
ユニコーン - 速報ライブレポート【 J-WAVE LIVE 】
antenna* × J-WAVE LIVE SUMMER JAM
2018.07.15 23:20
「J-WAVE LIVE SUMMER JAM 2018」、2日目のトリはユニコーン!
色とりどりのペンキをぶちまけたようなデザインの衣装を着たABEDON、奥田民生、手島いさむ、EBI、川西幸一がステージに登場し、まずは挨拶代わりに「Feel So Moon」をぶちかます。さらに立て続けに民生ボーカルのままブギーなロックンロール「スターな男」へ。「横浜ー!」と叫んだ民生の声に、総立ちのアリーナから大きな歓声が起きる。曲のラストではメンバーのソロも披露され、一気に盛り上がりは最高潮へ!
色とりどりのペンキをぶちまけたようなデザインの衣装を着たABEDON、奥田民生、手島いさむ、EBI、川西幸一がステージに登場し、まずは挨拶代わりに「Feel So Moon」をぶちかます。さらに立て続けに民生ボーカルのままブギーなロックンロール「スターな男」へ。「横浜ー!」と叫んだ民生の声に、総立ちのアリーナから大きな歓声が起きる。曲のラストではメンバーのソロも披露され、一気に盛り上がりは最高潮へ!
Photo by Tsukasa Miyoshi (Showcase)
「ユニコーンです!」と民生が自己紹介。「安定の……屋内フェス」(民生)「最高です!」(ABEDON)。なんたって危険じゃない、涼しい、とメンバー全員50代のバンドらしい感想を述べつつ、「今年はJ-WAVEといろいろありまして、癒着が」と民生。今年、J-WAVE開局30周年の節目にコラボした「あの曲」について「アレが出たらライブ終わりだと思ってください」などと言いつつ「裸の太陽」へ。民生とABEDONのコーラスワークが美しく響く。
続いてはEBIと民生でボーカルを取る「ペケペケ」へ。今からちょうど30年前に発表された曲だ。ABEDONが奏でる中東風のフレーズが、ここまでのロックンロールな流れとは少し違った空気を生み出していく。そして再び再始動後の楽曲「デジタルスープ」。川西の力強いドラミングが曲を押し進める、ストレートで骨太なロックナンバーである。
ここでステージのセンターには白いマイクスタンドが置かれ、フライングVを提げたABEDONが立つ。「今日はみなさん〜」と挨拶したところで民生が「ABEDON!」と叫ぶ。「何か言うことねえの?」という質問に「あったっけ?」というABEDON。民生は「言うことアリーナ!」とダジャレをかます。「レキシのせいで時間が押した」とイジりつつ(ちなみにレキシが替え歌を歌った「大迷惑」は今日のセットリストには入っていない!)、ABEDONがシャウトするパンクロックナンバー「Boys & Girls」へ。サビではお客さんが大きく手を振って盛り上がる。
テッシーの鋭いギターリフから突入した「おかしな2人」では、ハンドマイクを握った民生がステージの端まで動きながら熱唱。そのまま「ありがとー!」と民生が叫んで、ついにこの曲「OH! MY RADIO」だ。パワフルなギターとベースのリフ、民生とABEDONのハーモニー、めいっぱいのパワーで鳴らされるスネアとシンバル。今のユニコーンのみなぎるエネルギーを注ぎ込んだような楽曲で本編を締めてみせた。
アンコールではメンバー全員がイベントのオフィシャルTシャツを着て登場。そして川西が8ビートを叩き出し、民生がカウベルを手に取れば……そう、必殺の「WAO!」だ。サビではもちろん一面のハンドウェーブ、そして間奏ではテッシーのギターソロに歓声が上がる。最後はABEDONがメンバーひとりひとり、そしてJ-WAVEに「愛してるぜ!」と叫んでフィナーレ。昨年は「服部」や「大迷惑」をやってファンを喜ばせていたが、今回はまさにユニコーンの現在進行形を感じさせる、イキのいい最高のライブだった!