Icon loading md
7068170 full 99197210 6dab 4bb8 8e47 d30439472048
宝石のように美しい生ケーキに感動 兵庫・加古川に誕生したパティスリー
CREA
2018.08.26 08:00
 「兵庫県加古川市に、素敵なフランス菓子のお店ができた」。そんな噂を耳にして、さっそく行ってみました。2018年6月28日にオープンした「Viva la Vida(ヴィヴァ・ラ・ヴィダ)」。
 full de6b5c4c 900c 44f5 bfbf 1fae78d7b687
外観。ブルーの壁とドアが目印。
 full c5fe0f3c 9292 48c6 ae2c a13672947e14
店内。木のカウンター右に生ケーキが並ぶショウケース。シャンデリアが印象的。
 JR加古川駅からは、車で約15分。最寄りの山陽電鉄別府駅からは徒歩約10分。目印は、ブルーの壁とドア。
 full 4b4e7f97 6375 441e 8045 b51172a6a945
焼き菓子とサブレが並ぶコーナー。
 full 2474f643 83f3 462c 82e1 845b9635d798
サブレ色々。
 店内のショウケースには宝石のように美しい生ケーキがずらり。焼き菓子も、クロワッサンなどのパンも、全て、店主・末廣有康(くにやす)さんがひとりで作っています。
 full e2524ac7 6a9c 4a94 9217 4403ac23c263
ショウケースには、宝石のように美しい生ケーキがぎっしり。
 full e596e00b afa7 453f 9731 2ebe54118126
ショウケースに生ケーキが並ぶ様子。
 末廣さんは、1968年生まれ。実家は、兵庫県加西市の寿司屋。調理師学校でフランス料理を学び、卒業後、新神戸オリエンタルホテル(現・ANAクラウンプラザホテル神戸)に勤めますが、フランス料理のレストランではなく、お菓子部門へ配属されます。
「修業を積み、コンクールに出たりもしました」
 full ff6eec5c 9c61 4764 9cfe be64ad175ba9
ラフな服装で楽し気にお菓子を作る末廣有康さん。
 ずっと製菓部門で腕を磨いていましたが、1995年、阪神・淡路大震災に遭い、実家へ戻ります。自作したデザートを寿司屋で出したり、一度は食の世界から離れたこともあるとか。その後、20年間、町場のケーキ店で働いてから、「自分が作りたいと思ったお菓子だけを並べた店を」と、自店をオープン。
 「特別な材料にはこだわりません。大切なのは、どうおいしくするか。自分がおいしいと思うお菓子にするために、毎日ベストを尽くしています」と末廣さん。
イチオシはチョコレートを使ったケーキ
 ショウケースに並ぶ、日替りのケーキは約20種類。
 まず、末廣さんのお気に入り、チョコレートを使ったケーキご紹介しましょう。
 full ea9d3af9 8bb0 404b a563 a4a8c58d6b1c
チョコレートのケーキ集合。
 full 8282d7a6 6b73 4bb4 900d 05d80e541e56
「オペラ」450円。
 「オペラ」は、1955年、パリの洋菓子店ダロワイヨのオーナー、シリアック・ガビヨンが発案したケーキ。オペラ座がモデルで、金箔が飾られています。チョコ好きとしては、はずせない一品。
 末廣さんは、コーヒークリームとコーヒーシロップをしみ込ませた生地をごく薄い層にして、コーヒーの風味をぎゅっと凝縮。ほんのひと口食べただけでも、チョコレートの風味と共に、コーヒーが香り立ちます。
 full 7cb4be05 b51f 476d b59c 7ef55aafe596
「フォレ ノワール」450円。
 「フォレ ノワール」は、フランス語「黒い森」という名前のとおり、上に削ったチョコレートをふりかけて森に見立てるのが一般的。
 末廣さんは、「透けるように仕上げたチョコレートの板を並べました。森に中で感じる木漏れ日みたいでしょう」とにっこり。2層に仕立てたダークチョコとミルクチョコ、それぞれの味わいがふんわり広がります。
 full 4a189321 1390 430e bad9 34adf52ffd2d
「タルト オ ショコラ」450円。
 「タルト オ ショコラ」は、サクッと歯触りのよいタルト台とチョコレートのガナッシュ、生クリームの組み合わせ。タルト台の厚み、堅さが絶妙です。たっぷりのコーヒーと合わせて食べたい。
 full cf8280a5 2fe4 476c a685 28cd0ffc7e9f
「ダークナイト」450円。
 「ダークナイト」は、濃厚なチョコレートムースの中に軽やかなバニラムースが入っていて、そのバランスの良さに感動。「バットマンの映画からネーミングしました」と言うオリジナルです。
 full aa5f21c1 0c7c 46fd 9247 5abf21ca4ccd
「フランク」480円。
 full f90677a4 fa62 483b 92e0 de9799262a7c
「レクタン ショコラ」450円。
 「フランク」も、末廣さんがひらめきで作った一品。ビスキュイとコーヒーのプラリネを層にしています。
 他にも、チョコレート生地にブランデーとバニラを合わせた「レクタン ショコラ」など、それぞれのケーキ毎にチョコの異なる味わいが楽しめます。
 秋冬になったら、もっと多彩なチョコレートのケーキが登場するのでしょう。チョコ好きにはたまりませんね。
フルーツを使った 見目麗しいケーキいろいろ
 フルーツを使ったケーキも色々。「タルト オ フリュイ」に代表される、季節のフルーツを色々使ったタルトは、果物を立体的に崩れないように盛り込んだ末廣さんの自信作。
 full 2a2135bd 7a6e 47be 92a8 8552287663e3
「タルト オ フリュイ」450円。
 full 82223591 4b2d 420c 8987 8595fab8f4c6
「タルト アナナス」450円。
 パイナップルの「タルト アナナス」や「ブルーベリータルト」など、フレッシュのまま使うものもあれば、ブラックベリーなど、ひと手間かけてコンポートしたものもあるのだそう。
 full 3273d77c 8f79 4d14 a68d 3d793497fc9f
「トロピック バナーヌ」450円。
 「トロピック バナーヌ」は、バナナのムースの中にマンゴーやパイナップル、トロピカルフルーツのジュレが入っています。
 full 634893d6 1cac 4b2e acac 2ba3b8bf5007
「デ キャシス」450円。
 「デ キャシス」は、カシスのムースの酸味とミルキーなバニラの甘味のバランスが抜群。
 full fd71546f 7bf8 45eb aecf 44da664f1ef8
「モンテリマール」450円。
 「モンテリマール」は、ハチミツのムースにドライフルーツを散りばめています。とても軽い口当たり。
 full be8fb673 7a5a 43df 91d7 508ad653fc9c
「ピンク キャデラック」460円。
 ショウケースの中で一際目を引くのが、エルヴィス・プレスリーが母親にプレゼントした車からネーミングした「ピンク キャデラック」。ピンク色の鮮やかなマカロンでサンドしているのは、カスタードとバタークリームを合わせた、まろやかでコクのあるクリーム。色々なベリーを飾ってあり、とってもキュート。
 他にも、マンゴー、パイナップル、パッションフルーツのピュレとホワイトチョコを組み合わせた「エキゾチック」など、その時々の果物を様々に使ったケーキが日替りで登場。クリームや生地との組み合わせで、フルーツが極上のスイーツに仕上がっています。ひとつひとつが、美しいアート作品のよう。
焼き菓子やサブレはギフトにぴったり
 full e8195b9c 95d7 4222 a80e b33a5d39fe70
焼き菓子色々。
 full 9563e6a0 749c 4a9b 8608 544c53f39434
上「マドレーヌ」220円、下「マドレーヌ ジンジャー」250円。
 full 75251551 ce6a 448e a065 5f9bc551a076
左から「カフェ」220円、「マンダリン」250円。
 full c5c58920 c6ca 4cf8 a409 eac5ecd0a6df
左から「ケーク オー フリュイ」「ケーク ショコラ」「キャラメル オレンジ」1本 各1,500円。
 full 2d53515c 7850 43c4 89e0 a6ddd71f41d4
クッキー詰め合わせ。
 生ケーキだけでなく、焼き菓子やサブレも種類豊富。マドレーヌやフィナンシェはもちろん、透明ケースに入ったサブレやカラフルなマカロンはギフトにもぴったり。口溶けのよいバターケーキもあります。
 full 217dd92b d6f2 4507 a944 4e30f4db2f3d
上「ガレット ナンテ」180円、下「サブレ シトロン」180円。
 full 5d82d6d2 71a8 4933 b6cd 25699b8d50e3
「グルノーブル」250円。
 フランス・ナント地方の「ガレット ナンテ」、グルノーブル地方の「グルノーブル」も発見。あれもこれもと色々食べてみたくなる。
 full afcd876f a80b 42ff ba87 145d56a44327
左から「たまたまクロワッサン」230円、「パン オ ショコラ」230円。
 さらに、パティスリーならではのパンもご紹介しておきましょう。「たまたまクロワッサン」は、その名のとおり気まぐれで焼くのだそう。それがまた、サクサクで、とてもおいしい。
 full 25d4bf1f 86f4 4870 b657 2e0dfb00743d
「block」250円。
 同じ生地の「パン オ ショコラ」やチーズを包んだもの、大きく焼き上げた「block」なども、見つけたら全種類買い占めてしまいそう。
 full 79d944a5 71e7 4644 b8ed e8f3f716af6b
左から「ブリオッシュ シュクレ」100円、「ブリオッシュ プティ オランジェ」100円、「ブリオッシュ マカロン」160円。
 リッチなブリオッシュ生地の「ブリオッシュ シュクレ」「ブリオッシュ プティ オランジェ」「ブリオッシュ マカロン」も、おやつにぴったり。
 full a3e7eca1 88a7 46b6 9c17 7bcd256900bf
フルーツのケーキ集合。
 「生ケーキは、2個、3個と食べたくなるような甘味、酸味、食感を工夫しています」と末廣さん。しっかり味わいのあるクリームと生地の組み合わせで、凝った見た目ですが、味わいは軽やかで抜群。つい、もう1個食べてしまう。
 特に、末廣さんが得意とするムースは、甘さ控え目で極上の口溶け。一度食べたらクセになってしまいます。
 full c183881a f051 4f9a 87b6 e2edee6cb6f0
「フロマージュ クリュ」450円。
 「フロマージュ クリュ」や「ガトー フロマージュ」、「プリン」の食感や口溶けにも工夫を重ねたという末廣さん。食べると他との違いは、一目ならぬ一口瞭然。それぞれのファンも多いのだとか。
 「僕の作るお菓子は全て、ベースはフランス菓子だけれど、どれも自分好みに変えています。子供の頃から、大人向きのケーキを食べてほしいと思う。だから、あえてショートケーキは作っていません。きれいで、おいしいケーキをしっかり作り続けます」。
 full 678de2e3 b440 4f3e 8f61 f3810fa0d6cd
「モン サツマ」450円。
 モンブランは秋になったら作ると言う末廣さん。「それまでは、おいしいサツマイモを使ったモン サツマをどうぞ」。そんなこだわりも楽し気。訪れる度、今日はどんなケーキがあるのかが楽しみなパティスリーです。
Viva la Vida
所在地 兵庫県加古川市野口町坂井14-1 アメニティ中田Ⅲ106
電話番号 079-435-3512
https://www.facebook.com/Viva-la-Vida-k-2023019034693066/
 full 5f5a9ef4 4b4a 41ac 9225 7489528d72cd
宗田洋子(そおだ よおこ)
ライター。神戸生まれの神戸育ち。神戸を離れたことがない神戸っ子。ライター歴30年以上で、関西の雑誌の取材だけでなく全国誌でも関西取材を手がけ、老舗から新店まで回ったお店は数知れず。移り変わる街を見続けてきた。食いしん坊で飲んべえ。
文・撮影=そおだよおこ

あわせて読みたい

3592962 1 wide fa86b6a1 8407 42e8 adbb 2f5bde9ba82a tqnxxnyry3hwcnw2hdxxfnumtzzxunmj
手土産にもおすすめの焼き菓子。神戸・六甲エリア④【関西のイケスポ】
@BAILA
9947956 wide af6cfafb d7a7 478f a5a8 c66e74d5f08e
フランス発!タルト作りの基礎から応用まで徹底解説『美しいタルトの教科書』発売
PR TIMES
9839866 wide c8968c94 8450 42f7 9bae 68bf5b5545ca
世界で一番売れたフィナンシェは手土産にも最適!「アンリ・シャルパンティエ」の2019年人気生菓子・焼き菓子ベスト3
Precious.jp
6033897 wide 43c68351 bc72 4850 904b 54ffb3003eda
パリの人気菓子店「アルノー・ラエール」広尾にOPEN
All About
9671512 wide a281519d 485d 4435 bb80 dce79ca5305d
神戸時代から愛してやまないのは 東京・京橋の「イデミ スギノ」のお菓子
CREA
9071647 wide d9576751 3777 49cc bfef 2cc7fa7d1f70
【リーガロイヤルホテル(大阪)】「グルメブティック メリッサ」のハロウィン 販売期間 : 9月1日(日)~10月31日(木)
PR TIMES
919279 1 wide 768efa80 edaa 4ade 858d ec4f736ec70d ofooe12zfvgl732vol7m20llmcuvse76
アンリ・シャルパンティエの旗艦店が銀座に - 限定デザート、カクテルと楽しむスイーツ
FASHION PRESS[アート・カルチャー]
3293339 1 wide 1c8e2062 f65e 4352 9923 41fb7f35c249 5hw6q6d9okg7on4me4y5ooligqbf36z5
まるで宝石みたい。大阪・今里「Kenthouse 本店」でいただく春色スイーツ
ことりっぷ
5076260 1 wide 09c04c7a a90b 4fa8 bfd2 b177d42f8a07
フランス古典菓子に新しい表現と発見をもたらすパティスリー「コティレドン」
ippin
9343028 wide 4559adcb 58c6 4e10 a6ae 8da52bf28e56
【パティスリー・サダハル・アオキ・パリ】2019年新作クリスマスケーキとシュトーレン
PR TIMES
5151275 wide f955bf68 dce5 4f95 986a 6344a4bcd177
一度食べたら忘れられない…。“香りの力”を使った大阪のパティスリー「セイイチロウ ニシゾノ」
ことりっぷ
8167972 wide 68aaaa47 8564 4ec0 b9b3 fbc481bae05e
フードジャーナリストの小松宏子さんがセレクト!「パーティの美味しい手土産に。おしゃれスイーツリスト」
25ansウエディング
6496877 wide 6ea686b5 0bc4 41bf 88c9 fbd4205df43f
六本木に「ル・ショコラ・アラン・デュカス」がOPEN!
All About
9440945 wide 88611635 dfa1 4f23 bad9 0d840f71da2c
スイーツ天国・神戸の個性派洋菓子店 北野の近くで完売になるほど人気!
CREA