今も昔も、やっぱり女子の憧れの職業といえば、CA（客室乗務員）さん。海外を飛び回り、語学力もあり、何より笑顔が素敵！一見、華やかな職業に思われがちですが、実際は体力的にとてもハードなお仕事なんだそう。では、どうやって生き生きとした笑顔をキープしているの？外資系航空会社のCAとして18年のキャリアをもつ山藤千鶴さんに、日本と海外を往復する不規則な生活の中でも、健康的なスタイルを保つ秘訣を伺いました。
1日の始まりは自分スタイルの朝食から
「パリから日本へのフライトでは11時間ほど機内で働きます。お客様に食事やドリンクを提供した後、交代で休憩をとり、再び機内サービスを提供、と常に慌ただしい状況です。そして到着後は48時間日本に滞在してからパリ行きの便に搭乗します。滞在中は時差ぼけにならないよう現地時間で過ごすので、気がつけば30時間起きていることもありますね（笑）」
そんな不規則な生活の中、常にベストな状態で仕事をするためには、あることが欠かせないと山藤さんは言います。
「お客様の要望に臨機応変に対応し、笑顔で接するためには、自分自身が元気でなければいけません。そのために、フライト前日はしっかり睡眠をとり、どんなに忙しくても毎日必ず朝食を摂っています」10年以上前から、お手製の小松菜スムージーを中心とした朝食を摂っているという山藤さん。「朝食は、小松菜と豆乳、バナナで作ったスムージーに、ヨーグルトやパン、旬のフルーツをよく食べますね。昼食や夕食は機内食や滞在先での外食が多く、栄養が偏りがちになってしまうので、朝食は栄養バランスを考えて食べるよう心がけています。20代の頃は、やせるために食事を我慢することもありましたが、歳を重ねる中で食事の大切さを身体で実感するようになりました。朝食を摂らないと頭がボーッとしてしまって、笑顔になれませんね」
朝食は必ず摂るという山藤さんですが、忙しく時間のない朝は朝食を作れないことも。
「時間がない朝は、実は、カロリーメイトゼリーを飲むことも多いんです。カロリーメイトのブロックタイプは持ち運びが便利なので、パリに持って行って食べていましたが、ゼリータイプがあることを、昨年偶然知ったんです。ゴルフトーナメントの観戦に行った時、たまたま会場で飲んで、すっかりはまってしまって！栄養バランスがよくておいしいので気に入っています」
山藤さんが忙しい朝に取り入れている「カロリーメイトゼリー」は、１袋に10種類のビタミン、4種類のミネラル、タンパク質、脂質、糖質がバランスよく含まれています。ビタミンは1日に必要な量の約半分*が入っているので、美容と健康が気になる女子にはピッタリ。味は、アップル味、ライム&グレープフルーツ味、フルーティ ミルク味の3種類。
「アップル味は、フレッシュなりんごジュースみたいでおいしい！ さっぱりしているライム&グレープフルーツ味は、ジムの後に飲んでいます。運動後はなるべく身体にいいものを摂取したいので」と山藤さん。
休日もアクティブに過ごす！
山藤さんにとって、栄養バランスのよい朝食のほか、休日の過ごし方も心身のメンテナンスには大切だそう。「休日は趣味のゴルフを楽しんだり、ジムでリフレッシュしたり、入浴でリラックスしたり。ストレスをためないよう、身体を動かして好きなことをしています」
自己管理を怠らず、仕事もプライベートも充実した日々を送る山藤さん。最後に仕事のやりがいを聞くと、「日本人のお客様の中には、外資系の飛行機に乗ることを不安に感じる方もいます。ですから機内で安心して過ごしていただけた時に、仕事を続けていてよかったなと思います。また、フライトはほぼ毎回、初対面のメンバーと仕事をするのですが、到着後はみんなで『最高だったね！』『一緒に働けてよかった！』とお互いの仕事をほめ合って、ビズ（頰と頰を合わせるフランス流の挨拶）をして別れるんです。仕事で大変なことがあっても、また次のフライトを頑張ろうという気持ちになりますね」と素敵な笑顔で話してくれました。
CAという仕事にプライドをもち、アクティブに活躍し続けるために、栄養バランスのとれた朝食を欠かさない。健康的な食事に加え、睡眠、運動など生活の基本を大切にして、オンもオフも元気に楽しむ。最近、自己マネジメントができていないかも…という人こそ、美と健康をキープする山藤さんのライフスタイルを見習ってみては？
プロフィール／
山藤 千鶴（さんとう ちづる）
1995年大学卒業後、一般企業で3年間勤務して99年に外資系航空会社へ転職。現在も客室乗務員として勤務中。趣味はゴルフ、ベストスコアは94。
*「栄養素等表示基準値」をもとにしています。
