秋の週末旅行におすすめ!軽井沢の癒しスポット

2018.08.24 10:00
暑さもピークを過ぎて、気持ちいい夜風に季節の移り変わりを感じます。夏休みに帰省にと、慌ただしい日々も一段落。ゆっくりと一休みしたくなりませんか? 家庭や職場ではいつも元気に振る舞ってきたけれど、疲れてきたのは気のせいではありません。仕事は同僚に、育児は夫に任せて、たまには休みをとって「大人の癒し旅へ」出かけましょう。
思い立ったら気軽に行ける、ドライブ旅行なら、出発時間や行き先を自由に選べるし、立ち寄りたいスポットがあればふらりと足を延ばすこともできます。仲良し姉妹が選んだ「大人の癒し旅」は、何度も行きたい大人の街、軽井沢です。
疲れを癒すなら、自然・食・宿を楽しめる軽井沢
都心からアクセスしやすい軽井沢には、ちょっと早く出れば9時、10時に到着できます。早めに出て軽井沢へと向かったのは、お店が集まるエリア「軽井沢星野エリア ハルニレテラス」に行きたかったから。その日の朝に収穫した野菜が買える「ココペリ」がお目当てです。
「ハルニレテラス」にはカフェ、レストラン、雑貨など魅力的なお店が並びます。「ココペリ」は地元で採れたての野菜がおすすめ!ジャムやソースなども人気です。
実は「ココペリ」を運営しているのは地元の農家さんなのです。朝収穫した野菜がお店まで運ばれて、店頭に並びます。買いすぎないように注意して選ぶのが大変!あっという間になくなるから、午前中に来るのがおすすめです。
初日は宿でゆ〜っくりと過ごします
野菜のお買い物を終えたら、カフェでひと休み。そしてランチをゆっくりと楽しんだ後に向かった宿は、ずっと行きたいと思っていた「星のや軽井沢」。水辺や木々、野鳥といった豊かな自然に囲まれて、四季折々の景色が部屋にいながら楽しめる宿は、大人の癒し旅にぴったりです。
自然の地形を生かしてつくられた景観は、水の流れや通る風、揺られる木々の葉音が癒しの空間を演出してくれます。都心から離れ、時間を忘れたい…。せせらぎや野鳥の声を耳にしながら、くつろぎのひと時を過ごしたい…。チェックイン前に庭を散策した後は、客室でゆっくりと。
源泉かけ流し温泉「星野温泉 トンボの湯」(写真上)は星のや軽井沢から歩いてすぐ。宿泊者専用の温泉も楽しめます/秋の特別プログラム「きのこ美人滞在」(9月1日〜10月31日)はスパやきのこ料理、スイーツなどを楽しめる。夕食でいただける「きのこの特別鍋会席」(写真下)より「牛肉ときのこの鍋」
宿泊者専用の温泉「メディテイションンバス」や客室に用意されたお風呂の他、すぐ近くにある「星野温泉 トンボの湯」を楽しむこともできます。誰にも邪魔されない時間をゆっくりと過ごす、至福の時間…。お風呂でリラックスした後は、秋の味わいをたっぷりといただきます。しゃきしゃきの野菜ときのこの歯ごたえに大満足。もちろん、おいしいお肉もいただきました。
気持ちのいい朝は,自然に癒される散歩路へ
気分よく目覚めた翌朝は、そのまま「白糸の滝」へドライブ。軽井沢に来るたびに訪れたいここは、人の少ない朝方に来ることがポイントです。
有料道路の途中に滝へ続く小道が。駐車場に停めて5分も歩けば、扇型に広がる滝が目の前に広がります。
車を停めたら、まだ霧が残り木々の香りがする空気を胸いっぱいに吸って、緑に囲まれた川沿いの径をゆっくり歩きます。さらさらと澄んだ川の音や静かな流れを見ているだけで癒されます…。朝の日差しにきらきらと光る水にそっと手を伸ばすと、ひんやり気持ちいい。まだ人もまばらな時間なら、邪魔されずに滝を眺められます。昨日は宿でゆっくり過ごしたおかげで、今日は一日元気に楽しめそう。
軽井沢の歴史に出会える、旧軽井沢銀座へ
自然に癒された後は、お店が建ち並ぶ旧軽井沢銀座へ。お店も楽しみだけれど、ここは歴史を感じるエリアでもあります。明治時代に外国人が保養地、避暑地として切り開いたという歴史があり、古くから残る協会やホテルは見逃せません。
この日は軽井沢で最も歴史ある教会「軽井沢ショー記念礼拝堂」へ。時を越え、木々に守られるように残る建物は、いつのも慌ただしい時間を忘れさせてくれます。まるで周囲とは違う時間が流れているよう。

礼拝堂の後は、はちみつにソフトクリーム、クレープと旧軽井沢に建ち並ぶお店から今日のスイーツ選び。お昼ごはんを前に食べ過ぎに気をつけていたのに、この日はクレープとソフトクリームをぺろり。旧軽井沢銀座を1時間以上かけてゆっくりとお散歩したら、秋のやさしい日差しが元気を分けてくれました。
昼下がりのランチは、木々に囲まれたお気に入りのカフェで
ランチは混雑を避けて、ちょっと遅めにとることに。旧軽井沢銀座にもおいしいピザやパスタのお店はあるけれど、ドライブを楽しみたいから駅から離れたエリアに車で移動します。何度も訪ねてしまう「エロイーズカフェ」へ。
スペシャルオムレツ¥1530、宣教師が愛したフレンチトースト(ハニー&ホイップクリーム)¥980、ブルーチーズガーデン(サラダ)¥1080。他にグリーンスムージーやアサイースムージー各¥780も人気(すべて税別)。
明治時代に軽井沢を訪れ、音楽家を目指す若者のためにホールを作ったエロイーズ・カニングハム女史。その貴重な建築物が取り壊しの危機に直面した時、補修してカフェとシェアハウスとして受け継がれ、「エロイーズカフェ」は始まりました。自然環境を活かして、緑に囲まれながらいただく甘いフレンチトーストやふわふわのオムレツ、栄養たっぷりのスムージーは、いつ食べても絶品です。ずいぶんと長い時間を過ごしてから、ようやく帰宅の準備。
帰りのドライブも気持ちよく運転したい
帰り道は、旅の思い出を話しながら気分よく帰りたいですよね。いつもなら運転した後には疲れ気味のドライブ旅行も、今回は大丈夫。来るときも、朝起きて気持ちよく運転できた秘密は、タイヤのおかげかも。出発する前に夫が交換してくれたけど、乗り心地が良くて、いつもより疲れずに軽井沢まで運転できました。
乗り心地に大きな影響を与えるのが、路面に接するタイヤです。「癒し旅」には疲れにくいことが大切ですよね。
交換してくれたタイヤはブリヂストン「Playz」。ハンドルを握っているだけなのに車の運転で疲れるのはなぜでしょう?実は意識せずにふらつくハンドルを細かく操作しているから、疲れてしまうのだそう。「Playz」はタイヤの内側と外側の形状を変えることで、ふらつきを抑えているとのこと。知らなかった!
運転に疲れる理由がタイヤのふらつきだって、言われるまで気付かなかった!タイヤは細かなところまでこだわって作られているんですね。
好きな時に、好きなところへ行けるドライブ旅行も、家に無事に帰ることができてこそ。何より、いつもより疲れにくく快適に運転できることで、「大人の癒し旅」の満足度はぐっと上がります。ドライブ旅行に興味はあっても、疲れるから…と思っていた人は、タイヤをチェックしてはいかがですか?
【撮影スポット紹介】

・星のや軽井沢
「現代を休む日 谷の集落に滞在する」をコンセプトにした滞在型リゾート。水辺を囲むように配された客室、源泉かけ流し温泉、地元の食材を中心に、旬のものを使った料理など、豊かな環境ですごせる。何もしない、ゆっくりと過ごす大人の旅を体験できる。
住所/長野県軽井沢町星野

・ココペリ
16店舗が集まった「軽井沢星野エリア ハルニレテラス」内にある店舗。オーナーの依田義雄氏が栽培・収穫した野菜が並ぶ。依田氏の野菜は軽井沢のレストランでこぞって使われる40〜50種類の野菜が作られている。ジャムやソースなどの加工品も人気
住所/長野県軽井沢町星野
営業時間/10:00〜18:00(季節により変動)

・白糸の滝
楕円形を描く幅約70m、高さ約3mの滝が特長。地下水が岩肌から湧き出て、ゆっくりと絹糸のように滑らかなに注ぐ。冬には人工による氷柱が見られる。
住所/長野県北佐久郡軽井沢町~白糸ハイランドウエイの途中

・ショー記念礼拝堂
明治18年に軽井沢を訪れ、21年に別荘を建てた宣教師、アレキサンダー・クロフト・ショー氏により創設された軽井沢最古の教会。礼拝堂奥には移築された別荘が「ショーハウス記念館」として公開されている。
住所/長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢57-1

・エロイーズカフェ
名建築家、吉村順三氏により設計された音楽ホール「ハーモニーハウス」が取り壊しの危機を迎えたことを機に補修。2015年よりカフェの他に音楽ホール、シェアハウスとしても使われている。
住所/長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1067-9 ハーモニーハウス
営業時間/8:00〜15:00


[撮影協力]フォルクスワーゲン グループ ジャパン
[STAFF]photo:Masaya Murakami/text:antenna*