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[三つ葉の家庭菜園]半日陰でも育つ、簡単!プランター栽培
VEGEDAY
2019.07.24 10:34
1本の葉柄に3枚の葉がつくことから、この名前がついた三つ葉。半日陰など日照条件が悪い場所でも栽培できるため、水さえ切らさなければ、元気に育ちます。さらに収穫の際に根元を5cmほど残しておけば、新芽が出てくるので、繰り返し収穫できるのも魅力です。
準備するもの

プランター(深さ15cm以上の長方形)、もしくは5号(直径15cm)以上の鉢
野菜用培養土(プランターの深さ10cmくらいになる量)
鉢底石
移植ごて(小型の園芸用シャベル)
化成肥料
園芸用ハサミ
じょうろ
種まき
三つ葉の生育に適した気温は10~20℃程度ですが、発芽温度は20℃前後のため、春に種をまく場合は、十分に気温が上がってからにしましょう。寒冷地なら5月中旬から9月中旬まで、中間地なら4月上旬から6月下旬まで、暖地なら3月中旬から6月下旬までが、種まきの時期の目安です。
きれいに洗ったプランターに鉢底石を敷き、培養土を入れる。
プランターの真ん中に深さ0.5~1cmの溝を1列作る。
溝に1cm程度の間隔で種をまく。
種の上に、種が見え隠れする程度に、ごく薄く土をかける。
三つ葉の種まきのポイント
発芽率が低いので、一晩、水につけてから、種をまくようにしましょう。
三つ葉の種は発芽に光を必要とするため、土を厚くかけないように注意します。
発芽までは、こまめに水やりをします。
間引きと土寄せ
●1度目の間引き
発芽して双葉が開いたら、丈夫そうな株を残して3cm間隔で間引きし、その後、手で土寄せします。
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双葉が開いたら3cm間隔で間引きし、土寄せする
●2度目の間引き
種まきの約3週間後、本葉が2、3枚になったら、5~6cm間隔で間引きします。
追肥と中耕
2度目の間引き後、本葉が4~5枚出てきたら、化学肥料10gを全体にぱらぱらとまき、土寄せを兼ねた中耕(※)を行います。以降、2週間に1度程度の割合で追肥、土寄せを行います。

中耕:土の表面を軽く耕し、柔らかくすることで、通気性や排水性をよくすることです。以降も追肥や土寄せのときに、土の状況を見て行います。
収穫
草丈が15~20cmくらいになったら、必要な分だけ、根元から5cmほど残して切り取ります。収穫後も追肥を続ければ、新芽が伸びてくるので、繰り返し収穫できます。
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草丈が15~20cmになったら根元から5cmほど残して切り取る
memo
三つ葉は、初夏に花がつき、花茎が伸び始めると、葉がかたくなって食用に適さなくなるので、早めに花茎を摘み取りましょう。
三つ葉の主な病害虫と防除法
・かかりやすい病気
立ち枯病、菌核病、べと病、根腐れ病など
・つきやすい害虫
アブラムシ、キアゲハ、ヒメフタテンヨコバイ、ヨトウムシなど
・対策
異常を発見したら、すぐに抜き取り、他の株への病害の蔓延を防ぎます。それぞれの病害に対応した薬剤を散布します。とくにアブラムシはウィルスの媒介になりやすいので、見つけ次第、駆除します。
最後に
採れたての三つ葉の香りは抜群です。何度も収穫し、吸い物や煮物、おひたし、あえ物、サラダなどに幅広く利用してください。藤田 智さんプロフィール
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藤田 智
藤田 智
恵泉女学園大学 教授
1959年秋田県湯沢市生まれ。宮澤賢治に憧れ、岩手大学農学部に入学し、同大学院修了。向中野学園高校教員、恵泉女学園園芸短期大学助教授を経て、現職。専門は、園芸学、野菜園芸学。野菜栽培に関連する著書は120冊を超え、「NHK 趣味の園芸 やさいの時間」や日本テレビ「世界一受けたい授業」などのTVにも多数出演する。家庭菜園や市民農園の指導、普及活動を通じて、野菜づくりの楽しさを広げる取り組みを行っている。/藤田 智さんプロフィール
最終更新:2019.07.24
文:アーク・コミュニケーションズ
写真(撮影): 谷山真一郎
監修:藤田智、カゴメ
参考文献:
『NHK趣味の園芸 野菜の時間 藤田智の野菜づくり大全』藤田智監修 NHK出版編(NHK出版)
『ベランダですぐ始められる コンテナで野菜づくり』藤田智著(日本文芸社)
『野菜とハーブのプランター菜園』藤田智監修(ブティック社)

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