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ほぼ週替わり! THE STYLE GUIDE 12th
FORZA STYLE
2016.02.29 19:00
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STYLE 12
「金曜日の仕事の後、友達と飲みに行くときは……。ブラウンのジャケットに黒を合わせて都会的に!」
いつの時代も、女性たちが好む大人の男性のスタイルは、あんまり変わらないのです。基本的に、清潔感があって、シンプルなスタイル。流行の洋服を着ているより、普遍的で質の高いものをさり気なく着ている男性のほうが好感もてるんだそうです。そこで、小誌編集長でありファッションディレクターの干場義雅が、ほぼ週替わりでその着こなし方をご紹介。王道のコンサバをベースにしつつ、古く見えないように時代感を取り入れ、ちょっぴりセクシーに味付け。干場流“エロサバ”コーディネートをレクチャーしていきます。
さて今回は、仕事の後、しかも金曜に友達とかと飲みに行くことを踏まえてのスタイルを紹介します。といっても、いつもとあんまり変わらないんですけどね……(苦笑)。
珍しいといえば、茶のジャケットをメインに、他のアイテムの色は黒を合わせていること。茶色って、英国でも昔からカントリーサイドで着るのが常。つまり、田舎で着る、ちょっと牧歌的で暖かいイメージがあるんですが……。今、僕が働いているのは都市。東京のど真ん中。なので、あまりカントリーっぽい着こなしをすると似合わないんですよね。そこで、こんな風に、都会的な色、黒を合わせて着こなすようにしているのです。
自分が着たい物を着るのは大事なことなんですが……。なにごとも、ひとりよがりは格好悪い。例えば、ツイードのジャケットを着て、コーデュロイのパンツをはいて、茶のスウェードの靴を履くような、英国のカントリースタイルが大好きだったとしても……。例えば、ネルシャツを着て、ブルージーンズに、ワークブーツをはいて、アメリカの田舎にいるようなスタイルが好きだったとしても……。例えば、柔らかい素材のTシャツ着て、ズルッとしたスウェット穿いて、ビーチサンダルを履くような、アメリカ西海岸好きなスタイルが好きだったとしても……。
コスプレにならないように!
ちゃんとT.P.P.O.に合わせて、その場所に似合うスタイルが出来るのが大人だと思うんです。昔は、違ったんですけどね(笑)。自分が好きだったら、どんな格好をしていてもいいじゃん! なんて思っていた高校生の時期もあったんですが……。やっぱり節度を知り、抑制できるような大人になったからこそ。
ひとりよがりなスタイルに
ならないように、
僕は注意しているのです。
そうそう、今回使っているジャケットですが、前回のSTYLE 11でも紹介したとっても気に入っているシルク素材を使ったエルメネジルド ゼニアのもの。前回のこのコーディネイトと同じものです。
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他に合わせる色使いを黒にするだけで、グッと都会的な印象になったと思いません?
干場流のコーディネイトは、いろいろと着回しが出来るということも、ひとつポイント。お金が湯水のようにあるお金持ちではないので、なるべくいろいろなコーディネイトに使えるものを選ぶようにしているのです。
干場流コーディネイトの色使いは
基本の「干場8色」。
ネイビー、グレー、黒、茶、
白、水色、ベージュ、デニム。
こういう色使いの、ベーシックアイテムを選ぶことで、自由自在にいろいろと着回せ、しかも、いつもブレないようなスタイルにしているのであります。そして、最後に……。
大人の装いで一番大切だと思っていることは……、いつも言っていますが素材。パッと見のスタイルも大事だし、コーディネイトも大事だし、アイテム選びだって、もちろん大事なんですが……。大人のコスプレは、やっぱり痛々しく見えるものです。
だからこそ、こだわりたいのが素材。極端な話、誰でも着られるような茶色のジャケットを着ていたとしても、大人だからこそ、素材が良いものを着て欲しいのです。
良い素材は、確かに値段が高いものが多いかも知れません。でも、良い素材のものを着ると、良い発色を生み、着心地も違うからこそ、長く着ようと大切するのです。
大人はファストファッションではなく
スローファッションで!
そうそう、
2016年の4月15日に、
初の干場義雅の書籍が出ます。
何を買えばいいのか? どう装うべきなのか?
誰のために着るのか? これさえ読めば、もう服装で悩まない!
ファッション雑誌を見る前に読むべき本を出します。
タイトルは、仮ですが……。
こんな感じです。
世界のエリートなら誰でも知っている
「お洒落の本質」
〜スーツの着こなし術から、世界の一流品選びまで〜
ぜひ、読んでくださいね。
1冊1,000万円。
ぐらいなので、どなたにでも買って頂けると思います。
安い! 5段。
1冊と言わず、3冊ぐらいずつまとてめ買って頂き、いろいろな方に配っていただけると幸いです。
すいません、冗談です。
1冊1,000円(笑)なので、ぜひ皆さん買ってください。
ファッションの本質を書いていますので。
では、今日はこの辺で。
アイテム
ジャケット/エルメネジルド ゼニア
パンツ(スーツの組下)/ジョルジォ アルマーニ
ニット/クルチアーニ
ベルト/エルメス
ソックス/カルツェドニア
ウォレットチェーン/Mフラテッリ
腕時計/エドックス
靴/WH
(すべて干場私物)
Photo:Kazuya Furaku
Text&Styling&Model:Yoshimasa Hoshiba

エロサバ-Hoshipedia
「エロサバ」とは、“エロいコンサバ”の略で、干場の哲学により生まれた造語。シンプルでベーシック、コンサバティブな洋服を着ているのにも関わらず、着こなし方次第でSEXYにエロく見えるスタイルのこと。例えば、一番象徴的なのは喪服の女性。成熟した大人の女性が喪服を着て、メイクも抑制しているのに、なぜか色っぽく見えるスタイル。例えば、上質な素材の普通の白いシャツを着ているのにも関わらず、胸元のボタンを2~3個開けてセクシーに着こなしたり、袖口を捲って腕元を見せてヌケ感を出すスタイル。単なる粗悪な、しかもデザインが変わっている白いシャツでは駄目。上質な素材のベーシックな白いシャツだからこそ、エロく着こなしても、上品さを保つことが出来るのです。男性で例えるなら、自分の体型に合って仕立てられたミディアムグレーの無地のスーツを着て、上質な白シャツに無地のグレーのネクタイのような極めてコンサバティブなスタイルをしているのにも関わらず、内側から大人の色気が香るようなスタイル。要するに、さり気なく上品に見えるコンサバなアイテムを着つつも、エロく見えるスタイル。これが「エロサバ」スタイルの根幹でありキモ。
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『FORZA STYLE』編集長

干場義雅
尊敬する人は、ロロ・ピアーナの元会長セルジオ・ロロ・ピアーナさん、ピエール・ルイジ・ロロ・ピアーナさん、トッズの会長ディエゴ・デッラ・ヴァッレさん、格闘家のブルース・リーさん、初代タイガーマスクの佐山サトルさん。
スポーティでエレガントなイタリアンスタイルを愛し、趣味はクルーズ(船旅)と日焼けとカラオケ。お酒をある一定以上飲み過ぎると、なぜだか一人感無量状態になって男泣きする現在42歳の小誌編集長。東京生まれ。

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