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ほぼ週替わり! THE STYLE GUIDE 13th
FORZA STYLE
2016.03.07 19:00
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STYLE 13
「ドレスコードがブラックタイのパーティーやガラディナーのときはタキシードで!」
2016.3.7 update
いつの時代も、女性たちが好む大人の男性のスタイルは、あんまり変わらないのです。基本的に、清潔感があって、シンプルなスタイル。流行の洋服を着ているより、普遍的で質の高いものをさり気なく着ている男性のほうが好感もてるんだそうです。そこで、小誌編集長でありファッションディレクターの干場義雅が、ほぼ週替わりでその着こなし方をご紹介。王道のコンサバをベースにしつつ、古く見えないように時代感を取り入れ、ちょっぴりセクシーに味付け。干場流“エロサバ”コーディネートをレクチャーしていきます。
さて今回は、いつもとはちょっと違う、フォーマルなスタイルをご紹介したいと思います。実は、クライアンからもパーティーやガラディナーのお誘いは、1年に3度ぐらいありまして……。「ドレスコードはブラックタイでお越しください」と書かれてるケースには、タキシードを着ることが多いんです。
やはり、そこもいつも言っているように
T.P.P.O.が大事。
Time(いつ)、Place(どこで)、Person(誰と)、Occasion(どんなことを)。これを、わきまえていてこそ、大人だと思うんですね。そして、ドレスコードを守ることも大切なのです。なぜなら、パーティは、そこに来ている人がその場の雰囲気を作り出すものだからです。
以前、ピエール・ルイジ・ロロ・ピアーナさんにお呼ばれしまして、カリブ海にヨットレースの取材に行ったんですね。
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ロロ・ピアーナが主宰している、とてもラグジュアリーなヨットレースです。
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その際、「ドレスコードはベージュ」と書かれたディナーパーティがありまして……。どうせ、みんなベージュで来るだろうから、自分はサックスブルーでいいや! と思って、サックスブルーの麻のジャケットで出席したことがあったんですが……。もう、来場者300人ぐらいの大人の男女がいたのですが、あろうことか、全員が全員ベージュを身に纏っていたのです(苦笑)。
ヤバい! こういうことだったんだ……。と気付いたときには、時既に遅し。ひとりだけ、カリブ海のとある島で、しかも300人がベージュ×白の上品な装いをしている中、僕だけサックスブルー×白の装いをして、脇汗をかいたのであります。ひとりだけ、抜けがけしたり、はずしたりすると、場違いなんだということを身を持って学んだわけです。ちなみに、2年前にも同じカリブ海での取材にお呼ばれしまして……。
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その際は、「ドレスコードはエメラルドグリーン」でした。もう、必死でエメラルドグリーンのアイテムを東京で調達し、その取材に向かったのです。エメラルドグリーンのアイテムが、なかなか無くて……。確か、ビームスFでGTAのコットンパンツを購入して行きました。
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郷に入りては郷に従え。Time(いつ)、Place(どこで)、Person(誰と)、Occasion(どんなことを)。T.P.P.O.って、大事なんですよね。
さて、今回の本題のタキシードですが……。
これは、2015年の11月、銀座の並木通りに完全予約制のクロージングオーダーサロン「サローネオンダータ」をオープンするということで、世界に誇れる日本のモデリストである滝沢 滋さんに仕立てて頂いた、お気に入りの逸品です。
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生地は、TAKIZAWA SHIGERUのオリジナルタキシードクロスを使用。尾州で織った非常に細い糸を使用し、高い密度で織り上げているものです。通常、裏面にくる面を表地に使うことで、絶妙な光沢感が出るのが特徴。
日本人の骨格を研究して作られたパターンは、段違いにスタイルを良く見せてくれます。肩パットを使用せず、芯地だけで構築的な美しいラインを形成しているのです。
いつも、思っていることですが……。やはり僕がなりたいのは、スーツ、デニム&Tシャツ、水着、そしてタキシードが似合うグローバルな男性像。やっぱり、憧れは映画『007』に出て来るジェームズ・ボンドなんですよね〜。仕事は、諜報部員でもなんでもないですが、やはり大人の男性としては、タキシードが似合う男性を目指したいのです。
ということで、今回はこの辺で、と思ったんですが、先日もお知らせした、初の書籍の表紙が出来上がったでの、宣伝しちゃいます。
前回も書きましたが、発売は2016年の4月15日。
何を買えばいいのか? どう装うべきなのか?
誰のために着るのか? これさえ読めば、もう服装で悩まない!
ファッション雑誌を見る前に読むべき本を出します。
世界のエリートなら誰でも知っている
「お洒落の本質」
〜スーツの着こなし術から、世界の一流品選びまで〜
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ぜひ、読んでくださいね。アマゾンで予約できるようになりました。
では、今日はこの辺で。

アイテム
タキシード/タキザワ シゲル
シャツ/ブリオーニ
ボウタイ&カマーバンド/ブリオーニ
ポケットチーフ/ムンガイ
ソックス/ナッソー
靴/グッチ
(すべて干場私物)
Photo:Kazuya Furaku
Text&Styling&Model:Yoshimasa Hoshiba

エロサバ-Hoshipedia
「エロサバ」とは、“エロいコンサバ”の略で、干場の哲学により生まれた造語。シンプルでベーシック、コンサバティブな洋服を着ているのにも関わらず、着こなし方次第でSEXYにエロく見えるスタイルのこと。例えば、一番象徴的なのは喪服の女性。成熟した大人の女性が喪服を着て、メイクも抑制しているのに、なぜか色っぽく見えるスタイル。例えば、上質な素材の普通の白いシャツを着ているのにも関わらず、胸元のボタンを2~3個開けてセクシーに着こなしたり、袖口を捲って腕元を見せてヌケ感を出すスタイル。単なる粗悪な、しかもデザインが変わっている白いシャツでは駄目。上質な素材のベーシックな白いシャツだからこそ、エロく着こなしても、上品さを保つことが出来るのです。男性で例えるなら、自分の体型に合って仕立てられたミディアムグレーの無地のスーツを着て、上質な白シャツに無地のグレーのネクタイのような極めてコンサバティブなスタイルをしているのにも関わらず、内側から大人の色気が香るようなスタイル。要するに、さり気なく上品に見えるコンサバなアイテムを着つつも、エロく見えるスタイル。これが「エロサバ」スタイルの根幹でありキモ。

『FORZA STYLE』編集長

干場義雅
尊敬する人は、ロロ・ピアーナの元会長セルジオ・ロロ・ピアーナさん、ピエール・ルイジ・ロロ・ピアーナさん、トッズの会長ディエゴ・デッラ・ヴァッレさん、格闘家のブルース・リーさん、初代タイガーマスクの佐山サトルさん。
スポーティでエレガントなイタリアンスタイルを愛し、趣味はクルーズ(船旅)と日焼けとカラオケ。お酒をある一定以上飲み過ぎると、なぜだか一人感無量状態になって男泣きする現在42歳の小誌編集長。東京生まれ。

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