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花は「枯れる」のではなく「姿を変える」ことがある
才色健美~強く、そして美しく〜 with Number
2019.03.08 22:30
元プロビーチバレー選手の浅尾美和さんがMCを務め、ゲストの「生き方」「人間性」にフォーカスし、そこにある真の「美しさ」を解き明かす、スポーツグラフィックマガジン「Number」と企画協力したドキュメンタリー&インタビュー番組『SHISEIDO presents 才色健美 ~強く、そして美しく~ with Number』(BS朝日、毎週金曜22:00~22:24)。3月8日の放送では、元バレーボール全日本代表の益子直美さんが登場。命と向き合うことで気付いた大切なこと、年齢を重ねてきたからこそ輝くことができると語る、その思いに迫った。
■幸せな結婚生活と、夫婦の絆を強めた不妊治療
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中学生からバレーボールを始め、名門・共栄学園高等学校入学後は「下町のマコちゃん」という愛称でエースとして名を馳せ、高校3年生で全日本代表に選ばれた益子さん。卒業後はイトーヨーカドー女子バレーボール部に入団し活躍、25歳で現役を引退。その後、スポーツキャスターやタレントとして活躍し、2006年(当時40歳)に12歳年下の自転車ロードレーサー・山本雅道さんと結婚した。現在52歳の益子さんは、「結婚したことでそれまで白黒だった人生が色づいた」と話す。年を重ねるたびに、以前は「目立つから着たくなかった」というグリーンやピンク、イエローの洋服にも袖を通すようになったという。夫との結婚生活は幸せそのもので、「自分の人生において私の味方になってくれる人が一人、近くにいてくれるだけですごく安心できる」と語った。
そんな中、結婚2年目の42歳の時に本格的な不妊治療を開始した益子さんは、年齢的に女性としての機能がどんどん低下していることに気付かされた、と振り返る。「排卵誘発剤を打って採卵し、人工授精をする際、普通の若い方なら一気に20個くらいは採卵できるところを、私は3個しかできなかった。しかも3個のうち1個は使えない卵なので2個だけ。それから顕微授精をしましたが、結局子どもを授かることはなかった」。夫も一緒になって真摯に取り組んだが、「頑張れ」とは決して言わず、辛そうな益子さんに対して「辛かったらいつでも辞めていいんだから」と声をかけていた。また、次第に精神的に追い詰められていく益子さんに対して、「直美が45歳になる日まで挑戦して、ダメだった時はスッパリ切り替えよう」とタイムリミットを設けることを提案した。そうした言葉に助けられた益子さんは、45歳を迎えた時に「現代医学で最高の技術を取り入れてチャレンジしてもダメだったならもうしょうがない」と、やり切った上で諦めがついたと話す。そして、不妊治療に取り組む夫婦に向けて、「(不妊治療を)やれるところまでやってもいいと思う。やりきって、それで諦めたならしっかりと切り替えて、楽しい2人の人生を送ればいいと思います」とエールをおくった。
■人生の花を咲かせるのは60歳
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夫の引退を機に、神奈川県の湘南エリアの一軒家で生活を始めた益子さんは、2017年に心房細動と診断され、手術をすることになった。「それまで大病を患ったことがなかったので、“死”を考えたり、向き合ったりすることがなかった。主人には大げさだと笑われたが、万が一を考えて遺書を書きました」。手術は成功し、益子さんは「命を見つめるいい機会が与えられた」と述懐。ちょうどその頃、枯れたと思っていた花が再び綺麗な花を咲かせた。植物の力に感動し勇気づけられた益子さんは、ガーデニングに本腰を入れ始めることに。
番組では、益子さんが、自宅でガーデニングにいそしむ姿にも密着。庭には、柿を食べに来た鳥が種(糞)を落とし、植えた覚えのない植物の芽が出て花が咲くことがある。益子さんは、「だからむやみには抜かないでどんな花が咲くのか楽しんでいます」と笑う。
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自身を花に例えると“チューリップ”だという。「ちょっと可愛過ぎるかもしれないけれど、ひょろっとしてメリハリがある姿が似ている」、「(チューリップは)冬休んで春に向けてパワーを溜めて、土の栄養を得て春を迎えて咲く。すごく可愛らしくてすごく力強い、そんなチューリップのように私もなりたい」と語った。また、ドライフラワー用の花を摘みながら、「私も何歳になっても可愛いと言われたい。(ドライフラワーは)枯れているのではなく、姿を変えているだけ」とも。近所には、52歳の益子さんよりも年上の人が多く住んでおり、「私なんて70(歳)。あと20年あったら英語の勉強をして海外に行く。何でもできるわよ」と言われ、納得したという益子さん。「60歳から何か始めるために、55歳から計画を立てる」。今は土の中のチューリップのようにパワーをたくさん溜めて、芽が出たら太陽の光や水を吸って、「人生」をより大きく咲かせたい。そんなライフプランを思い描いている。
■五輪への憧れと日本サポーターの温かさ
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35年前、高校バレーボール界に旋風を起こした益子さんは、「あの3年間がなかったら、今の私はなかったと言える時代」と振り返った。また、全日本に選ばれた高校3年生の時に、まだ女子では取り入れられていなかったバックアタック(後衛の選手がアタックラインの後ろから打つスパイク)をコーチからすすめられてやり始めたことが、「私の強みであり武器になった」と話す。その後、入団した実業団でもバックアタックを武器に活躍し、1990年には日本リーグ初優勝にエースとして貢献した。一方で、五輪出場は叶わないまま選手生活を終えたため、来年行われる東京五輪について「羨ましい」と本音を吐露。「地元の力ってすごくありますよね。スポーツには、何か見えないパワーが働くと思っている。日本は本当に(観客が)温かくて、特にバレーボールは野次も聞いたことがない。明らかに負ける雰囲気でも応援してくれる」と、現役時代を思い出す。東京五輪は「プライベートでお金を払って、生でバレーボールの試合が観たい!“ニッポンチャチャチャ”と応援してみたい」と、純粋に観客として応援したいと語った。
■「Smile de Enjoy」
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現在、益子さんは、『益子直美カップ小学生バレーボール大会』と題した“監督が絶対に怒ってはいけない大会”を不定期に開催している。「大会が行われる2日間、監督は怒ってはいけない。もし監督が怒ったら、子どもたちに報告してもらい、私がその監督を怒ったり、私がベンチに入ったりします」とルールを説明。「小学生の頃はとにかく(バレーボールが)楽しいと思える環境を作って、“早く練習に行きたい”“こんなこともできるようになった”と思えるような練習をして欲しいとずっと思っていた」と、開催の意図を説明した。「悪ふざけや時間に遅れるといった、規律やマナーを破ることに関しては怒る」としており、指導者には「プレーに対しては、ミスしてもそれはチャレンジの結果なので、そこは褒めてあげてください」とお願いしている。先日も同大会に参加した6年生の女の子から、「監督が怒らないとわかっていたので、いつもは取りに行けないボールもチャレンジすることができました」と記された手紙をもらい「本当に嬉しかった」と笑顔。「きっと何年かしたら、“監督が怒っていた時代があったね”と言われる時代がくると思うので、それまでは細々と続けていきたい」と展望を語った。
そんな益子さんの座右の銘は「Smile de Enjoy(スマイルでエンジョイ)」だ。泣いていても、怒っていても同じ時間が同じように流れるなら、「くよくよ悩んで泣くよりも、笑って時間を過ごしたい」、「無理にでも笑っていると、“大したことないな”と思えてくる」という風に、「自分の器も大きくなっていく気がする」と話した。命と向き合って気付いたことを大切にしながら、年齢を重ねるほどに、より一層人生を楽しんでいる益子さん。その秘訣は、この「Smile de Enjoy」にあるのかもしれない。
番組の途中では、スポーツオケージョンにおける“美”をサポートする、プロならではのテクニックとノウハウを紹介。今回は「刺激が強まる季節のメイク直し法」と題し、乾燥が気になる季節、スポーツ後のお肌に最適なケア方法を解説した。
■「刺激が強まる季節のメイク直し法」
スポーツでかいた汗をそのままにしておくと、乾燥を招いて肌トラブルにつながることも。今回、「刺激が強まる季節のメイク直し法」を教えてくれたのは、資生堂HAIR&MAKE UP ARTIST伊藤礼子さん。

まずはあぶらとり紙などで汗や皮脂をしっかりオフする。

【ポイント1】メイク直し前に余分な汗や皮脂をしっかりオフ

次に空気中の微粒子や乾燥から肌を守ってくれるバリアミストで整える。 バリアミストはよく振って、顔から15㎝ほど離して目と口を閉じ顔全体に4プッシュした後、指先で軽くなじませる。

肌を整えた後はポイントメイク。

Tゾーンなどの崩れやすい部分はBBクリームを重ね付けする。

アイカラーはオレンジ系がおすすめ。 ふんわりと付けるだけで、簡単にヘルシーでフェミニンな印象に。

エッセンスタイプのリップで口元にツヤをプラスすることも、この春のトレンド顔になれるポイントだ。

【ポイント2】リップはくちびるの中央から外へ塗る

今回使用した商品の詳細は以下のサイトで。
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次回、3月15日の放送は、埼玉西武ライオンズ二軍監督の松井稼頭央さんが登場する。
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