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お坊さんに教わる「毎日をより豊かにするための小さな心がけ」
Dyson
2019.08.30 15:00
東京で1100年以上続く常行寺で副住職を務める友光雅臣さん。一般家庭出身ながら、高校時代からお付き合いしていた彼女が生まれ育った常行寺に入り、比叡山延暦寺での修行を経て僧侶となり、今年で11年。大学時代に始めたテクノDJとして国内外で今もプレイを続け、9年前から寺社フェス「向源」を主催するなど、僧侶としては異色の存在として注目を集めています。そんな友光さんの、歴史あるお寺をきれいに保つための掃除と心がけには、私たちが毎日をより豊かに過ごすためのヒントがありました。
コツコツと掃除をすることで、心に気づきが生まれる
一般家庭からお寺に入り、掃除に対する姿勢ややり方の違いに驚いたという友光さん。

「仏教には『信は荘厳(しょうごん)より生ず』という教えがあります。荘厳とは、お寺をきれいに保つこと。綺麗に保たれた空間でないと信心も湧いてこないという意味です。修行中、掃除は徹底して教えられました。掃除は必ず上から、はたきでホコリを落として、ほうきで掃いて、最後に床のチリやホコリを布で拭いて残さず取るという順番。床を拭いたもので本尊様を拭かない、人の出入りがなく目に見えるゴミがなくても必ず掃除し、床面や仏具は丁寧に磨いて常に光っている状態にするなど、たくさんのことを教わりました」
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黒い漆が塗られた経机は、わずかなチリやホコリが付着しただけでも目立つので、とりわけ念入りに掃除をするそう
掃除を続けると空間がきれいになるだけでなく、ふとしたときに気づきが訪れるといいます。

「かつて、座禅もできない、話もすぐ忘れるような勉強が不得意な弟子が掃除を続けたら悟りを開いた、という仏教の教えがあります。出家している・していないに関係なく、掃除をしたり音楽を聴いたり、1つのことをコツコツと続けることで気づくことはある、と思います。僕にとって掃除中は、今のことや10年前のことを思ったり考えたりする時間。悩みの解決策がすぐにポンと出てくるわけではないですが、求めていないときにふっと答えのようなものがわいてきます」
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「お線香やお焼香の煙に含まれる灰はとても細かく、床に落ちても見えにくいので、パワフルな吸引力のDyson V8 Slim だと安心です」と友光さん
歴史を大事にするためには、新しいものを積極的に取り入れる
お坊さんの掃除というと、どうしてもほうきとちりとりを使っている姿を想像してしまいますが、常行寺 では以前から掃除機を使っているそう。特に、日本限定で新発売されたコードレスクリーナーDyson V8 Slim を使い始めてから、床の微細なホコリがより取れている実感があるといいます。

「床がすべすべだから足裏が心地いい。新しい掃除機を使うと、気分も目線も変わりますよね。今までの掃除機では届かなくて諦めていた、仏具と仏具のすき間などもDyson V8 Slim なら小回りがきくのでスムーズです。また、畳の間のホコリもかき出してくれる実感があり、それでいて畳に優しいので安心です」

Dyson V8 Slim は、日本の住宅向けに新しく設計したクリーナーヘッドを設置。従来の性能はそのままに、40%小さく軽く*なりました。また、より軽く短くなったパイプ*で、狭い場所の掃除も自在に行えます。

さらに、ハンディクリーナーに切り替え、本堂のいたるところの掃除にも使っているそう。デリケートな表面のホコリをやさしく掃除できる「ミニ ソフトブラシ」は漆塗りの経机の脚もとを、長押(なげし)の上のホコリがたまりやすい部分は「コンビネーションノズル」で掃除。
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「これまでは、長押の上のホコリをはたきで落とし、床に完全に落ちきるまで10分ほど待ってから掃除機をかけていました。でも、Dyson V8 Slim は、直接ホコリを吸えるので助かります」
Dyson V8 Slim Fluffy+の新しい付属ツールであるLED隙間ノズルも掃除に活用している友光さん。前卓(まえじょく)と呼ばれる大きな机の下をLEDライトで照らしながら、 届きにくい奥の部分まで掃除しているそう。

「Dyson V8 Slim を使ってから、目に見えないホコリの取り残しもなくなったように感じます。実は、この本堂は住職と僕で念入りに掃除しているので、一般家庭よりクリアビンに溜まるゴミやホコリの量は少ないんです。それを見ると『毎日きれいにしている証拠だ。明日もがんばろう』と掃除へのモチベーションがさらに上がります(笑)」
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「LEDライトが光る掃除機を使ったのは初めて(笑)。便利なので、照明が暗い他のお寺さんにもおすすめしたいですね」
無理しない、うそのないコミュニケーションで、毎日をより豊かに
最新の掃除機で、お寺という空間を整えることを習慣にしている友光さん。それでは、お通夜やお葬式、法事などで訪れる人々を迎える際、心を整えるためにはどんなことをしているのかうかがうと、「むしろ心は無理して整えないことです」と意外な答え。

「100歳で大往生した方と早逝した方では、お通夜やお葬式での親族の悲しみのご様子が全然違います。お坊さんになった当初は、『親族の気持ちに合わせて切り替えなければ』と思っていたのですが、ここ数年でそれは違う、と気づきました。いわゆる顧客満足度などない世界なので、檀家さんがどのように感じてくださっているかはわからないですが、もしうそをついた自分を評価してくださったとしても、『上手にうそをついたな』と感じるだけで、嬉しくはないのではないかと。その考えがわいたとき、心はコントロールするのではなく素直に表現するもので、それこそが安寧に繋がっているのだという答えに至ったのです。」

一時期は、お坊さんとしての自分とテクノDJをする自分が乖離し悩んだ時期もあったそうですが、自分を素直に表現することで、毎日はより豊かになったといいます。

「せっかく相手の方が心を開いてくれていても、僕がお坊さんとして着込んで話をしていると、自分を偽っているような気がして、失礼なのではないかという疑問がわいたこともありました。でも、自分の内面を素直に表現していくことで、僧侶という自分に対する違和感は自然と消えていきました。家族や仕事の関係者、友人、ペット、と誰に対峙していても自分がすべて一貫している——そんなふうに素を表現できることが理想ですね」
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日々本尊様の前に座って、深呼吸したり心の中で話かけたりしているという友光さん。「『子どもが風邪をひきまして』という日常的なことから大きな気づきまで、話す内容はさまざまです」
さらに、「自分を表現することの1つが掃除」と友光さん。家の掃除とは、日々暮らす空間を大事に思う気持ちを表現する手段の1つ——副住職・テクノDJとして、寺社フェス「向源」をはじめとするさまざまなイベントに出演し、表現について考える機会の多い、友光さんならではの視点です。

「掃除って『大事に思う気持ち』を表現する行いの1つだと思うんです。一般の方に、仏像や仏具はどう掃除したらいいかを聞かれると、僕は『大事に扱ってください』と答えるようにしています。すると、地べたに置かない、床を拭いたもので拭かないという扱い方を自然としてくださる。
『立派なものとして扱ってください』というと『立派だとは思わない』と感じる人もいるけれど、『私にとって大事なものです』というと伝わるんです。掃除を通して大事な気持ちを表現することは、立場も年齢も超越していますね」

本堂には100年、200年と受け継がれてきたものも多く、それを掃除し続けることは、友光さんにとって日常的なことでありながら、何より大切なこと。

「『本尊様のもとで仕事をしている、生きている』という気持ちがあるのですが、僕が本尊様にできることは、掃除やお経をあげることだけなので。これからも続けていきます」* Dyson V8 Fluffyとの比較。
注釈)
*Dyson V8 Fluffyとの比較。
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プロフィール)
友光雅臣
1983年生まれ。東京都出身。品川「常行寺」副住職。一般家庭出身だったが、高校時代からの彼女が生まれ育ったお寺に入り出家。比叡山延暦寺での修行を経て天台宗僧侶に。 テクノDJやイベントの運営支援も行う。2011年より寺社フェス「向源」を主催。