G-SHOCKに35周年記念モデルが登場! マットブラックが不敵に光るコレクター垂涎プロダクト

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    G-SHOCKに35周年記念モデルが登場! マットブラックが不敵に光るコレクター垂涎プロダクト
    Photo: 小原啓樹

    財布が許すなら本当に全部そろえたい。

    CASIO G-SHOCKの発売35周年を記念するモデル「BIG BANG BLACK」。黒いです。無骨です。かっこいいです。

    全部並べると存在感がすごい。なんだか戦隊ヒーローものっぽい。しかも、特番かなんかで、いろんな戦隊から主役が集まったりするときあるじゃないですか。「今回だけ特別に集まったぜ」っていう、あの感じがしませんか?

    実際「BIG BANG BLACK」にフィーチャーされたこの5モデルは、G-SHOCKの中でも高い人気を誇るものばかりなので、リアルに「主役集合」といえるかも。

    色も凝っていて、粒子を塗料に練り込んで光の乱反射を起こさせることで光沢感を抑え込む技術を採用しているそうです。

    確かに、角度や光の当たり具合によってグレーっぽく見えるマットな質感は、スタンダードなモデルにはないスペシャルさを醸し出しています。

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    Photo: 小原啓樹

    一方、バックは鮮やかなゴールドカラーを採用。NYグラフィティ界の巨人、エリック・ヘイズによる記念ロゴが刻印されています。これは誇らしい。

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    Photo: 小原啓樹

    ベルトを通す「遊環」もゴールドカラー。大きい星3つと小さい星5つで35周年を表しています。

    鈍く光るマットな黒と鮮やかなゴールドの対比が、ビッグバンによって「無」から宇宙が誕生した瞬間を思わせますね。

    G-SHOCKの起源を現代に伝えるモデル

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    Photo: 小原啓樹

    ラインナップにも35年の重みを感じます。まず、なんといってもこれでしょう。GW-5035A-1JR。ベースとなったモデルはGW-5000-1JF。G-SHOCK初代モデルのDNAを受け継ぐ正統派です。

    G-SHOCKは1983年に初代モデルDW-5000C-1Aが誕生したわけですが、そこに至るにはさまざまな困難があったといいます。

    10mの高さから落としても壊れない時計を作る」という目標を掲げ、実際に開発拠点の3Fにあったトイレの窓から落下実験を繰り返したそうです。なぜトイレか?というと、開発に携わったカシオ計算機 時計事業部企画統轄室のアドバイザリー・エンジニア、伊部菊雄さん曰く「当時は薄型・小型がもてはやされていた時代。私たちが作ろうとしていた丈夫な時計は大きくごつくなることが想定され、それは世の中の流れに逆行する商品になることは分かっていたため目立たずに自由落下できる場所を探し、トイレの窓を選びました」とのこと。時代を先取りしたカタチは、生み出されるまではなかなか理解を得られないもの。軋轢を避けて密かに開発を進めるには、この環境が最適だったということですね。

    そしてこの、試作機がトイレから落下する様子を見て「木から落ちるりんご」を連想したデザイナーが「重力(Gravity)」の頭文字をとってG-SHOCKと名づけたのだとか。

    ちなみに、トイレからの落下実験は数百回におよんだものの、上り下りは常に階段だったとか。「落下した試作品を取りにいくときに、今度は大丈夫だろうかというワクワク感を少しでも楽しみたかったことと、壊れた試作品の解決策を階段を上りながら考えたかったため。それ以降、技術センターではエレベーターを使わない習慣になり、足腰が丈夫なのは当時の実験方法のおかげ」と伊部さんは明かしてくださいました。

    会社内で目立たぬよう、こっそりトイレの窓からの落下を繰り返した試作機が、内部モジュールを中空構造にするという画期的なアイディアでG-SHOCKとして結実し、空前のブームを巻き起こした。時計シーンに新たな「宇宙」が生まれた瞬間でした。まさにビッグバン!

    そうして生まれた初代モデルのDNAを受け継ぐGW-5035A-1JR。世界6局(日本2局、中国、アメリカ、ドイツ、イギリス)の標準電波を受信し時刻を修正する「マルチバンド6」機能、ソーラー充電機能、時計好きなら「おっ」と注目する回転式の裏蓋(いわゆるスクリューバック。上のゴールドの裏蓋写真がそれです)など、最新テクノロジーとハイクラスな仕様を併せ持った仕上がりとなっています。

    G-SHOCK随一のタフ野郎「MUDMASTER」もメンバー入り

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    Photo: 小原啓樹

    G-SHOCKにはさまざまな人気シリーズがありますが「MUDMASTER」もその1つ。GG-1035A-1AJRは、GG-1000-1A3JFをベースモデルとする「MUDMASTER」の最新型です。

    その名前から連想できるように防塵・防泥構造となっており、瓦礫や土砂が山積・散乱するような極限の陸上での使用を想定しているとのこと。

    世界中の軍隊や消防などで使われているG-SHOCKは、タフさも使い勝手も「マジ仕様」が求められますが、「MUDMASTER」は、それに高い次元で応えたモデルといえます。

    救難現場などで重要な情報となる方位は、3時側の大型ボタンをワンプッシュするだけで計測可能。温度計測・表示も4時側のボタンを押すだけでOKという抜群の操作性からも現場第一主義を感じます。

    コラボで人気のモデルなども「BIG BANG BLACK」仕様に

    G-SHOCKの歴史を語る上で「コラボ」は欠かせないキーワードの1つ。これまでブランドやアーティストなどと数多くのコラボレーションを果たしてきており、ファンやコレクターの心を躍らせてきました。

    そんなコラボモデルのベースとして人気なのがGA-110シリーズ。変幻自在に姿を変えながらG-SHOCKの魅力をより幅広い層にアピールしてきた人気選手ですから、もちろん「BIG BANG BLACK」にも起用されています。

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    Photo: 小原啓樹

    GA-135A-1AJRは、GA-110-1BJFをベースとするモデル。大型のフェイスでシャープなデザイン。クールな佇まいが人気です。耐衝撃構造、無機ガラス、20気圧防水といったG-SHOCKとしての基本性能に加え、JIS1種の耐磁性能も備えています。コラボモデルのコレクターさん、お買い逃しなく!

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    Photo: 小原啓樹

    また2016年にデビューしたGA-700シリーズも、その人気に応えて「BIG BANG BLACK」モデルが登場。GA-735A-1AJRは、GA-700-1AJFをベースとするモデル。6時側にボタンを配したデザインがタフさを演出しています。もちろん耐衝撃構造、無機ガラス、20気圧防水といったG-SHOCKとしての基本性能はバッチリ備えていますよ。

    G-SHOCKビギナーならこれがおすすめかも

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    Photo: 小原啓樹

    最後に紹介するのはGA-835A-1AJRGA-800-1AJFをベースとするモデルです。

    アナログとデジタルのシンプルなコンビネーションに、やや薄型で小ぶりなフェイスで、着ける人を選ばないデザインに仕上げつつ、6時側のボタンでG-SHOCKらしい無骨さもアピールされています。

    BIG BANG BLACK」の中でもベーシックモデルとして位置づけられており、G-SHOCKビギナーが最初の1本に選ぶならこれかなという感じがします。


    どうですか。こうやって並べると全部そろえたくなりますよね……ってそれは財布と相談ですが、コレクターならずともコンプリート欲をくすぐられます。もちろん、どれか1本を選んでもG-SHOCKクオリティは間違いないので後悔はないでしょう。

    タフ」の代名詞として積み上げてきた35年の集大成「BIG BANG BLACK」。気になる方はお早めに!



    Photo: 小原啓樹
    Source: CASIO G-SHOCK BIG BANG BLACK

    (奥旅男)