adidas よりスニーカー史を更新する異次元構造ミッドソール搭載の Alphaedge 4D が登場

世界有数の3Dプリントメーカー「Carbon」社とチームアップし、最先端テクノロジーを駆使した時代を変える名作モデルが完成

フットウエア 

“靴は人生を語る道具であり、文化そのものである”。この言葉はあまりにも有名な言葉だが、人類は5500年以上も前から生きる道具として靴を履いていたと言われ、その進化には人間の過酷な環境下で生きていくための取り組みや時代背景が大きく関係していたとされている。しかし、現代では過剰なまでのデザインスニーカーが蔓延し、靴が道具から装飾品へと変わりつつある。靴は人生の道具であり、機能的でなくてはならないという概念が少し失われつつあるが、それを払拭するかのような革新的な技術を集結させた最新フットウェアが〈adidas(アディダス)〉よりリリースされることが決定した。

adidas よりスニーカー史を更新する異次元構造ミッドソール搭載の Alphaedge 4D が登場 世界有数の3Dプリントメーカー「Carbon」とチームアップし、最先端テクノロジーを駆使した時代を変える名作モデルが完成

Alphaedge 4D(アルファエッジ フォーディー)と銘打った本作は、先日に発売された現代アーティストDaniel Arsham(ダニエル・アーシャム)とのコラボ作の次世代モデルであり、およそ17年に渡り蓄積してきたアスリートデータを基に開発された高機能ランニングシューズだ。ひと際目を引くミッドソールには、2017年4月にパートナーシップ契約を結んだアメリカの3Dプリントメーカー「Carbon(カーボン)」社によるM2 Printerの最先端テクノロジー“Digital Light Synthesis(デジタルライト合成)”が用いられており、従来の制作過程よりも比類ないスピードと品質で製造することが可能に。『HYPEBEAST』読者諸君でも異次元の話に聞こえるかもしれないが、このテクノロジーでは酸素透過性光学樹脂へのデジタルライトの照射により高性能かつ耐久性のある高分子製品を作り出すことができ、将来的にはユーザーニーズにあった高性能シューズの量産が見込めるとのこと。プログラマブル樹脂に光と酸素を用いる光反応プロセス“CLIP(Continuous Liquid Interface Production)”で成型された“ADIDAS 4D”搭載のAlphaedge 4Dは、革新的なものづくりでファッション/スポーツシーンを率いる〈adidas〉の新アイコンフットウェアになりうる存在であることは間違いないだろう。

これまでのテクノロジーでは実現出来なかったこのグリッド構造のミッドソールは、まるで建築デザインのような複雑な外装も魅力であるが、部分的に目の粗さを加えることでバネのような推進力を生み、着地時の衝撃吸収力も保持。また、アッパーには靴下のような程よいフィット感と軽量感が特徴的なホワイトカラーのプライムニットを使用し、“ADIDAS 4D”のアッシュグリーンを引き立てたスタイリッシュな一足に仕上がっている。

靴の歴史をまた1つ更新させるための新たな糸口を見出した〈adidas〉は、スニーカー製作において試作品や金型成型を行う必要がなくなった。この最新技術はあらゆるジャンルで応用可能となり、今後はアスリート一人ひとりの生理学的なデータや要望に応じたシューズを仕立てることも検討されている。BOOSTからADIDAS 4Dへと更なるアップデートを遂げた最新フットウェア、Alphaedge 4Dは11月17日(土)より38,000円(税抜)で発売開始。なお、上のフォトギャラリーに並ぶピュアホワイトモデルは国内500足限定販売となり、グラデーションアッパーを配したモデルは、『アディダス ブランドコアストア 新宿』にて50足限定販売される完売必至の逸品なので、そのデザインを今一度確認しておこう。

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