TECHNOLOGY

最新テックがビューティープロダクトに革命をもたらす

2018.04.23 MON
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最新テックがビューティープロダクトに革命をもたらす

2018.04.23 MON
最新テックがビューティープロダクトに革命をもたらす
最新テックがビューティープロダクトに革命をもたらす

急速なテクノロジーの進化は、ビューティープロダクトの開発競争にも拍車をかけている。2018年に入って、最新の美容製品が多数発表され、大きな注目が集まっているのだ。本記事では、その中でも特筆すべきプロダクトを紹介する。

(読了時間:約3分)

©2018 Stylus

AR技術でカラーリングの提案もカンタン!

ドイツのヘアケア大手、シュワルツコフ・プロフェッショナルが発表したのは、「SalonLab Ecosystem」と名付けられたサロン専用プロダクトだ。近赤外線センサーを用いた手持ち型のデバイスで、毛髪のコンディションや色、潤いを測定できるだけでなく、収集したデータを専用アプリに送信し、測定結果を視覚的にチェックすることもできる。さらには、AR技術を用いたカラー診断の機能も搭載されており、最適な毛色の提案が瞬時に表示されるだけでなく、カラーリングにあったシャンプーまでアドバイスしてくれるという優れものだ。こうしたデバイスの登場は、商品・サービスのパーソナル化といった新たなトレンドを象徴しているといえるだろう。
SalonLab Ecosystem
SalonLab Ecosystem
SalonLab Ecosystem
SalonLab Ecosystem
2017年のCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)で「Innovation Awards」を受賞し、注目を集めた台湾発のテック企業、New Kinpo Groupは、同社の看板プロダクト「HiMirror」の進化版、「HiMirror Mini」を発表した。HiMirrorは、オールラウンダーな肌カウンセラーとも言える存在で、肌のコンディション、天候、大気汚染度といった要素を分析し、健康な肌を維持するためのプロダクトを提案したり、ライフスタイルのアドバイスを行ってくれるというもの。2018年発表の進化版は、従来の壁に取り付けるタイプよりも小さな卓上型で、小型ながらオリジナルに負けない機能を搭載。またデザインの秀逸さではライバル企業を圧倒している。
HiMirror Mini
HiMirror Mini

「小型化」「時短」がウェアラブルのトレンド

科学に基づいたスキンケアを提案するアメリカのブランド、Neutrogenaは、「Skin360」と名付けられた小型で低価格のデバイスをローンチ。スマートフォンに搭載可能なスキンスキャナーとアプリを併用すれば、毛穴の大きさ、シワ、潤いレベルなどを測定できる。30倍まで拡大できる高性能レンズ、12個のLEDライト、モイスチャーセンサーを搭載しており、皮膚科で使用されている医療機器に匹敵するクオリティの画像分析が可能だ。
Skin360
Skin360
コスメティックブランドのロレアルが発表したのは、サンケアに特化したウェアラブルデバイス「UV Sense」。ネイルアートのようなデザインの新機種は、親指の爪に装着しスマートフォンと同期することで、紫外線による肌のダメージを測定できる。UV Senseは、2016年のCESで発表された同社初のサンケア・センサーである「My UV Patch」の後継という位置付け。My UV Patchは、63%のユーザーが「不必要な日焼けを防ぐことができた」という調査結果もある優れものだけに、UV Senseに対する業界内外の期待は高い。
L'Oreal UV Sense
L'Oreal UV Sense
L'Oreal UV Sense App
L'Oreal UV Sense App
スウェーデンのビューティースタートアップ、Foreoが発表したのは、シートマスクと同じ効果をたった90秒で得られるという、フェイスマスク分野に革新をもたらす手持ち型デバイス「UFO」だ。ユーザーは、アンチエイジング、ホワイトニング、ニキビケアなど求めるスキンケア効果に合わせてコースを選ぶことができ、同社のトレードマーク技術である「T-Sonic Pulsations」が、肌に高速の振動を与え、美肌成分を奥深くへと浸透させていくという。
UFO
UFO

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