人気モデル美香さんの「オシャレで楽しい」食育とは?

2019.06.18 13:00
現在、7歳になる男の子を育てている美香さん。そのバツグンのスタイルには惚れ惚れするばかりで、美香さんご自身の食事法をぜひとも伺いたいところですが、今回はお子さんの食育に注目。モデルならではの食育方法はストイックなのかと思いきや、押しつけることはせずにおおらかなやり方でイヤイヤ期を乗り越えてきたそうです。
「野菜を使い一緒に手作りする」 という楽しみで野菜嫌いを克服
ーー小学生になった今は食事も大人とそんなに変わらないと思いますが、小さい頃はやはり、野菜嫌いとかありましたか?

ありました。やっぱり2〜3歳ぐらいの時は、嫌いな野菜がいっぱいで、とくに生野菜は大の苦手。周りの子たちを見ていたら、食べる子は生野菜でもモリモリ食べるんですよね。だから、子供だからって必ず野菜が苦手なわけじゃないんだ…って思ったりしていました。
ーーモデルというお仕事をされていると、食卓に野菜は欠かせないと思いますが、どのように野菜嫌いと向き合ってきたのでしょうか。

ところが私、実は子供の頃は生野菜とかサラダが苦手で、積極的に食べる方ではなかったんです。でも、大きくなるにつれて自然と食べられるようになったから、息子がたとえ今は生野菜が食べられなくても、嫌いな野菜があっても、いつか年月が経てば自然と食べられるようになるから、ってそれほど焦ってもいなくて。
ーーなるほど。食べろ食べろと押しつけるよりも、逆にいいのかもしれませんね。

それでも、体を作る大事な幼少期に野菜は必要だから、私なりに工夫はしました。トマト、人参、ピーマンなんかはとにかく全部みじん切りにしてボロネーゼを作ったり、一口大よりも小さく切って筑前煮にしたり。アスパラガスはごろっとその姿が見えるとダメみたいで、小さく切ってグラタンの中に混ぜて、チーズでフタをして焼いていました。見えないと食べられちゃうみたいで(笑)。ある時、アスパラベーコンを見て、これは食べられないって言っていたんですが「アスパラはこの前グラタンに入ってたんだよ。だからもう食べられるよ」って言ったら、少しずつ食べるようになって、今では好きな野菜です。食べられたら「すごーい! 食べられたね」って褒めてあげていました。
ーー上手ですね!

楽しく食べさせるってことは一番大事だと、今振り返って思います。たとえば、野菜がたくさん入った餃子を一緒に手作りしてみるとか。あとは、この野菜を食べるとこんないいことがあるんだよ、という説明もよくしていました。「ごぼうを食べるとお腹が綺麗になるんだよ」とか「ほうれん草とかブロッコリーはパワーになるからね」って言ったら「ふ〜ん、そうなの?」って急いで食べるんです。それで食べ終わってお皿を片付けたあとに「見て、僕もうパワー持ってるから!」って腕の筋肉を見せてきたりして(笑)。男の子だなあ、ってほのぼのしました。
ーーとっても素直な息子さんですね。モデルをしていることで、食育に活かせたことは何かありますか?

モデルだからということはないんですが、息子が生まれた時は、ちょうどグリーンスムージーとかアサイーボウルがブームの時で、私もしょっちゅう家でミキサーを使ってグリーンスムージーを作っていたんです。それを小さい頃から見ていたから、緑の飲み物には初めから抵抗がなかったみたい。今では1人で、バナナやほうれん草をミキサーにかけて、私にスムージーを作ってくれるようになりました。それがうれしくて! 手作りの楽しさを小さい頃に覚えたからか、野菜嫌いの克服にはあまり苦労しなかったのかもしれません。とはいえ、世の中にはもっと手強い野菜嫌いのお子さんがいたりして、悩んでいるお母さんもきっと多いと思いますが…。そういう時は、この『野菜生活100』のような野菜が入ったジュースがいいのかも。
ーー美香さんなら、『野菜生活100』をどのように取り入れたいですか。

やはり一緒にデザートなどを手作りしたいですね。よく、お友達の誕生日会に子供たちの大好きなジュースを使ってゼリーを作り、星型にくり抜いて可愛くしてるんですが、子供たちがすごくよろこんでくれます。今度、『野菜生活100』でもやってみたいですね。味によって色も違うから、すごくカラフルになりそう。可愛くて野菜も摂れるなんて、お母さんとしては一石二鳥なのではないでしょうか。
『野菜生活100』を使って デザート作りもお子さんと楽しく!
野菜の好き嫌いの度合いはお子さんによってそれぞれ。どうしても食べられない、というお子さんには、美香さんのようにゼリーにして、食べられたら褒めてあげる、っていう方法もいいかもしれません。
PROFILE
みか 
9月9日生まれ、北海道出身。『美人百花』、『andGIRL』、『STORY』、『美ST』などで活躍するファッションモデル。変わらぬスタイルをキープし続け、同世代の女性たちから圧倒的支持を受けている。2011年に出産、現在一児の母として育児をしながら、モデルの仕事をしている。

撮影/野口マサヒロ(BIEI) スタイリング/井関かおり ヘアメイク/朝日光輝 取材・文/若山あや

オレンジフレアワンピース¥13,000/And Couture(And Couture ルミネ新宿店) ピアス¥3,200、バングル¥33,000/ともにステラハリウッド サンダル¥12,500/ダイアナ(ダイアナ銀座本店)

ブルーリネンワンピース¥17,000/ザ ヴァージニア(ザ ヴァージニア ルミネ有楽町店) ピアス¥3,500、バングル¥3,900/ともにステラハリウッド サンダル¥3,290/Miminy Piminy(マフモフ)

撮影協力/And Couture ルミネ新宿店 TEL03-5323-5221、ダイアナ銀座本店TEL、ザ ヴァージニア ルミネ有楽町店TEL 03-6269-9960、ステラハリウッドTEL 03-6805-0390 、 マフモフhttp://mafmof.jp/