日本テレビアナウンサーとして活躍し、現在はフリーのアナウンサーとして活動する魚住りえさん。さらに伝える技術が身に付く「スピーチメソッド」講座を展開し、人との距離をぐんと近づける方法も伝授。伝えるプロでもあり、コミュニケーションのプロでもある魚住さんに、人との付き合いがより円滑にいく会話術や話題選び、情報集めのコツをお聞きします。

仕事を円滑に進めたり、プライベートで気持ちよい対人関係を築く時、人に自分の思いを届ける時に大切なのが伝える方法。コミュニケーション技術が向上すれば、もっと上手に物事を進められるのかも。

人に伝える仕事をするフリーアナウンサーの魚住りえさんは、インタビューや講演などでたくさんの人と接してきた会話のプロ。長年のキャリアで培ったコミュニケーションが円滑にいくコツとは？

「私が伝えるお仕事で大切にしているのは、思いやりです。人とコミュニケーションをとるときは、“話す”と“聞く”の両輪で成り立っています。話す場合は、聞く側の立場になって話すことが大事。自分が気持ちよく楽しくしゃべるのではなく、相手にとってどんな声色でどんなテンポで話すのがいいか、を考えます。聞き手の耳心地がよくなり、まるで音楽を聞いているような感覚にさせるのが理想的ですね」

一方で聞き手に回る場合もまた、相手への思いやりを大切にしていると言います。

「人の話を聞くこと自体がその人への尊敬の念であり、気遣いでもあると思うんです。だから話す割合は、相手が７、自分は３くらいにしているんです。コミュニケーション上手になるヒントは、聞き手に回ったときの相手への思いやり。プライベートでもそう。円滑にコミュニケーションを取るために、トーンを変えたり、落ち着いた低い声で返したり。あえて相槌を返さないで質問で返してみたり」

テレビ番組の出演や、講演会への登壇など多忙の中でも、情報の入手には余念のない魚住さん。これも相手への気遣いがあってこそ。

「こういうお仕事をしていると人に会う機会が多いのですが、共演者の方や生徒さんとお話しする時、いきなり本題に入るのではなく雑談することにしています。話題はおもに直近に起きた出来事を。政治や経済のニュースだったり、スポーツや芸能の話だったり。その日の朝に報じられたことを知っておけば、みなさんと心が通い合えるし、ときに笑いを取れることもありますよ」

新聞を読むことも、書店で流行を知ったり、ビジネス書を読んだりするのも大好き。それができない早朝や、移動の合間における情報収集手段は、webやアプリによるものだそう。

「生きた情報、新鮮な情報はスマホを通して、いち早く知れるのが魅力的。その情報はどんどん更新されていって、手のひらの中で常に新しい情報に触れられるのも利点ですね」。

情報収集については、いろいろなツールを活用している魚住さん。スマホやタブレットで読める雑誌読み放題サービス「dマガジン」を使ってもらいました。

新聞や雑誌など紙媒体に親しんだ世代でもある魚住さん、書店に行く時間がなかなかとれないのも悩み。でも、スマホが登場して以来、今すぐ知りたい情報のキャッチ方法はWebやアプリへと移行しつつあるそう。読み放題サービス「ｄマガジン」なら、グルメやファッションといった雑誌の情報も、スマホで読めます。

「その日に起きたニュースはもちろんですが、講演会の生徒さんの層に合わせて雑誌もチェックします。主婦の方が多い場合は、『家庭画報』『オレンジページ』、ビジネスパーソンが主体の時は『週刊東洋経済』『日経ウーマン』といったように。仕事の一貫とはいえ、その分野やジャンルを深く追求するのが楽しくて。「dマガジン」ならスキマ時間にも読めるから便利ですね」

「番組の収録直前まで熱心に調べがちで…（苦笑）。『dマガジン』の検索機能を使えば、普段読まない雑誌の記事も出てきて楽しいですし、同じジャンルの雑誌を横断しながらたくさん読むこともできますね。今以上に情報収集の効率がよくなりますし、知識の幅も広がっていきそうです」

バックナンバーを含めると1500冊以上の雑誌が月額400円（税別）で読み放題の「dマガジン」は、利用者満足度が90％（※2018年2月NTTドコモ調べ）。ドコモユーザーじゃなくても楽しめて初回限定31日間の無料体験も実施中！さっそくいつもの情報収集に加えて役立ててみては？