラーをご担当した宍戸さん。深いグリーンの特別仕様車は、元々UXのために開発されたカラーだったそう。オリジナルの3倍の柔らかさを持つレザーの内装にもこだわり、革の持つ経年変化、良質なエイジングを楽しんで欲しいと語っていました。
「ドライビングシートがしっくり身体に馴染む、自分だけのLCを作っていって欲しいですね」(宍戸さん)
“I BLUE”というLCの特別仕様車のカラーをご担当したのは伊藤さん。I BLUEのステアリングには、実際の藍染めの顔料を用いているそう。
「工業製品1つ1つにも想いを込めて、お客様が手に取られた時に『よかった』とか『感動した』とか感じてもらえるモノづくりというのは、日本らしい気遣いなのかなと思いながら仕事をしています」(伊藤さん)
藍染めに惹かれる理由は、水と空気といった地球と同じ色っていうところ、と語る永原さん。「人間にとって絶対に失ってはいけないものと同じ色が出せるのが藍という植物。日本人には美しさを敬って活かす文化があり、そこから必然的に生まれた工芸は美しいな、って思います」(永原さん)
トークショーでは、永原さんが海部藍で染めたサーフボードも展示
永原さんが染めた海部染めのアイテムはLEXUS MEETS...HIBIYAのブティック内で購入が可能
「匠」の色へのこだわりをLEXUS MEETS...で実際にチェック!
ISとLCの特別仕様車はLEXUS MEETS...HIBIYAに現在展示中。ISのステアリングに藍染めがどのように活かされているか、ぜひ実際にドライビングシートに座って確かめてみてください。
永原レキ
海部藍(あまべあい)プロダクトデザイナー

徳島県海部郡海陽町生まれ。城西国際大学国際交流学科に在学中、全日本学生サーフィン選手権大会で4連覇達成。卒業後は東京・米国・オーストラリアなど国内外で働きながら、サーフィンと音楽と芸術を学ぶ。27歳でUターンし、現在はトータス海部藍プロジェクトの主任。主に染色や広報を担当し、行政や福祉、医療、アパレルなどと異業種交流を重ねながら、故郷や日本が誇る自然や歴史・文化を発信している。
LEXUS MEETS... HIBIYA
場所:東京都千代田区有楽町1-1-2
電話番号:TEL03-6205-7715
営業時間:11:00〜21:00
※Free Wi-Fiが利用可能