気になる!食育のプロ、安田美沙子さんのベジトレ方法

2019.05.23 10:00
“食育インストラクター”に続き、最近、“健康食コーディネーター”の資格を新たに取得。独身時代から、健康や健康にまつわる食のことに興味を持ち、時間を見ては勉強してきたというタレントの安田美沙子さんは、現在、2歳のお子さんのママ。食に関する知識はあるとはいえ、お子さんの野菜嫌いには頭を悩ませることもあるのだそう。そんな安田さんは、食育にどう向き合っているのでしょうか。
味に敏感な子供だからこそ、 旬の野菜や安心な食材を食べさせてあげたい
ーー食育インストラクターや健康食コーディネーターの資格をお持ちですが、そもそも食育に興味を持ったきっかけはどんなことだったのでしょうか。

私、ずっとランニングをやっていて、フルマラソンやトライアスロンのレースにも出たりしているんですね。それで当時、トレーナーさんから「疲れている時はクエン酸がいい」とか「貧血気味にはレバーがおすすめ」などとアドバイスをもらっているうちに、浅いけれど知識が増えてきて、ちゃんと勉強したいなと思ったのが、食育インストラクターの資格を取ろうと思ったきっかけでした。それが結婚してすぐ、5年ぐらい前で、健康食コーディネーターの資格は最近取得しました。
ーーもちろん、他のママよりも食育については詳しいと思いますが、お子さんの食育についてはどのように向き合っていますか? ちょうど2歳ぐらいだと、好き嫌いが出てくる頃だとは思いますが…。

いえいえ、詳しいだなんて(笑)。でも、資格を持っているからといって、子供が野菜嫌いじゃないかというとそうではない。やっぱりちゃんと好き嫌いはあって、うちの子は生のトマトやピーマンが嫌いで口に入れても必ず「ぺー」って出すし、日によってはキャベツやほうれん草が大きく切ってあると食べてくれないこともあります。
だから、野菜はなるべく細かく切って火を通して食べさせています。たとえばシチューにしたり、ご飯に混ぜたりして。「ぺー」ってされちゃうと、せっかく作ったのに悲しくなりますから(笑)。
子供って味に関しては大人より敏感だなあと思うことがよくあって
ーー多くのママたちが、お子さんの野菜嫌いと戦っていますよね、悲しい思いをしながら(笑)。安田さんの食育のポリシーはなんですか?

やっぱり無添加の食材が安心ですよね。私、塩麹や味噌、しょうゆ麦麹などの発酵調味料を手作りしているんですが、材料を把握していることって大事だなあと。なので、シチューでも手作りの味噌と豆乳で作ったりしています。味噌風味が結構好きみたいで、野菜もお味噌汁に入れるとパクパク食べてくれます。そうそう、主人の方の新潟のばぁばがよく旬の野菜を送ってくれるんですが、自然の甘みがあって美味しいのか、すごくよく食べてくれるんですよ。
子供ってまだいろんな味を知らないからなのか、味に関しては大人よりも敏感だと思うことがよくあって。産地にこだわって取り寄せた野菜やフルーツは、比較的よく食べてくれる気がします。子供は3歳ぐらいまでが、脳や骨格など、体の基盤が作られる大事な時期だと聞いたので、まさに今の食事は大事。だから、なるべくいろんな種類の野菜や食材をバランスよく食べさせてあげたいんです。

ーー手作りの調味料にこだわったり無添加の味を知ってしまうと、外で食べる食事が気になったりしませんか?

それはそれで、いいところもたくさんあって。たとえば今、プレスクールに通っているんですが、たくさんの友達と一緒に食べるといつも家では食べなかった生のりんごを食べたりするんです。食材にこだわることも大事だけど、楽しく食べることってすごく大事なんだなって実感しました。
これを食べないとだめとか、この食材じゃないと…なんていろいろ押し付けずに、食卓の雰囲気も食育の一環ですね。今朝も、寝起きで「オムライスつくってよ!」って言われたので、作って食べさせてきました。よろこんで食べる姿を見ると、やっぱり母親としてはうれしいですね。

ーー今の課題は、生トマトを克服することですか?

トマトには栄養がたくさんあるから、もしミニトマトを丸ごと食べてくれたら感動しちゃうと思います(笑)! あ、でも「野菜生活100」はごくごく飲むんですよ! とくにベリーサラダとマンゴーサラダが大好きみたい。これも成分表示を見てびっくりしました。
セロリ、ブロッコリー、アスパラガス、ケール、りんご…ってすごくたくさんの野菜やフルーツが入っていて、たくさんの栄養成分がこんなに手軽に摂れるなんて。今の年齢での野菜嫌いはしょうがないとして、バランスのいい食事のためのサポートとして上手に取り入れていきたいですね。
苦手な野菜克服のサポートに 野菜生活100を取り入れるのはアリ!
お子さんの野菜嫌い、大人やお友達と一緒に「野菜生活100」を飲んで、飲めたことを褒めてあげれば達成感が味わえます。安田さんの言うようにバランスのいい食事のサポートにもなるし、野菜嫌い克服の第一歩は、そんな簡単なことから始めるのもいいかもしれません。
PROFILE
やすだ・みさこ
1982年4月21日生まれ。2002年にグラビアアイドルとして芸能界デビューし、その後、タレント、女優としてバラエティー番組やドラマなどで活躍。2014年に結婚、2017年に第一子を出産。食育インストラクター、健康食コーディネーターの資格を取得してからは、食育や食にまつわる活動にも参加している。

撮影/大靏円(昭和基地50¥) スタイリング/白石すみれ ヘアメイク/NANA 取材・文/若山あや