2日目のトリはSuchmos!速報レポート( J-WAVE LIVE )
antenna*
2017.07.22 21:20
「J-WAVE LIVE SUMMER JAM 2017」、2日目もあっという間に最後のアーティストに。トリを務めるのは飛ぶ鳥を落とす勢い、「若手注目バンド」という枠を超えて今や新世代のカルチャーアイコンとなったSuchmosだ。登場するやいなや、白いジャージを羽織ったボーカルYONCEが「We are Suchmos!」と叫べば、アリーナからは割れんばかりの歓声が起きる。さすがの期待度の高さだ。「YMM」でいきなり場内をクールなグルーブの渦のど真ん中に叩き込むと、続いては真っ赤なライトに染められたステージから「BURN」を放つ。分厚いベースラインが空気と建物自体を震わせ、この横浜アリーナもろともSuchmosの音楽の一部にしてしまうかのようだ。そして、次の曲のイントロが流れた瞬間が観客がざわつき始めた。Suchmos屈指のアンセム「STAY TUNE」だ! 彼らの存在を世の中に知らしめたこの1曲、改めてその中毒性の高さに驚く。問答無用で人の脳裏に置き土産をしていくようなパワー。しかもこの曲には、彼らの音楽のエッセンスがすべて充分に注ぎ込まれている。
「こんばんは、Suchmosです」と語り始めるYONCE。「俺たちSuchmosというバンドは、ラジオで、耳と耳で出会ったっていう人が多いんじゃないかなと思っていて。その中でもJ-WAVEというラジオ局はパワーを貸してくれた。これからもいい関係を続けていけたらいいなと思います」と真摯に語るその姿が印象的だった。そして人気のミッドチューン「MINT」へ。曲の途中でYONCEが叫ぶ、「今度は俺らだけでここを埋めたいね!」。その飽くなき野心こそがSuchmosの原点なのだ。続いては7月5日にリリースされたばかりのEP『FIRST CHOICE LAST STANCE』から「WIPER」を披露。このEPは、今年自分たちの新レーベル「F.C.L.S.」を立ち上げ、その第一弾としてをリリースされたものだ。ハードなギターサウンドがこれまでの彼らとは違う可能性を感じさせる1曲。どうやら、このバンドはまだまだ止まらないらしい。
その後「GAGA」で本編を終え、一度ステージを下りた6人。アンコールになると、YONCEはイングランド・リバプールFCのサッカージャージに着替えていた。そして語られたのは、「始めたばっかりの頃は、自分たちの音楽を信じてくれる人なんていないんじゃないか、でも俺たち6人がかっこいいと思うものを作り続けようって思ってました」という言葉。しかしラジオを通してファンと出会ったことが、彼らの心境を変えたらしい。「何が言いたいかというと、『出会ってくれてありがとう』」。そんな思いも込めて最後に鳴らされたバラード「OVERSTAND」。YONCEはまるでひとりひとりに語りかけるように、歌を紡いでいた。

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