“ママ目線”を生かせ!「ママグロースハッカーズ養成講座」

2017.05.29 16:00
J-WAVE(81.3FM)の人気モーニングワイド「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」内で
仕事との向き合い方、家族との関係など、働き方が問われる現代において、新しい働き方を実践する方々のリアルな声を紹介している「iction! QUOTE OF THE DAY」。
毎回、その実体験から<働き方>のヒントとなる‘QUOTE OF THE DAY’を導き出す
5分プログラムです。

5月8日~11日は、育児中、在宅、転勤族でも「プロ」を目指せる
「ママ向けWebグロースハッカーズ養成講座」の取り組みを紹介しました。

Webサイトの効果や収益力を高めるために、データ分析やノウハウをもとにデザインを
改善し、 企業やサービスを成長させる仕掛け「グロースハック」。
在宅での作業も可能なため、ここにママたちの経験、ポテンシャルを生かせないか?と
九州・福岡で始まったのが「Growth Hack for Women プロジェクト」。

このプロジェクトでは、デジタルハリウッドSTUDIO福岡でトータル8ヶ月間に渡る
「ママ向けWebグロースハッカー養成講座」を開催。
初日は、なぜママの経験が「グロースハック」に役立つのか?
デジタルハリウッドSTUDIO福岡の校長、高橋政俊さんに伺いました。
「ママたちは、結婚、出産など、人生の中での様々な「選択」の経験をしています。また、子育てしながら、家事をこなす、マルチタスク能力、さらに女性として長年、メイクやファッションで磨いてきたセンスもグロースハックに役立ちます」

初日のお話から導き出した「QUOTE OF THE DAY」は・・・
『“選択すること”で成長しよう!』
結婚や出産、子育ての中で直面する様々な“選択”。そこで思い悩んだ経験は、自分を成長させてくれる。そしてその後の貴重な経験になる。それをビジネスにも使わない手はないですね。
2日目は、「ママグロースハッカー養成講座」のカリキュラムにスポットを当ててみました。

高橋さんは「講座では、デザインやWebの基礎から、グロースハッカーとしての実践的なノウハウまでを学べるとともに、 修了後は就労支援まで受けられるようになっています。開講は9月。子どもたちの夏休みが終わってからの開講で「子育てスケジュール」に配慮したカリキュラムが組まれています」と仰っていました

8ヶ月トータルで265時間を超える学習を経た「ママグロースハッカー」が生まれているそうです。高橋さんは、「ママグロースハッカー」の視点や経験が、女性向けや子供向け、
ファミリー向け、住宅、車、介護、福祉など多岐にわたる商品やサービスを改善する可能性があると仰っていました。

2日目のお話から導き出した「QUOTE OF THE DAY」は・・・
『“自分だから出来る” を探してみよう!』
お財布の紐をにぎることが多いママたちが、自分たちがまさにターゲットになるWebサイトを改善する・・・そこには他人事ではない“リアルさ”があるような気がします。
3日目は、実際に「ママ向けWebグロースハッカー養成講座」を受講した牧本玲子さんに
お話を伺いました。
牧本さんは、出産・育休後、一度はそれまで働いていた職場に戻ったものの、
子育てとの両立が難しくなり、辞めることに。そんな中、友人から、時間の融通が利く
グロースハックの仕事の存在を聞き興味を持ったとか。いまは家事を優先、空いている時間で仕事をしているそうで、他のママたちにも、自分のキャリアを諦めないで欲しいと
語っていました。「ママ向けWebグロースハッカーズ養成講座」には牧本さんのような子育てとの両立を目指す方をはじめ、旦那さんが転勤族のため、という方もいるそうです。

そんな3日目のお話から導き出した「QUOTE OF THE DAY」は・・・
『あきらめず、出来る範囲でやる!』
子育て中のママでも、子供の年齢によって自由になる時間は増えていく。自分のスキル、キャリアを諦めず、出来る範囲で出来ることをやるスタイル、広がって欲しいですね
4日目は、デジタルハリウッドSTUDIO福岡の校長、高橋政俊さんに、
「ママ向けWebグロースハッカーズ養成講座」の未来について伺いました。

「ママ目線でサイトを改善することで、飛躍的にパフォーマンスが伸びた事例も少しずつ増えています。考え方に賛同して頂いた企業も福岡だけでなく、全国に広がっています。
1期生に続き、2期生もこの5月で卒業。今後は、ママグロースハッカーズが自走できるよう法人化を視野にいれています」

育児や家事を女性に頼りがちな社会で女性が働くためには男性、家族の理解が必須だとも語っていました。

そんな4日目のお話から導き出した「QUOTE OF THE DAY」は・・・
『少しの理解があれば、可能性は広がっていく!』
インターネットが身近になって、私たちの働き方は変革の中にあります。
今までとは違う「理解」と「協力」で、可能性が広がる社会、目指したいですね