この冬、最恐の映画『来る』に80%以上の観客があげた"声"とは・・・

2018.12.05 19:00
『嫌われ松子の一生』や『告白』など、センセーショナルな作品を世に送り出してきた鬼才・中島哲也監督。『渇き。』以来、4年ぶりとなる最新作『来る』の12月7日(金)の公開に先駆け、antenna*ユーザー50組100名を招待した特別先行試写会が日比谷・東宝試写室にて開催されました。
会場は東宝試写室。ゴジラの周りを彩るイルミネーションが綺麗でした。
会場入口では、受付と引き換えに“こわがりやさんのアイマスク”を渡され、「一体これからどんな映画が始まるのか…?」 期待に胸を膨らませた来場者でザワつく中、上映がスタートしました。
上映前に"アイマスク”を装着して記念撮影。
『来る』ってどんな映画?
原作は、第22回日本ホラー小説大賞の大賞受賞作、澤村伊智による『ぼぎわんが、来る』(角川ホラー文庫)。正体不明の“あれ”に襲われる人々の恐怖と葛藤を描き出す最恐エンターテインメント。映画『関ヶ原』(’17)で日本アカデミー賞主演男優賞に輝いた岡田准一が、ホラー映画に初挑戦していることでも話題。共演は、黒木華、小松菜奈、松たか子、妻夫木聡ら錚々たる俳優たちが集結。その誰もが、これまで演じてきた役のイメージを大きく覆す新たな一面を惜しみなく披露し、裏表のある人間の姿を体現している点にも注目です。
<ストーリー>
オカルトライターの野崎(岡田)のもとに、相談者が訪れる。田原(妻夫木)と名乗るその男は、優しい妻の香奈(黒木)と愛娘と暮らす平凡なサラリーマンだった。そんな彼の周囲で超常現象としか言いようのない奇妙な出来事が続発しているという。野崎は、霊媒師の血を引くキャバ嬢の真琴(小松)と共に調査に乗り出すが、田原家に憑いている“あれ”は、想像を遥かに超えて強力なモノだと判明。真琴の姉で“日本最強の霊媒師”といわれる琴子(松)も巻き込み、かつてない規模の「祓いの儀式」が始まるのだが・・・。
試写会後に感想を聞くと・・・
試写会終了後、来場者に配られたアンケートでは、普段はホラー系を「全く見ない」と答えた人が半数以上なのにもかかわらず、80%以上の人が「良かった」と回答する結果に! さらに、多くの人がこの映画をほかの人に「すすめたい」と答えました。そんな来場者の方に、さっそく映画の感想を伺ってみました。
(25歳、23歳、友人同士)
「めっちゃ怖かったです…! でも、中島哲也監督の作品が好きで、ずっと気になっていました。監督の『パコと魔法の絵本』がお気に入りなので、こういう怖い作品を撮るとは意外。怖いのは苦手だけど、監督らしいポップな演出に最後まで引き込まれてしまいました!」

「ホラー的な怖さというより、人間の怖さや闇を感じました。人前ではいい顔してるけど裏ではみんな何を考えてるのかわからないなって(笑)。その中でも岡田准一さんが演じられた野崎は一番純粋で、人間味のある役柄でとても良かったです」
(18歳、友人同士)
「普段とは違う、ミステリアスな岡田君が観られて幸せでした。全編を通して血の演出がすごくて、突然出てくるとビク!!ってなります(笑)。映画が公開されたらまた映画館に観に行きます!」

「ミステリーやホラーが好きで、今回の試写会も楽しみにしていました! 最後まで先が読めないしストーリーもしっかりしていて、色々想像できる結末も面白かったです」
(17歳、友人同士)
「小松菜奈ちゃんのファンですが、今回はとってもカッコいい役柄でますます好きになっちゃいました。ギャグがあったと思ったら突然怖いシーンがあったり、心臓バクバクだけどつい観ちゃう、みたいな。上映中、休むヒマなしです(笑)!」

「入口でもらったアイマスクを装着しながら観ていましたが、付けるのを忘れるほど見入ってました。ホラー大好きな私も満足です。ジェットコースターみたいにギュン!って急に怖くなるので、これから観る方は最初から最後まで常に注意して観てほしいです!」
(20代、友人同士)
「ひたすら怖くて、途中ちょっとだけ耳ふさいじゃいました(笑)。普段、こういう系の映画は観ないんですが、小松菜奈ちゃんが好きなのでなんとか耐えられた感じです。でも、面白かったです!」

「私は保育士を目指してるので、劇中で描かれていた幼児虐待やネグレクトについてもなんだか人ごとじゃなくて…勉強になりました。お祓いのシーンも大迫力でした」
他の参加者からも「ホラーは苦手だけど、これは別物! すごく面白かった」「スタイリッシュで新しい」「2時間14分あっという間」「怖さも深みもある」「役者たち全員の演技に圧倒された」「カロリー消費がハンパない映画!」「ホラー以外の意味で怖い映画でした」など、想像を遥かに超えた映画の仕上がりに絶賛の声が多く寄せられました。

恐怖系が好きな人も苦手な人も。この冬、映画館でしか観られない衝撃体験をしてみませんか? きっと今まで経験したことのない、新たな映画の魅力に出会えるはず。
映画「来る」 2018年12月7日(金)公開
原作:「ぼぎわんが、来る」澤村伊智(角川ホラー文庫刊)
監督:中島哲也
脚本:中島哲也 岩井秀人 門間宣裕
キャスト:岡田准一 黒木 華 小松菜奈
     青木崇高 柴田理恵 太賀 志田愛珠 蜷川みほ 伊集院光 石田えり
     松たか子 妻夫木 聡
製作プロダクション:東宝映画 ギークサイト
配給:東宝