Airbnbを検証してみた!様々な活用シーンや予約~体験までレビュー!

2019.04.04 10:00
“シェアリングエコノミー”(※)の考え方が広まっている昨今、その先駆けとも言える「Airbnb(エアビーアンドビー、以降エアビー)」。民間人が家や部屋を貸し借りできる画期的なアメリカ発のプラットフォームですが、ホテルや一般の宿とは一味違った体験が醍醐味であり、日本でも利用者数が増加中です。
※物・サービス・場所などを、多くの人と共有・交換して利用する社会的な仕組み。

「泊まるだけ」ではない、エアビーの活用シーン
実はエアビー、単なる旅の宿としてだけでなく、もっと多様なシーンで活用されていることをご存じでしょうか。実際にエアビーに掲載されている宿泊施設とともに、いくつかシーン例をご紹介しましょう。

パートナーと憧れの田舎暮らしを疑似体験
画像参照:https://www.airbnb.jp/rooms/16415737
こちらは長野県・別所温泉中心街に建つ、古民家を改築した宿。100年以上の歳月を経ているという木材を活かしつつ、アートギャラリーを営む夫婦のセンスが光るリノベーションが施されています。空気が美味しい穏やかな環境の中、必要なものは自分たちで作っていく暮らし。パートナーとの“いつか”を予行演習する機会としておすすめです。
会社の合宿研修でチームビルディング
画像参照:https://www.airbnb.jp/rooms/2900929
千葉県富津市の海から0分という最高のロケーションに輝く、最大15名まで利用可能なこちらの豪華貸切ヴィラは、会議や研修にぴったりなミーティングスペースも多数備えています。いつもとは違う環境で長い時間を共にし、普段はなかなか話さない未来の話ができるのが合宿の醍醐味です。思いっきり話した後のサンセットは、きっと忘れられないひと時になるはず。
近場で気分を変えて、ゆっくり自分と向き合う
画像参照:https://www.airbnb.jp/rooms/10795042
何か特別な予定はなくとも、考え事をするためにいつもと環境を変えたくなる時だってある。そんな時にぴったりなのが、銀座に隠れ家のようにひっそりと佇む、マンションタイプのこちらのお部屋です。窓の外には新幹線が走る線路、部屋に目を向ければ葛飾北斎の浮世絵……。現代と伝統の融合した空間の中、じっくりと自分の内面に耳を傾けてみるのもいいかもしれません。
こんな風に、都会も田舎も、一人用のコンパクトな空間から広々とした一軒家まで。目的にあわせたユニークな環境を見つけやすいのがエアビーの良さなのです。

エアビーの予約方法は?
では具体的にどうやって予約するのかというと、方法はとてもシンプル。

まずはエアビーのWEBサイトまたはアプリでログインし、希望の宿泊先や体験を検索します。エリア、日付、人数の他、ヘアドライヤーなどの設備や部屋のタイプでフィルター検索も可能です。
お気に入りのお部屋が見つかったら、空室日を確認し、予約をリクエスト。
原則、この時点では予約はまだ確定ではありません。質問事項があれば、チャット画面でホスト(※1)とやり取りができます。その後、ホストがリクエストを承認した時点で確定となります(※2)。

ホストによっては、駅や空港からお部屋までの行き方や、周辺のおすすめ情報を送ってくれたり、様々な旅行のアドバイスをしてくれたりすることもあります。
※1:空いている家やお部屋を提供する人。
※2:ホストの承認を待たずに、予約できるケースもお部屋によってはあり。
(実際に受け取ったメッセージの一部)
これぞ、普通のホテルではなかなか味わえないエアビーならではの親近感!

今回、筆者は遠出で旅行したいというよりも、都内の少し静かなエリアで久しぶりにゆっくり読書でもしたいな……と思ったので、広々と明るく、打ちっぱなしのコンクリートがお洒落な渋谷区にあるお部屋を予約してみることにしました。
実際にエアビーを体験!身近な非日常に感激
エアビーのチェックインはホテルのようなロビーはなく、鍵の受け取り方はケースバイケース。今回は事前に近くのカフェでホストのYumeさんと落ち合い、お部屋の暗証番号を書いた名刺を渡してもらいました。
スーパーホストの心温まるおもてなし
早速中に入ると、清潔感のあるアロマの香りとともに、綺麗にクリーニングされた明るいリビングルームがお出迎え。天井が高くて気持ちがいい!
高まる気持ちを抑えつつ、まずはお部屋の説明や宿泊における注意事項などを説明してもらいます。
お手製のおすすめ周辺MAPをもとに、地元の方だからこそ知り得るお得な情報なども丁寧に教えてくれるYumeさん。
「素晴らしいホスピタリティ……!」と感激したのですが、実はこの方、“スーパーホスト”と呼ばれるエアビーに認められたおもてなしのエキスパート。お部屋のテーマは”第二の故郷“と話されており、普段からできるだけゲストとの交流を意識されているそうです。毎回、お出迎えにはYumeさんセレクトのお茶セットを用意し、一緒にティータイムを楽しむのだとか。
この日はくず餅と黒豆茶を一緒に堪能しました。

リラックスできるのに、非日常。旅と暮らしの間
部屋にひと際スタイリッシュな印象を与えていたらせん階段を上ると、日当たりのいいベッドルームが広がります。
脇には外国風のガラス張りの浴室が併設されており、絵本に出てきそうな猫足のバスタブも。タオルやソープ系のアメニティもばっちりです。3種のアロマディフューザーの気遣いが嬉しい!
Yumeさんと別れた後は、しばし一人の時間を堪能。自宅とは全く違ったテイストの空間に覚えるちょっとした非日常感に、普段よりも読書がはかどる素敵な体験となりました。
今回の取材体験でもそうだったように、宿泊先のユニークさだけでなく、ホストの方との交流やその土地ならではの体験がエアビーの魅力です。きっと利用者の数だけ、それぞれ違った旅の形を見つけることができることでしょう。

宮川大輔さんのエアビー体験ムービー公開中
世界中を旅するタレントの宮川大輔さんが、エアビーを体験した様子がムービーで公開中! 持ち前のトーク力で、地元の情報を聞き出したり仲間と一緒に得意の料理を楽しんだりする様子が、垣間見えますよ。 見ていると旅に出たくなる不思議な動画、必見です♪
(文:ソーシャルトレンドニュース編集部)

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